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自分を見失う危うさ 不安な夜(夜は休憩する。明日への活力を得る時間なのだ!)   

2012年 03月 26日
自分を見失う危うさ 不安な夜【夜回り先生のエッセー】
2012年3月26日(全文)

 子どもたち、この連載も、ついに200回を超えました。何かあっという間に過ぎていった月日です。
 私には、この連載について、一つだけ、胸を張ることのできることがあります。それは、一度も、原稿を夜書いたことがないということです。
 私は、よほどのことがない限り、夜文章を書くことはしません。


子どもたち、君たちの多くの人は、なぜと疑問に思うでしょう。

その理由をきちんと説明しましょう。

 子どもたち、私たち人間は、
今から約500万年前に、猿から分かれた動物です。
そして、私たち人間は、昼行性の動物です。
昼の太陽の下で、愛し合い、語り合い、働くように作られた動物です。


 夜行性の動物、たとえばキツネは、夜が楽しい。
月明かりの下で踊りを踊ります。
寝ている動物を食べる、彼らにとって一日で一番楽しい時だからです。

 でも、昼行性の動物である人間にとって、
夜は寝る時間、言い換えれば、最も無防備になる時間、
極端に言えば、いったん死ぬ時間です。
だから、私たち人間は、夜を恐れます。暗闇を怖がります。
そして、不安定になり、不安にさいなまれます。
そんな不安なときに、文章を書いても、きちんとした客観的なものは書くことができません。


 ご両親に聞いてご覧なさい。
若いころ、夜書いたラブレターを、朝になって読んで顔を真っ赤にして、恥ずかしくなったことがあるかどうか。まず、あるはずです。
 子どもたち、君たちは、夜、ゲームやインターネットをしていませんか。
こころが不安定になっている夜、仮想現実の世界に入ることは危険です。
自分を見失い、それに染められてしまいます。
 子どもたち、君たちは、夜、携帯電話やメール、ネットで、だれかと話していませんか。
これは、危険です。
こころの不安定さの中で、しなくていいけんかをしてしまったり、
相手を傷つけたり、相手に傷つけられてしまいます。
きっと、君たちには、思い当たることがあるはずです。

 子どもたち、私たち人間は、
昼の太陽の下で、胸を張って生きるように作られた動物なのです。


 子どもたち、もうひとつ君たちに聞きたいことがあります。
もし、君たちのお父さんやお母さんが、毎日夕方からパチンコに行っていたら、どうなりますか。まず家庭はめちゃくちゃになるでしょう。
 これと同じように、君たちが毎日、家で、ゲームやメール、インターネットをしていたら、どうなりますか。
君たちの成績は、どんどん下がり、君たちの明日が失われていきます。
君たちは、わかっているはずです。
 子どもたち、お願いがあります。
夜9時から朝まで、携帯電話やゲーム機、インターネットを使うことを止めましょう

【平蔵の独り言】やはり、人間は昼活動するようにできているのだ!
最近、朝 気合いをいれてから活動しているが、
正直(“さあ!”と気合いをいれないと)出来なくなっているのだが
これでいいのだ。

やはり、夜というのは人間によって休憩する時間
だいたい、余計なことを特に〔ネガティブ・シンキング〕の時間になる。
昼、精一杯疲れて、夜になったら ”寝ろ”!

【夜回り先生のエッセー】自分を見失う危うさ 不安な夜

大人でも思わず納得だ!
今の世の閉塞感は、大人もこの状態に落ちっているからか・・・・・

by asanogawa-garou | 2012-03-26 17:59 | 今 今日この頃 | Comments(0)