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『秋バテ』 寒暖差によって自律神経が変調を起こし、様々な症状を起こすこと。   

2015年 10月 10日
『秋バテ』 寒暖差によって自律神経が変調を起こし、様々な症状を起こすこと。
秋バテって何?夏バテとどう違う?症状チェック&対策
夏バテが終わったと思っていたら、なかなか体調がよくならない……。
もしかしたら、それは「秋バテ」かもしれません。


〔「秋バテ」とは〕
「秋バテ」はこの寒暖差によって自律神経が変調を起こし、様々な症状を起こすことを言います。
〔「夏バテ」とどう違うの?〕夏バテは“暑さ”でバテて、秋バテは“温度差”でバテる

〔秋バテの症状チェック〕秋バテを調べるための症状をセルフチェック式でリストアップ
〔秋バテ対策〕食事・入浴・運動・十分な睡眠・周りの環境
〔夏バテにならなかった人ほど「秋バテ」に要注意!〕
〔「秋バテ」を防ぎ、軽くする3つのコツ〕
〔天候の変化によるストレスは意外に大きい!〕


今回は秋バテの原因と対策を解説いたします。
この記事の担当ガイド 清益 功浩
〔「秋バテ」とは〕
『秋バテ』 寒暖差によって自律神経が変調を起こし、様々な症状を起こすこと。_c0219232_16395261.jpg

①秋は気候がよくて、良い季節ですが、ちょっとしたことに注意しましょう
秋は日々の気温が安定せず、1日の中でも朝夕で大きく差が出てしまう時期です。
「秋バテ」はこの寒暖差によって自律神経が変調を起こし、様々な症状を起こすことを言います。

また、秋雨前線が停滞したり、多くの台風が通過するなどで気圧が変動しやすいため、それによっても自律神経のバランスが崩れてしまうことがあります。

〔「夏バテ」とどう違うの?〕
夏バテは“暑さ”でバテて、秋バテは“温度差”でバテる
夏に暑い日が続き体調を崩す「夏バテ」も、自律神経のバランスが崩れることでは起こります。
しかし、「秋バテ」とは原因が異なります。

夏バテの場合も秋バテ同様に室内と屋外の温度差で起こりますが、
主には熱帯夜による睡眠不足や、
高温多湿による体温調節機能の低下などによって、夏バテを起こします。

一方、秋バテの場合は毎日または1日の寒暖差が大きいこと、
気圧が変動すること、夏の意識のまま冷たい物を食べすぎること、
夏の間に冷房などによって体が冷えた日が多かったなどが挙げられます。

つまり、夏バテは“暑さ”でバテて、秋バテは“温度差”でバテるわけです。

次のページで秋バテの症状と対策を説明します。

〔秋バテの症状チェック〕
秋バテを調べるための症状をセルフチェック式でリストアップ
『秋バテ』 寒暖差によって自律神経が変調を起こし、様々な症状を起こすこと。_c0219232_16461078.jpg

②めまいや頭が痛い、だるいなどの症状はありませんか?
秋バテを調べるための症状をセルフチェック式でリストアップしました。

□食欲がない
□胃がもたれた感じがする
□疲れやすい
□体がだるい
□立ちくらみがある
□めまいがある
□頭がボーっとする、頭が重たい、頭が痛い
□なかなか寝られない
□朝が起きられない
□肩こりがひどい

以上の症状が1~2週間以上続く時に、
•2個以上あれば、秋バテかも
•3個以上で秋バテ
•5個以上あれば、秋バテですので早めに対策を
皆様はいかがでしたでしょうか。それでは、秋バテ対策を以下でご紹介しましょう。
〔秋バテ対策〕食事・入浴・運動・十分な睡眠・周りの環境
■食事
1日3食、バランスの良い食事を規則正しく摂ることです。
できるだけ冷たい物を避け、温かい物を食べたり飲んだりします。
食事中はゆっくりよく噛みます。
つまり、胃腸の状態を整えることが大切です。

■入浴
身体が冷えることで秋バテになりますし、
眠りをよくするためにも37~39℃程度のお湯で身体を温めることです。
半身浴でもいいのですが、腹部をきちんと温めるようにしましょう。

■運動
適度の運動することで、発汗機能を高めることができます。
また、身体の血行を良くすることで、
肩こりの原因になる乳酸などの疲労物質を代謝させることができます。
ウォーキングなどで少し汗をかく程度で、無理のない範囲で十分です。
できれば、自分の好きな運動だと長続きします。

■十分な睡眠
秋バテの症状に、寝むれない、起きられないという症状があります。
これにより睡眠不足で自律神経のバランスがより崩れてしまい、
症状が悪化していくことになります。
適度な運動や睡眠前の入浴で、眠気を感じた時に寝ましょう。

■周りの環境
先に言ったように、秋は周りの環境が暑くなったり、寒くなったりします。
徐々に変化していく場合、身体はそれに合わせていくのですが、
急な変化に対してはなかなか順応しなくなります。
そこで無理をせず、衣服などで調節することが大切です。
さらに、普段からの生活の乱れが自律神経のバランスを崩しやすくなります。
自律神経のバランスが崩れることで、免疫も低下し、感染症にかかりやすくなります。
冷房は熱中症を防ぐ意味では大切ですが、その使用については、
温度設定などを適切に設定した方がいいでしょう。

〔夏バテにならなかった人ほど「秋バテ」に要注意!〕
初秋に感じるだるさや疲れは、「秋バテ」のせいかも!?
長引く暑さによる疲れを引きずったまま、秋に突入して弱った体をどう回復させる?
夏バテしなかった人ほど、秋バテには要注意です!
この記事の担当ガイド 大美賀 直子

夏バテにならなかった人ほど「秋バテ」に要注意!
『秋バテ』 寒暖差によって自律神経が変調を起こし、様々な症状を起こすこと。_c0219232_16493640.jpg

③「夏バテしなかった」と安心するのはまだ早い!
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、
天候がガラリと変わりやすい9月中旬には、体調を崩しやすくなります。

それが、夏バテならぬ「秋バテ」。
勢いで夏を乗り越えられても、急に涼しくなる初秋に入り、
疲れや不調が現れてしまうのが秋バテです。

秋バテを引き起こす要因には、次のようなものがあります。
(1) 長引く猛暑の影響で、疲れを抱れたまま秋に突入
近年では、9月に入っても、夏のような猛暑が続くことが珍しくありません。
長引く暑さそのものが体への負担となりますし、
暑さで良質の睡眠がとれず、疲れが解消されにくい日々が続きます。
(2)夏の生活習慣が抜けきらず、体の負担は増える
暑さにより、夏の解放感が9月に入っても続くため、
連日の夜遊び、暴飲暴食、アクティブなレジャーなどで、体に負担を掛け過ぎてしまいます。
冷えたジョッキでぐいぐいビールを飲み干し、焼酎に氷をガンガン入れる。
薄着のまま夜の街をそぞろ歩きして、朝帰り。Tシャツのままで、お腹を出して寝る、といった生活習慣が続くと、胃腸の疲れや冷えなどによって、体はダメージを受けます。
(3) 朝晩の気温の劇的な変化
9月に入ると、日中はTシャツで過ごせても、夜は長袖が必要になるくらい冷える日があります。
また、真夏日に近い日があれば、晩秋に近い陽気もあるなど、気温も一定しません。
こうした急激な寒暖差に体が対応しきれず、体調を崩しやすくなってしまいます。
(4) 気圧の変動による影響
9月は天候の変化がめまぐるしいのが特徴です。
長雨や台風が多く、気圧の変動がめまぐるしいせいか、
頭痛やめまい、だるさ、肩こりなどの体調不良を感じる人もいます。

〔「秋バテ」を防ぎ、軽くする3つのコツ〕
初秋に感じるだるさや疲れは、「秋バテ」のせいかも!?
長引く暑さによる疲れを引きずったまま、秋に突入して弱った体をどう回復させる?
夏バテしなかった人ほど、秋バテには要注意です!
この記事の担当ガイド 大美賀 直子
「秋バテ」を防ぎ、軽くする3つのコツ
『秋バテ』 寒暖差によって自律神経が変調を起こし、様々な症状を起こすこと。_c0219232_1654760.jpg

④秋バテ対策の基本は、体を守り、休ませること!
「秋バテ」を防ぎ、軽くするには、体を守る、無理をしない、ゆっくり休むといった生活習慣を守ることが大切。
9月に入ったら、まだ秋バテしていない人も、
既になってしまった人も、次のような生活習慣を心がけましょう。

(1) 体を温めるスープ系を、お酒は常温で


体を守るには、体を冷やさず、温めることが肝心。夏の暴飲暴食で弱った胃腸を整えるためにも、スープ系の食事を多く取り入れてみましょう。圧力鍋に根菜類を入れて、やわらかく煮込んだスープ、疲労を回復させるビタミンB1たっぷりの豚汁を作って、疲れた体を労わるといいでしょう。

お酒は、キンキンに冷えたビールや氷たっぷりのロングカクテルより、常温に置いた日本酒やワインをちびちびと。焼酎には氷を入れず、お湯割りで。ただし、体がバテているときには、グラス1杯程度で無理せずに。

(2) 衣服や入浴で体そのものを温める

9月はまだまだ暑いからと言って、薄着でいてはダメ。日中は暑くても、明け方と夜の気温はガクンと下がります。着脱しやすいカーディガンを羽織り、就寝時にも、パジャマの下には薄手の腹巻きをしておきましょう。

ショートパンツに素足にサンダルなどは、9月に入ったら控えるべし! 長ズボンにソックスなど、“守る衣服”に切り替えましょう。

また、夏の続きでシャワーのみで過ごしている人は、できるだけ湯船に浸かりましょう。
また、近くの日帰り温泉や岩盤浴で、体をじっくり温める時間をつくってもいいですね。

(3) アクティブな予定を入れず、しっかり休む

季節の変わり目でもある初秋は、そもそも体の調整期。
天候も変化しやすいことですし、アクティブな予定を入れないようにしましょう。

週末は疲れが出やすいため、横になる時間を増やすことです。
家事も頑張らず、ひたすらだら~んと過ごしましょう。
「だらしない」と思われるくらい怠惰な方が、骨休めにはちょうどいいのです。

ただし、生活リズムを守れるよう、
いつもの通りの起床・就寝・食事の時刻を守り、
起床後は服を着替えて最低限の身づくろいをする、
1日1回は買い物などを兼ねて外出するようにするといいでしょう。

〔天候の変化によるストレスは意外に大きい!〕
『秋バテ』 寒暖差によって自律神経が変調を起こし、様々な症状を起こすこと。_c0219232_16565654.jpg

⑤初秋は体のメンテを第一に
秋バテ対策は、体を守り、休ませて、自然な回復を待つのがポイントです。

特に、季節の変わり目に特有の劇的な天候の変化は、
心身にとってはかなり大きなストレスになります。

日頃ストレスを抱えている人は、この時期に負担を倍増させないよう、
無理のない生活を心がけてみてください。

【平蔵の独り言】
秋は日々の気温が安定せず、1日の中でも朝夕で大きく差が出てしまう時期です。
「秋バテ」はこの寒暖差によって自律神経が変調を起こし、様々な症状を起こすことを言います。

また、秋雨前線が停滞したり、多くの台風が通過するなどで気圧が変動しやすいため、それによっても自律神経のバランスが崩れてしまうことがあります。

【独り言】
5月下旬の早い真夏日から9月下旬になって
やっと秋の気配がと思っていたら

□立ちくらみがある
□めまいがある
□頭がボーっとする、頭が重たい、頭が痛い

去年も頭痛、立ちくらみ

「秋バテ」があることを知った。

採血・血液検査があり、「特に貧血はないよ!」
先生「秋バテ  って知っていますか?」

「秋バテ」そんなのあるの!

夏、冬の季節に加え、秋の寒暖差による「秋バテ」も・・・・・・・・
春らしさ、秋らしさもなくなって 日本の四季が二季になっているのか!

by asanogawa-garou | 2015-10-10 16:58 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)