〔五木寛之〕嫌老社会:「流されゆく日々、嫌老社会の理想と現実」・【〔ご機嫌なシニア世代を目指せ!〕】 |
2016年 02月 27日 |
①〔団塊スタイル(五木寛之)83歳〕・嫌老社会を超えて
「流されゆく日々、嫌老社会の理想と現実」
【〔ご機嫌なシニア世代を目指せ!〕】
団塊の世代とその一つ上の世代の機嫌が悪いように感じる。
【〔五木寛之〕嫌老社会:「流されゆく日々、嫌老社会の理想と現実」】
だから、年寄りは嫌なんだよな!
いやになっているのは こちらもだ!
「嫌老感」は、まず自分に向けて芽生えるのである。
〔嫌老社会の時代〕
話の話題は80歳が起こすニュース、年金
②
〔2015年敬老の日〕80歳以上人口が初めて1000万人を超える
高齢者人口3384万人で過去最多、総人口比は26.7%に
(総人口に占める割合が1/4を超えたのは前年の2014年に続き2年目)
高齢者の就業者数は、11年連続で増加し、681万人と過去最多
就業者総数に占める高齢者の割合は、10.7%と過去最高
(日本の高齢者の就業率は、主要国で最高)
【シルバーウィーク・敬老の日】(80歳以上の高齢者の数が一千万人をこえたという。「人生百年」)〔五木寛之〕
生き抜くヒント( 五木寛之) 週刊新潮2015/10/08 号
③
【平蔵の独り言】
気が付いたら“嫌老感”の真っ只中を突き進んでいる。
何か団塊の世代はベビーブーム、高度成長、バブル崩壊、高齢化社会、
自身の意思と関係なく、あえて言えば“神”のみぞ知る。
流れの中に身を置いている。
”いやになっているのは こちらもだ!”
40引いても、50引いても まだ 20(才)も残る。
気が付けば、えっ! そんなに歩いて来たんだ。
身体を動かなくなるし、”よいしょ”と気合いを入れないと一日が始まらない。
「どう解決していけばいいのか?また高齢者たちは今後、社会においてどういう役割を担っていけばいいのか?」
と言っているが、先輩達の元気な生き方を見ながら、今日を歩いている。
小泉今日子(50歳)の特集を見ていたら、
「今日1日が人生“しなきゃと思ったことを明日に持っていけない”小泉今日子50歳」
【〔ご機嫌なシニア世代を目指せ!〕】
団塊の世代とその一つ上の世代の機嫌が悪いように感じる。
〔ご機嫌なシニア世代を目指せ〕逆張りの思考(成毛眞)週刊新潮2016/02/04号
私の上の世代、つまり団塊の世代とその一つ上の世代の機嫌が悪いように感じる。
不機嫌なシニアが量産されてしまっている理由はシニア世代のロールモデルがいなかったことだ。
団塊の世代には先輩が少なかった。
無論、戦争のせいである。
だから、どうしたらいい年の取り方ができるかが分からないまま年を取ってしまった。
日曜朝の放言番組などには不機嫌なシニアが見受けられる一方で、いくらか若いご機嫌なシニアたちもいる。
タモリ70歳、高田純次69歳、稲川淳二68歳、笑福亭鶴瓶64歳、なぎら健壱63歳、所ジョージ61歳。
老人と呼ぶにはまだまだ若い方々もいるが、しかし、今の30代、40代にしてみれば「ああいうシニアにならたい」という憧れの対象であるに違いない。
もちろん、彼らのように肩の力を抜いて、いい加減に生きているように見せるのにも苦労があるはずだが、それでも、自然と不機嫌になるよりは努力をしてご機嫌でいた方がいい。
無論、私の目標は彼らである。
さらに付け加えるならば、不機嫌な人たちが多い団塊以上の方々も今からでも遅くないのでご機嫌方面へと路線変更をした方がいいと思う。
不機嫌な人たちが多い世代だからこそ、ご機嫌な人は目立ち、
それは間違いなく若者から歓迎され、これからの人生が楽しくなる。
それに何より、駅や電車の中で私が心穏やかに過ごせるようになる。
【平蔵の独り言】
老人、高齢者、“「年寄り扱いするな」”に全面対決している自身が気が付けばいる。
〔老〕を生きてきた経験と感じて“嫌われてもいい”と話している自身もいる。
(嫌われれば、逃げていくだろうと自覚している)
元気に活躍している先輩(80歳に近い人から最高100歳(2.26事件を知っている))の話は楽しい。
by asanogawa-garou | 2016-02-27 15:39 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)