『70からはやけっぱち』年をとることをネガティブに考えても仕方ないし、毎日を楽しく暮らしていければ、それが一番じゃないでしょうか【野際陽子】   

2017年 07月 04日
『70からはやけっぱち』年をとることをネガティブに考えても仕方ないし、毎日を楽しく暮らしていければ、それが一番じゃないでしょうか【野際陽子】


大切にしているのは楽しむ心を忘れないこと。


■ユーモアたっぷりに日々の暮らしを綴る
〔このまま老人へ一直線でいいのか!? ……〕
〔「庭で虫を見つけた」〕
〔シェルティー〕

■意地悪な役がストレス解消に


〔来年で80歳を迎える野際陽子さん「これから挑戦したいこと」〕

・年をとることをネガティブに考えても仕方ないし、
毎日を楽しく暮らしていければ、それが一番じゃないでしょうか

週刊女性5月12・19日号

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■ユーモアたっぷりに日々の暮らしを綴る
 大ヒットドラマには常にこの人あり。
そう言いたくなるほど存在感のある役柄を数多く演じてきた女優の野際陽子さんが、実に19年ぶりとなるエッセー『70からはやけっぱち』を出版した。

 5年ほど前から始めたという水彩画とともに綴られる人気女優の日々の暮らし。
体重が増えたことを嘆いたり、庭で見つけた怪しげな虫を飼ってみたり、
飼い犬たちの世話に奮闘したりといった毎日が、
茶目っ気たっぷりに語られている。

「私は“面白おかしくて、クスクス笑えるものを書きたい”という気持ちが
あるんです。小さいころからユーモア小説を読むのが好きでしてね。
10代のころにユーモア小説を書いて、
少女雑誌の公募に挿絵付きで送ったことがあるくらい」

 エッセーは冒頭から、大物女優らしからぬざっくばらんな語り口で始まる。

〔このまま老人へ一直線でいいのか!? ……〕
70歳になる少し前から、老化対策にとストレッチや筋トレを始めたものの、
気づいたら10か月もサボっていた。
お腹も二の腕もぷよぷよ、身体もカチカチだ。


このまま老人へ一直線でいいのか!? ……
といった自分へのツッコミやぼやきが続き、読み手はついつい笑ってしまう。
まさに野際さんの狙いどおりだ。

「私もね、いろいろと運動の機械は買ってみたんですよ。
金魚運動マシンとか何とかステッパーとか。
でも機械は場所も取るし、すぐに飽きてやらなくなってしまうの。
それで、ストレッチならヨガマット一枚でできるからいいかと思いましてね。

今は何とか、週に2〜3回のペースで続けています。
運動不足を解消するために、家の中をぐるぐる走り回ったこともありますが、
ラグカーペットに足を引っかけて親指を骨折しちゃったので、
もうやめました(笑い)」

〔「庭で虫を見つけた」〕
 そして、「庭で虫を見つけた」という普通なら何の変哲もないはずのエピソードも、野際さんの手にかかると、なぜかおかしな方向へ……。

「ある日、黄金虫というのを庭で見つけたので、
空き瓶に入れて飼ってみたんです。一昨年は2匹、昨年は4匹つかまえて。
それが観察していると、とってもおかしいの。
4匹が数珠つなぎになってみたり、
2匹ずつのカップルに分かれてくっついてみたり。
きゅうりやにんじんをあげると、すごい勢いで食べるのよ。

今はアゲハ蝶の幼虫を飼っているんですが、この青虫もまたカワイイの。
葉っぱをむしゃむしゃって食べる姿が、ものすごく愛らしくて」

“大物女優と幼虫”という、
あまりにギャップのある組み合わせにまたもやクスクス笑いつつ、
野際さんが小さな命に向けるやさしいまなざしに心がじんわり温かくなる。

〔シェルティー〕
飼い犬たちとのエピソードも愛情あふれるものばかりだ。
「以前は6匹でしたが、4年前に1匹亡くなって、
今は5匹のシェルティーと暮らしています。
17年ほど前に最初の子を飼い始めて、
そのうち子どもが生まれたり、お嫁さんをもらったりするうちに、
どんどん増えて。
犬たちは私にとって、子どもや孫みたいな存在。
この子たちは話がわかるんです。
人の目を見て話を聞くし、私が“今日はお月さま出てるかな?”と聞くと、ピューッと庭に走っていって、空を見て“ワンワン!”って答えてくれるの」

■意地悪な役がストレス解消に
 それにしても、ドラマの撮影が入った時のハードスケジュールには改めてびっくり。
朝7時から24時までの撮影が何日も続くことが珍しくない。

それでも野際さんは、「仕事は楽しいので、どんなに忙しくても嫌だと思ったことはありませんね」と話す。

「私は若いころから、悲劇のヒロインとか絵に描いたようないい人というのは、あまり演じたことがなくて。
たいていの役は少し意地悪だったり、うんと意地悪だったり(笑い)。
普段の自分なら絶対に言わないようなことを平気で言ってしまう役が多いものですから、ストレス解消になるんです。

それに、どんな役でも一生懸命演じていれば、誰かが見ていてくださるもの。
あるドラマで母親役を演じた時、
家でイチャイチャしている娘と彼氏に“ご飯ですよ”と声をかけるシーンがあったので、自分なりに表情や口調を工夫して、ちょっと笑えるように演じてみたんです。

そのたった1シーンを、ある演出家の方がご覧になって“面白い女優がいるな”と思ってくださったらしく、別のドラマに起用してくださったこともありました。

私たち女優はオファーをいただかなくてはできない仕事ですから、ここまで続けてこられたのは、とても幸運なことだと思っています」

〔来年で80歳を迎える野際さん。これから挑戦してみたいことは?〕

「うーん、ゴルフは興味がないし、動物は好きだけど乗馬は落っこちたら大変だし、スカイダイビングは途中で死んじゃいそうだし(笑い)。

いろいろ考えてみると、そんなにやりたいことってないのね。
だから今までどおり、1日1日を大切に過ごしていきたい。

年をとることをネガティブに考えても仕方ないし、毎日を楽しく暮らしていければ、それが一番じゃないでしょうか」

(取材・文/塚田有香 撮影/近藤陽介)
※取材後記
 ドラマでは気が強い女性を演じることが多い野際さんだが、
ご本人はとても人見知りなのだそう。
「仕事場でも最初は共演者やスタッフの方たちと何を話していいかわからないし、そもそも人の名前が覚えられない(笑い)。
ですから、誰かが話しかけてくださるのを、じっと待っているんです」

 それにしても、素顔の野際さんは本当に気さくな方。
「理想の体重は51.5kgだけど、一時は56kg近くになっちゃって」などと包み隠さず何でも話してくださる姿に、ますます好感度アップ!

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〈著者プロフィール〉
のぎわ・ようこ 1936年、富山県生まれ。
'58年、NHKにアナウンサーとして入局。
'62年にフリーとなり、翌年に女優デビュー。
『キイハンター』『ずっとあなたが好きだった』『TRICK』『DOCTORS』『花嫁のれん』などテレビドラマを中心に活躍中。


偉人 野際陽子 名言集|心の常備薬 公開日: 2017/06/18 :
No.014人間は股関節から老けていきますよって(ある先生に)言われた。


【野際陽子】極秘肺がん闘病の野際陽子 羽田美智子には相談していた
2016.04.28 07:00
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《声、まったく出てなかった》
《何があったんだろう…。大丈夫かな》。
昨年1月4日、ネット上にこんな声が溢れた。
同日放送されたテレビドラマ『ドクターズ』(テレビ朝日系)のスペシャル版に出演した野際陽子(80才)への反応だった。

 病院長を演じた野際のセリフは声がかすれていて聞き取りづらく、
呼吸もどこか苦しそう。
一部はアテレコしたシーンもあったという。
テレ朝のスタッフが明かす。

「直後に放送が始まった同作のパート3では、野際さんの役は急遽、“海外出張中”となって1~3話の出演がありませんでした。
当時から“体調不良説”が囁かれていたんですが、今になってやっと明確な理由がわかりました。まさか、こんなことになっていたなんて…」

『週刊ポスト』(4月25日発売号)が野際の極秘肺がん闘病を報じた。
記事によると、野際は2年ほど前に肺がんに罹患。

当時は昼ドラの撮影中で、彼女は額に脂汗を流しながら収録に臨んでいたそうだ。
早期発見のため大事には至らなかったが、昨年4月ごろに肺がんが再発し、
極秘裏に腫瘍の摘出手術を受けていたという。
野際の知人が当時の様子を振り返る。

「手術の影響で肺が縮小して呼吸がスムーズにいかず、
退院後も酸素吸入器を利用していたほどです。
“ハア、ハア”と息を切らしながらしゃべる姿がとても痛々しかった。
でも、スタッフも含め、ほとんど誰にも明かしていませんでした。
後輩女優で仲のいい羽田美智子さんには少し相談していたそうです」

 昨年夏から始めた抗がん剤治療の効果で一時期のような息苦しさは収まり、
酸素吸入器は不要に。
現在も都内の病院に定期的に通い、治療と経過観察の検査をしながら仕事を続けているという。

※女性セブン2016年5月12・19日号

野際陽子が隠し続けた「肺がん2年壮絶闘病」
2016.04.24 16:00
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 今年1月に傘寿を迎えた女優・野際陽子(80)は、いまだ衰えを感じさせない。
4月6日にスタートした人気ドラマ『警視庁捜査一課9係season11』(テレビ朝日系)に準レギュラーとして出演。
さらに同15日から始まったNHKの連続ドラマ『コントレール~罪と恋~』にも、主人公(石田ゆり子)の姑役として出演している。

 女優として、いくつになっても第一線に立ち続ける姿からは想像もできないが、野際は現在、大きな病と戦っている。
野際と親しいテレビ局関係者が明かす。

「野際さんは2年ほど前に肺がんを患いました。
当時、彼女は昼ドラの撮影に追われていたのですが、
いつも脂汗を流すほど過酷な撮影だったそうです。

 早期発見ということもあり、治療は成功しましたが、
昨年の4月頃に再発し、腫瘍の摘出手術を受けました。
術後、体中に管を通され、健康な人に比べると肺がかなり小さくなってしまったため、“はぁ、はぁ”と息苦しそうに喋る姿は非常に痛々しかった。
退院時には酸素吸入器を携行していたほどで、関係者の頭には“引退”の2文字が過ぎったそうです」

 その後、息苦しさは徐々に収まり、吸入器を携行する姿も見られなくなったが、憔悴した様子は隠せなかったという。
だが、昨年夏、抗がん剤治療に移ると野際は明るい表情を取り戻した。
前出の関係者の話だ。

「“自分に合った抗がん剤が見つかったの”と喜んでいたのがその頃です。
薬物療法は体力を消耗しますが、大きな効果もあり、
本人の気持ちが前向きになったようです」

 経過は良好で、病気を知る関係者の目から見ても、
今の野際はまるで“完治”したかのように映るという。
とはいえ、野際は現在も都内の大学病院に定期的に通い、「治療と経過観察の検査を受けている」(同前)という。

 NHKの人気女子アナだった野際が、フリーに転身したのが1962年。
翌年に女優デビューすると、知的な雰囲気と抜群のスタイルで、たちまち世の男性を魅了した。
視聴率30%を記録した大ヒットドラマ『キイハンター』に出演し、1973年に共演した俳優・千葉真一と結婚。一女をもうけたが、1994年に離婚した。
以来、浮名を流すことなく、独身を貫いている。
野際家と近しい芸能関係者が言う。

「現在、基本的には野際さん1人で自活しているようです。
本当は手術や抗がん剤治療で精神的にも肉体的にも辛かったはずです。
でも彼女は弱音を吐くことは一切なかった。
細身で楚々とした外見とは裏腹に精神力はとても強い女性なんです。

 がん発症後も仕事は休んでいませんし、仕事の関係者には内緒にしていたので、ドラマ共演者で彼女の病気のことを知っている人はほとんどいません」

 壮絶な闘病生活をおくびにも出さない野際のプロ意識はさすがだが、
ファンとしては体調が気がかりだ。
野際の所属事務所に現在の様子を訊ねた。

「野際本人は様々な事情があり自身の健康問題を始め、
個人的な事柄につきましては、何事も公にすることは避けたいとの意向です。
本人は現在大変元気に日々過ごしております」

 がんを“克服”し、80歳になった今も第一線で活躍する野際の姿は、
多くの人に希望と勇気を与えるに違いない。

※週刊ポスト2016年5月6・13日号

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野際陽子 恋愛は?と聞かれ「今は人間より虫。青虫かわいい」
2015.05.26 07:00


 80才を前にして、今は健康で、若さと美貌に加えて、仕事にも恵まれている女優・野際陽子(79才)。となると、気になるのは恋愛だが…。

 * * *
「もう恋はいいわ。でも、岡惚れしてなきゃだめですよ」
 恋愛はここ45年くらい、まったく何もないけれど。
でもね、女優の杉村春子さんが晩年、奈良岡朋子さんに
「もう恋はいいわ。でも、岡惚れしてなきゃだめですよ」
とおっしゃったというのをうかがって、あ、かっこいいじゃん!

 私もそれでいこう、って。だからどうしたと言われても、ふふふ…なんですけどね。

 でも、今は人間より虫だわね。
アゲハチョウの青虫なんて、本当にかわいいですよ。
芋虫というのか、キャタピラーというのか、丸いかわいい体で、
目かなと思うと模様だったりして。
この子がさなぎになって、羽化して飛んで行った時には感動しましたもの。

 コガネムシもかわいいですね。
最初は大事に育てていたイヌビワの根を食べるにっくき害虫だ、と捕まえて瓶に幽閉したんです。
ところが、見ているうちに情が移ってしまって、お高いキャベツを買ってせっせと与えたり。

 植物を育てるのも草取りも趣味かな。
そして犬たちの世話。時間の経つのを忘れます。

※女性セブン2015年6月4日

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【平蔵の独り言】
『70からはやけっぱち』年をとることをネガティブに考えても仕方ないし、毎日を楽しく暮らしていければ、それが一番じゃないでしょうか

【独り言】
古希を迎え、どうしていけばもやもやしている。

「老人は痛い。なのに若い人(40代も50代も)は気づいてくれない
痛快エッセイ。――『老人一年生』(副島隆彦著)」
をみつけて読んだ。自身が(40代も50代も)の時そうだ!

以前、野際陽子さんが言っていた
「自分が持っているものが、すべて。足りなかったら、しゃーない。」

『70からはやけっぱち』

「80になった時、ブログを更新できていれば少しは野際陽子さんのように・・・・・・」

【平蔵の独り言】
女優の杉村春子さんが晩年、奈良岡朋子さんに
「もう恋はいいわ。でも、岡惚れしてなきゃだめですよ」
とおっしゃったというのをうかがって、あ、かっこいいじゃん!

【独り言】
”岡惚れ”  あ、かっこいいじゃん!

そうですよね!
これなら、誰にも迷惑が掛からないし、ちょっと叫べるし!



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by asanogawa-garou | 2017-07-04 15:15 | 人間模様 | Comments(0)