カテゴリ:人生 まだ旅の途中( 109 )   

〔五木寛之〕〔捨てる心を捨てる〕モノが捨てられないのは、執着のせいである。それもまたいいではないか。余計なことは考えないようにしよう。   

2017年 09月 15日
〔五木寛之〕〔捨てる心を捨てる〕モノが捨てられないのは、執着のせいである。
それもまたいいではないか。
余計なことは考えないようにしよう。


c0219232_15362984.jpg

〔捨てる心を捨てる〕捨てる、ということができない。
モノが捨てられないのは、執着のせいである。

〔心の大掃除〕
考えてみると、人間が生きていく上で必要なものは、ごくわずかである。

〔モノが捨てられない、それもまたいいではないか。〕
余計なことは考えないようにしよう。

---------------------------

〔捨てる心を捨てる〕
捨てる、ということができない。
モノが捨てられないのは、執着のせいである。
執着はどこからくるのか。生きていればこその執着だろう。
CD、そして本。昔のビデオテープ。古いカセット。着なくなった服。
鞄、ボストンバック、古いトランク。

それらのすべてを手離したとしても、さし当りの生活には全く支障のないものばかりだ。
プラスチックの箱に3杯分ほどある写真。
これを捨てることができるだろうか。
もちろん、捨ててしまったところで、生きていくことに何の差し支えもない。

〔心の大掃除〕
考えてみると、人間が生きていく上で必要なものは、ごくわずかである。
随分あったネクタイは普段用、白・黒で間に合う。
モノを捨てた後に残るものは何だろう。心の大掃除か。

〔モノが捨てられないのは、執着のせいである。〕
そもそもモノに執着するのは、生活上の問題ではない。
要するに心の問題である。
モノが捨てられない、それもまたいいではないか。
もし、あらゆる無用のモノを捨てて、すっきりした空間に身をおいたとしたら、自分ははたして幸福だろうか。

モノが捨てられないのは、執着のせいである。
執着はどこからくるのか。生きていればこその執着だろう。
生きている限り、執着は消えない。

〔モノが捨てられない、それもまたいいではないか。〕
モノに執着し、ヒトに執着し、イノチに執着するのが人間である。
あらためて前後左右を見回すと、これもまたいいかな、と思われてくる。

人は裸で生まれてきて、ゴミに囲まれて死ぬのだ。

余計なことは考えないようにしよう。

生き抜くヒント!(五木寛之)週刊新潮2017/8/31号

c0219232_15372276.jpg



【平蔵の独り言】
〔捨てる心を捨てる〕捨てる、ということができない。
モノが捨てられないのは、執着のせいである。

【独り言】〔心の大掃除〕
書類、30年前のものが出てきてビックリ!
(30年結果としてゴミを大事に・・・・・)

クールビズに便乗して、ネクタイを勤めてから初めてやめた。
→結構、快適(ネクタイは 白、黒、普段使いを残して処分)

本、CD、ぼちぼちで執着で捨てられないのか。
あるものを全て捨てるのを考えると・・・・・

『断捨離』 に囚われて、執着が多すぎてなかなか捨てる心にスイッチ"ON"が
切れる。

見ないで、袋にポイポイできれば・・・・・

【平蔵の独り言】
〔モノが捨てられない、それもまたいいではないか。〕
モノに執着し、ヒトに執着し、イノチに執着するのが人間である。
あらためて前後左右を見回すと、これもまたいいかな、と思われてくる。

【独り言】
モノに執着し:気合いでいらないと捨てると少しずつスッキリ!

ヒトに執着し:今年も既に3人 旅立った。
       だんだん寂しくなる。

イノチに執着する:これは勘弁してもらおう。
         自分の足で歩ける”健康”のため
       
しかし、生まれて初めての”腰痛”は痛い!
今日も電気マッサージ!

余計なことは考えないようにしよう。

でも、元気なうちに捨てないと!



[PR]

by asanogawa-garou | 2017-09-15 15:56 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)

この歳になって、我慢するのをやめました。(遅咲きの名優が辿り着いた境地)【笹野高史(66歳)】   

2017年 08月 24日
この歳になって、我慢するのをやめました。(遅咲きの名優が辿り着いた境地)【笹野高史( 66歳)】

〔どんな小さな役柄でも、その登場人物にも歴史や毎日の暮らしがありますよね。〕 2015/12/26

この歳になって、我慢するのをやめました。

〔デザートをいくつ頼んでもいいと知って人生が変わった〕
「津川雅彦さんと食事をする機会があったんです。
デザートを選ぶ段になって
津川さんが『僕はね、これと、これと、これと』ってオーダーをされまして。

『デザートって、そんなに頼んでいいの?』って思わず言ったら
『いいのいいの。もういい年なんだから。したいことすればいいの』って。

〔知らないうちにできてる「刷り込み」ってやつが怖いんだね、なんでも〕


どんな小さな役柄でも、その登場人物にも歴史や毎日の暮らしがありますよね。
シェークスピア劇の門番も、家に帰れば家族がいて、夕飯時に奥さんから隣近所への愚痴を聞かされたりするわけでしょう。
そういう想像をどんどんしていくと役に魂が入るんじゃないかって思う。
これが面白くてたまらない。


〔デザートをいくつ頼んでもいいと知って人生が変わった〕

漠然とした不安を抱えていた矢先、ある光景を見て、自由に生きて行こうと決めた。
「津川雅彦さんと食事をする機会があったんです。
デザートを選ぶ段になって
津川さんが『僕はね、これと、これと、これと』ってオーダーをされまして。
『デザートって、そんなに頼んでいいの?』って思わず言ったら
『いいのいいの。もういい年なんだから。したいことすればいいの』って。

〔知らないうちにできてる「刷り込み」ってやつが怖いんだね、なんでも〕
目からうろこ、でしたよ。
僕の食事の常識には、デザートは一つ、って刷り込まれていたんです。
でも欲張っていいんだと思ってね。
自分を抑えていたいろんな刷り込みを一気に消してみた。
そうしたら、齢50過ぎにして人生観が変わりましたよ」


「いろいろ我慢してきた反動ですかね。
でも物欲は仕事の原動力ですし、もっと言えばその好奇心が生命力そのものなのかな、と。
もちろん不安はあるけど、『この先はどうしよう』って悩んでても埒があかない。
いつ死ぬかさえわからないんだから。
撮影現場でポックリ逝けたら最高だけど、そんなに上手くいかないだろうねぇ」

高齢化する日本では「普通の人の生活や感情がきちんと反映された上質の作品」が必要になると考えているという。
そんな自分だから演じられる役に、まだまだめぐり合えそう。
主役でもワンシーンでも楽しませてもらいます。


c0219232_16124292.jpg


【平蔵の独り言】
『デザートって、そんなに頼んでいいの?』って思わず言ったら
『いいのいいの。もういい年なんだから。したいことすればいいの』って。

【独り言】『もういい年なんだから。したいことすればいいの』
〔同じもの繰り返しの中から、奮い起たせるものを探す〕蜷川幸雄
これから何が起こるのか! 考えても仕方ないし。

〔今、“何でもありと”〕 と最近思い始めているが!




[PR]

by asanogawa-garou | 2017-08-24 16:00 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)

〔人生で大切なことは〕一に健康、二に話し相手、三に身の丈の金である。〔生き方は〕「無思想、無批判、無節操な生き方がいい」   

2017年 08月 14日
〔人生で大切なことは〕一に健康、二に話し相手、三に身の丈の金である。
〔生き方は〕「無思想、無批判、無節操な生き方がいい」

c0219232_16240399.jpg

〔人生で大切なことは〕一に健康、二に話し相手、三に身の丈の金である。

一に健康:何百億円手にしても病気がちだったら、なんの意味もない。
     まず体が“健康”でなければ、
     折角の人生を愉しむことはできない。

二に話し相手:人間は1人では生きていけない。
     “話し相手”が必要だ。
     それも相性のいい話し相手がベストである。

三に身の丈の金:金は天下のまわりものである。
     出ていく分がはいればいいことだ。
     自身を通過した金は私になにかを遺してくれた。
     それがわたしの“身の丈の金”なのである。


〔生き方は〕「無思想、無批判、無節操な生き方がいい」

〔無思想〕信ずる思想も主義もまったくなかった。
〔無批判〕特定個人への批判や攻撃がないとよくいわれる。
〔無節操〕人生を怖ろしい冗談の連続だと思っている。
     それを受け止めるためには、
     巨大なユーモアの城壁がないと息苦しい。
     無節操な他愛もないことがユーモアの原点

下手な主義主張や正義があると、むしろ行動力のブレーキになってしまう。
無思想でも無批判でも無節操でもいい。
ただひとつ不屈で元気で燃えるようなエネルギーがあればいいのである。


はじめに言葉ありき おわりに言葉ありき(島地勝彦“シマジ流”格言エッセイ集)

c0219232_16351360.jpg

最初、上手いこと言うな!
「男と女は誤解して愛し合い、理解して別れる」

【平蔵に独り言】

〔人生で大切なことは〕健康、話し相手、身の丈の金
“健康”:これが今は一番、
   内科(血圧/血糖)
   循環器内科(心臓カテーテル)
   消化器内科(胃カメラ/大腸内視鏡)、

   歯科(歯周病・インプラント:歯のメンテナンス 季節ごと)
   眼科(ドライアイ、視野検査)

いつの間にかこんなに・・・・・

“相性のいい話し相手”:自身で相性がいいと思っている話し相手は一人ずつ・・・・・

“身の丈の金”:自身を通過した金は私になにかを遺してくれた。
これは納得、20代から通過した金は今の自分に遺してくれた。
気が付けば、高度成長いい時代を過ごしてきた。
あの世には手ぶらでしか行けない。

毎日の食事、運動
(喫煙15年、禁煙35年、禁酒して22年)


【平蔵に独り言】
〔生き方は無思想、無批判、無節操〕

ノンポリ、ずぼら、ぶれない
ノンポリ、ずぼら:ゆらゆら時と場合
ぶれない:これは変わらない

【独り言】
よく、「余計なエネルギーを使うのは止しましょう」
と口にしているが元気で燃えるようなエネルギーがあれば
もう少しいけるか!



[PR]

by asanogawa-garou | 2017-08-14 16:53 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)

〔五木寛之〕「何がなんだか判らない」 健康法や養生について語る人は多い。〔まあ、気にしない事が一番でしょう。〕   

2017年 07月 28日
〔五木寛之〕「何がなんだか判らない」 健康法や養生について語る人は多い。〔まあ、気にしない事が一番でしょう。〕

〔要するに世の中は普遍的ではない〕いや、すべてが同じではない。人生は例外に満ちている。

〔スクワット〕年をとっても筋肉は増える。
〔人間は普遍的であるだけでなく、個性的な存在だ〕
〔朝の光の効用とは〕
〔要するに世の中は普遍的ではない〕いや、すべてが同じではない。人生は例外に満ちている。

〔まあ、気にしない事が一番でしょう。〕
ジョギングはするなと言う。
メタボのほうが長生きだと言う。
血圧は高目が当り前だと言う。
歯は磨くなと言う。
1日1食で十分だと言う。
いや、三食ガッツリ食べろと言う。
早寝早起きしろと言う。
水は飲み過ぎるなと言う。
日本人は塩分の不足が問題だと言う。
まあ、気にしない事が一番でしょう。


c0219232_16500571.jpg

①まあ、気にしない事が一番でしょう

世の中には、やろうと思って試みても、なかなか出来ないことが沢山ある。

私にとっては、早寝早起きというのもその一つだ。
健康法や養生について語る人は多い。
専門家もいれば、ごく普通の人もいる。
それぞれに、なるほどと思わせるところが多々ある。

しかし、正反対の意見が堂々と文章になっていると、エッとびっくりする。
これはいい、と共感してやっていた事が、突然、絶対に避けるべき事として挙げられていたりするのだから困ったものだ。

〔スクワット〕年をとっても筋肉は増える。
すべからく筋肉をきたえて健康になりなさい、と説かれると、なるほどと思って慣れないスクワットなどを試みる。
すると突然、スクワットなど百害あって一利なし、即刻やめるべし、という本が店頭に並んだりする。
私の不自由な脚についても、好意あるアドバイスをある方から受けた。
無理をしてはいけない、できるだけエスカレーターやタクシーを使うように、と教えてくれた先生がいた。
反対に痛くても歩かないと廃用性ナントカになるから、リハビリと思って階段を上り下りしなさい、と言う人もいた。
アイシングをすすめる専門家と、患部を温めて血行を良くしなさい、と言う医師がいる。

1日三食きちんと食べろ、いや、食べずに体重を減らすのが脚にいい、など百人百様の説が雨霰と飛びかう。
食事にしても同様である。運動にしてもしかり。

〔人間は普遍的であるだけでなく、個性的な存在だ〕
しかし、人間は百人百様だ。
医学の教科書は教科書として、人がそれぞれ個性をもつ存在であることを、もっと重視したほうがいいのではないか。
医学も、科学も、普遍性を土台としている。
しかし、人間は普遍的であるだけでなく、個性的な存在だ。

〔朝の光の効用とは〕
朝食を食べないと元気がでない人がいる。
逆に朝食を抜いたほうが心身ともに良い、という人もいる。

「なんといっても、朝、ちゃんとお日様の光を浴びないと話になりません」
と、有名大の先生がテレビで力説されている。
朝の光。
それは一体どんなものだろう。
ホルモンの働きを活発化してくれるのか。
それともすり減った股関節を再生させてくれる力を秘めている
ものか。
「朝日を浴びないから脚の軟骨がすり減ってきたんじゃないですか」
と、忠告してくれた人がいた。
その人は毎朝、6時には起きてラジオ体操を日課としていたそうである。
そして今、彼は病をえて大学病院に長期入院中である。
近々、痛む脚を引きずりながら見舞いにいってみようと思う。
大学病院にも朝の光はさすだろうか。


〔要するに世の中は普遍的ではない〕いや、すべてが同じではない。人生は例外に満ちている。
c0219232_16521281.jpg



〔まあ、気にしない事が一番でしょう。〕
ジョギングはするなと言う。
メタボのほうが長生きだと言う。
血圧は高目が当り前だと言う。
歯は磨くなと言う。
1日1食で十分だと言う。
いや、三食ガッツリ食べろと言う。
早寝早起きしろと言う。
水は飲み過ぎるなと言う。
日本人は塩分の不足が問題だと言う。
まあ、気にしない事が一番でしょう。


c0219232_16531935.jpg

③まあ、気にしない事が一番でしょう。
生き抜くヒント!(五木寛之)週刊新潮2017/07/27号



【平蔵の独り言】
〔まあ、気にしない事が一番でしょう。〕
ジョギングはするなと言う。
メタボのほうが長生きだと言う。
血圧は高目が当り前だと言う。
歯は磨くなと言う。
1日1食で十分だと言う。
いや、三食ガッツリ食べろと言う。
早寝早起きしろと言う。
水は飲み過ぎるなと言う。
日本人は塩分の不足が問題だと言う。
まあ、気にしない事が一番でしょう。

【独り言】〔要するに世の中は普遍的ではない〕いや、すべてが同じではない。人生は例外に満ちている。
を取り入れて、

ほどほどの メタボ
血圧は毎日計測(降圧剤は離せない)
歯は歯槽膿漏で元から“すっぽり”それから朝晩の歯磨きとメンテナンス
3食しっかり、適度に抜く
早寝早起きはしっかり7時間
水は手放せない
塩分控えめ

自身に合った気にした 日常:(気にしない事 ですかね)


[PR]

by asanogawa-garou | 2017-07-28 16:44 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)

日野原重明先生〔『さあ、今日もやるぞー!』。なぜなら、果たすべきミッション(使命)があるからです」〕「私は疲労というものを感じたことがないのです」   

2017年 07月 26日
日野原重明先生〔『さあ、今日もやるぞー!』。なぜなら、果たすべきミッション(使命)があるからです」〕「私は疲労というものを感じたことがないのです」

日野原重明氏「死はGoodbyeではない」
予防医療の普及など日本に大きな影響を与えた医の伝道者
•日経ビジネス編集部2017年7月19日(水)

〔「2020年の東京オリンピックのとき、私は109歳なわけですが、いまからその準備を…」〕

〔『さあ、今日もやるぞー!』。なぜなら、果たすべきミッション(使命)があるからです」〕「私は疲労というものを感じたことがないのです」

〔「シニア会員」・「ジュニア会員」・「サポート会員」〕
〔成人病を「生活習慣病」と言い換えるように提言〕
〔「長寿ニッポン」を支える制度作りにも寄与〕『人間ドック』「病気にならないこと」
〔死はグッバイではなくシー・ユー・アゲインです〕



c0219232_14574728.jpg

①『生きかた上手』など数々のベストセラーを持つ医師、日野原重明氏が亡くなった(写真:村田 和聡)

 聖路加国際病院名誉院長の日野原重明氏が死去したことが7月18日、分かりました。105歳でした。

〔「2020年の東京オリンピックのとき、私は109歳なわけですが、いまからその準備を…」〕
 在りし日の日野原氏が講演のたびに使っていたフレーズです。
その度に会場は笑いに包まれますが、本人はいたって真面目でした。
残念ながら東京五輪をその目で見ることはかないませんでしたが、日野原氏の生き方はこれからも多くの日本人に影響を与え続けていくでしょう。

 本稿では日野原氏の言葉を振り返りながら、日野原氏の功績の一部をご紹介します。改めて、ご冥福をお祈りいたします。

〔「果たすべきミッション(使命)がある」〕 「私は疲労というものを感じたことがないのです」

c0219232_14594982.jpg


 「私は疲労というものを感じたことがないのです」
 日野原氏は100歳を超えてからも現役医師として、講演のために全国を飛び回る。著書も130冊を超え、毎年のように新著を上梓してきた。
 原稿の締め切りが迫っている時には、明け方まで執筆を続け、2~3時間の睡眠で家を飛び出すこともある。
そんな日の朝食はクッキー2枚とコップ1杯の牛乳だけだ。
 「この歳ですから、そりゃあ肉体的な疲労はありますよ。でも一晩寝ると、朝はすっきりして、『さあ、今日もやるぞー!』とフレッシュな気持ちで目覚めるわけです。なぜなら、果たすべきミッション(使命)があるからです」

〔『さあ、今日もやるぞー!』。なぜなら、果たすべきミッション(使命)があるからです」〕
 日野原氏が自らに課しているミッションのうち最大のものが、2000年から続けている「新老人運動」である。
 日本の65歳以上人口は2015年9月、3384万人に達し、人口全体に占める割合は26.7%となった。
一方、働き手となる生産年齢人口(15~64歳)は減り続け、2013年には8000万人を割り込んでいる。
これは32年ぶりのことで、少子高齢化は今後も間違いなく加速する。
 この絶望的なほどの厳しい状況を、老人自らが動くことで良い方向に向けていこうというのが、日野原氏の「新老人運動」だ。
 「90歳になったとき『新しいことを創はじめたい』と思いました。そこで立ち上げたのが『新老人の会』です。老人が慰め合うだけの会ではありません。自分たちの社会に対するミッションを見つけ、それを実践する集まりです」

〔「シニア会員」・「ジュニア会員」・「サポート会員」〕

「新老人の会」の「シニア会員」になれるのは75歳以上。
60~74歳は「ジュニア会員」、60歳未満は「サポート会員」である。
日野原氏の発案だ。
 60~74歳を「ジュニア」と呼ぶことに若干の違和感があるが、女性会員などに話を聞くと「私は、まだジュニア会員ですから」とうれしそうに話す。
社会的には「高齢者」と呼ばれる人々が、ここでは「ジュニア」。
そう位置付けられるだけで、人の心持ちは変わる。
 いつも注意深く患者の声に耳を傾け、患者との対話から治療を始める日野原氏は、言葉の効用をよく知っている。

〔成人病を「生活習慣病」と言い換えるように提言〕

c0219232_15055796.jpg

③全国を飛び回る生活を送っていた日野原重明氏。
東京・世田谷の自宅にいるときも、熱心に執筆に取り組んでいた(写真:村田 和聡)
 「政府は75歳以上のお年寄りを後期高齢者などと呼びますがね、あれはダメです。老人という言葉には『人生経験を重ねた思慮深い人』という畏敬の念が入っている。中国語で立派な人を『大人(ダーレン)』と呼ぶでしょう。あれに近いニュアンスですね」
 「一方で、高齢者という言葉には『物理的に年を取った人』という意味しかない。おまけに『後期』などと線引きをする。あれはお役人の発想ですよ。そう呼ばれた人たちがどう感じるか、人の気持ちを考えていない」
 「私は、75歳以上のお年寄りを『新老人』と呼びたい。
世界のどこよりも早く超高齢化社会に入った日本の75歳以上は、国民の寿命が延びたことによって生まれた新しい階層だからです。
新老人たちが生き生きと活躍する社会を作ること。
それこそが私に与えられたミッションだと考えています」
 「後期高齢者」を「新老人」と呼び換える。
「たったそれだけのことで何が変わるのか」と思われる方が多いかもしれない。しかし言葉には人々の考え方を変える力がある。
日野原氏はかつて、言葉による日本人の意識改革に成功している。
 「昔は糖尿病や心疾患、脳血管疾患のことを『成人病』と呼びましたね。
そう呼ぶと患者さんたちが『成人になったのだから、成人病にかかるのは仕方ない』と思ってしまう」
 「しかし、こうした病気は食生活や日頃の運動によって予防できるし、治癒もできる。生活習慣が原因なら、それを改めればよいのです。
『成人病』を『生活習慣病』と呼び換えるだけで、人々の意識は変わるのです。だから公的な文書でもそう呼び換えるよう、政府に働きかけました」
 厚生省(現厚生労働省)は1980年頃から糖尿病などを「成人病」と表記してきたが、日野原氏らの提言を受け入れる形で90年代後半から「生活習慣病」に呼び変えた。
 生活習慣病という言葉は日本人の間に広く定着。
それを予防するために多くの人が自分の体重や血圧を気にかけ、適度な運動を始めたり、食生活を改善したりし始めた。

〔「長寿ニッポン」を支える制度作りにも寄与〕『人間ドック』「病気にならないこと」


c0219232_15062779.jpg

④日野原重明氏は、「長寿ニッポン」を支える制度の定着にも貢献した(写真:村田 和聡)
 戦後間もない1947年、日本の医療事情は劣悪で、病院も医師も薬も、すべてが不足していた。
日本人の平均寿命は男性50.1歳、女性54.0歳だった。
 そんな時代にいち早く、「病気を治す」ことではなく「病気にならないこと」に注目した医師がいた。
聖路加国際病院の橋本寛敏元院長と、国立東京第一病院(現国立国際医療研究センター)の坂口康蔵元院長である。
日野原重明氏は橋本院長の右腕として予防医療の制度立ち上げに奔走した。
 「病院は病気の人が来るところというのがそれまでの常識でしたが、病気を予防するためには健康な人が病院で受診する必要があるのです。
寿命が延びていけば、やがて健康な人がどう老いていくかという問題が重要になると我々は考えました」
 「最初は『定期健康検査』と呼んでいましたが、これを聞きつけた新聞記者が船を点検・修理するドックからの連想で『人間ドック』と書き、いつの間にかこの呼び方が定着しました。
最初の利用者は政治家です。政権についている時の政治家は激務に追われますが、内閣が辞職するとしばらく暇になる。
その期間に『体のお手入れをされたらどうですか』とお勧めしたのです」
 聖路加の内科医長だった日野原氏は、国立東京第一の小山善之医長と組んで、人間ドックの仕組み作りを進めた。
人間ドックを健康保険の対象にしてもらうため、日野原氏と小山氏は東京・乃木坂にある健康保険組合連合会の本部にも通った。
 血圧測定、血液検査、検尿、心電図、レントゲンといった健康診断の定番メニューはこの時に固まった。
 「今は技術が進んだおかげで、日帰りでほとんどの検査が受けられますが、当時は検査機器の性能が劣っていたので、検査をするのに1週間かかりました。優れた装置がなくて、当初は肝臓の検査はできませんでした」
 こうして54年、国立東京第一と聖路加は日本初の人間ドックを開始した。両病院合わせて7床でのスタートだった。
 「健康な時に病院に行くという習慣は、当時の日本人にはありませんでした。
我々は病気を予防したり、早期に発見したりするためには、自覚症状がなくても定期的に健診を受けた方がいい、という考え方を日本中に広めなくてはなりませんでした」
 人間ドックを普及させるうえで、国民の誰もが名前を知っている政治家に受診してもらうことは大いに効果があった。
ある日、とある大物が聖路加の人間ドックにやってきた。
読売新聞のオーナーで衆院議員も務めていた正力松太郎氏である。
 「1週間の健診の最後に会食の時間があったのですが、正力さんに会いたい人たちが皆さん受診に来ましたよ」
 この頃から日野原氏は正力氏の主治医になり、正力氏の最期をみとることになる。こうしてまずは政財界の有力者から始まった人間ドックが徐々に一般の人々にも広がり、「長寿ニッポン」を支える制度として定着していく。

〔死はグッバイではなくシー・ユー・アゲインです〕

c0219232_15065568.jpg

⑤増大が続く医療費について、医学界と経済界を代表する2人が話し合った(「日経ビジネス」2015年6月1日号特集より、年齢は対談を行った2015年当時。写真:山田 哲也)
 高齢化社会に突き進む日本では老人の医療費増大が止まらない。
だが、老人を悪者にしても何も始まらない。
医学界と経済界を代表する2人の賢人は、「医を仁術に終わらせてはならない」と声をそろえた。
国民医療費は2025年に50兆円を超え、そのうち6割以上を65歳以上の医療費が占める見込みだ。
〔人生の質〕
日野原重明氏:医療界だけではなく、社会全体で考えるべき問題だと思います。
まず無駄な医療をやめることです。
医療を営業と考える医者は延命治療に夢中になりがちです。
患者や家族には「長生きは良いことだ」という思い込みがあり、医者も延命した方がもうかるからです。
しかしチューブにつながれて最期を迎えることが患者や家族にとって本当の幸せでしょうか。
社会的にみれば膨大なコストがかかっている。
 お年寄りに「長生きするな」と言っているのではありませんよ。
人生の質を言っているのです。
私は日本におけるホスピスの普及に力を注いできました。
ホスピスでは、天から与えられた命を、最後まで質高く全うすることに重きを置きます。
患者には「最期が来ましたよ」と自覚してもらい、「また天国でお会いしましょう」と家族とお別れしてもらいます。
グッバイではなくシー・ユー・アゲインです。
 延命治療をやめれば、住み慣れた自宅で最期を迎える人が増えるでしょう。
病院より、自分がずっと生きてきた場所で最期を迎えたいと望む人は多いのではないでしょうか。
これを実現するには医者も患者も家族も考え方を改めなくてはなりません。死に抗うのではなく、死を受け入れる考え方が必要です。
 欧米ではこうした考え方の下、ホスピスや在宅医療の体制が整備されています。
努力すれば日本でも、コストを抑制しながら医療の質を上げることは可能だと思います。
そのためには教育から変えていかなくてはならない。
 ルネ・サンド(1928年に国際社会福祉協議会を設立したベルギーの医学者)は「国民の参与なくして国民の健康は作られない」と言っています。
まず社会の中のいろいろな層の人々による協力体制を作る必要があります。「真の健康社会を作る」ことを国民の総意にしなくてはならない。
稲盛和夫氏:サンドの言葉は経営にも通じると思います。
全従業員の参与がなければ良い経営は実現できません。
 私が再建に関わった日本航空(JAL)を例に取ればパイロット、客室乗務員から整備のエンジニア、荷物を運ぶ人、機内食を作る人、機内や空港を掃除する人まで、すべての人がそれぞれの役割をきちんと果たし、なおかつ自分の持ち場で収益を考えてもらう必要がありました。
 医療も同じだと思うのです。ドクターから看護師さん、食事を担当する人まで、医療に関わるすべての人が、どうすればコストを上げずに、患者さんに良い医療を提供できるか。
皆で考えるところから始めたらいいのではないでしょうか。
書籍『日野原重明先生の生き方教室』

【平蔵の独り言】
〔『さあ、今日もやるぞー!』。なぜなら、果たすべきミッション(使命)があるからです」〕
 日野原氏が自らに課しているミッションのうち最大のものが、2000年から続けている「新老人運動」である。
 日本の65歳以上人口は2015年9月、3384万人に達し、人口全体に占める割合は26.7%となった。
一方、働き手となる生産年齢人口(15~64歳)は減り続け、2013年には8000万人を割り込んでいる。
これは32年ぶりのことで、少子高齢化は今後も間違いなく加速する。
 この絶望的なほどの厳しい状況を、老人自らが動くことで良い方向に向けていこうというのが、日野原氏の「新老人運動」だ。
 「90歳になったとき『新しいことを創はじめたい』と思いました。そこで立ち上げたのが『新老人の会』です。老人が慰め合うだけの会ではありません。自分たちの社会に対するミッションを見つけ、それを実践する集まりです」
 「新老人の会」の「シニア会員」になれるのは75歳以上。
60~74歳は「ジュニア会員」、60歳未満は「サポート会員」である。
日野原氏の発案だ。
 60~74歳を「ジュニア」と呼ぶことに若干の違和感があるが、女性会員などに話を聞くと「私は、まだジュニア会員ですから」とうれしそうに話す。
社会的には「高齢者」と呼ばれる人々が、ここでは「ジュニア」。
そう位置付けられるだけで、人の心持ちは変わる。
 いつも注意深く患者の声に耳を傾け、患者との対話から治療を始める日野原氏は、言葉の効用をよく知っている。

【独り言】〔七十にして惑わず〕
気合を入れないと1日が始まらない。
日野原重明先生の『さあ、今日もやるぞー!』
をもらおう!

【平蔵の独り言】
 「政府は75歳以上のお年寄りを後期高齢者などと呼びますがね、あれはダメです。老人という言葉には『人生経験を重ねた思慮深い人』という畏敬の念が入っている。中国語で立派な人を『大人(ダーレン)』と呼ぶでしょう。あれに近いニュアンスですね」

【独り言】
それにしても“前期高齢者”“後期高齢者”、高齢者でくくるな!
まあ、定年退職後の年金世代を管理しやすいように官僚が考えた言葉

「シニア会員、ジュニア会員」
シニアの自立をする社会環境を作っていけばいいのに・・・・・・・


[PR]

by asanogawa-garou | 2017-07-26 15:12 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)

〔下山の時代〕「ジャパン・アズ・No.1の道」高齢化先進国 「超高齢社会のトップランナーである日本は…」(全く世界が経験してない未知の人生を創りだす必要がある)   

2017年 07月 01日
〔下山の時代〕「ジャパン・アズ・No.1の道」高齢化先進国 「超高齢社会のトップランナーである日本は…」(全く世界が経験してない未知の人生を創りだす必要がある)

〔ジャパン・アズ・No.1の道〕「超高齢社会のトップランナーである日本は…」そして世界各国が、その後に続く。
これは日本の歴史の中で未曾有の出来事だと思っていたのだが、

その実、世界のトップを走る超高齢社会に直面していたのである。

〔下山の時代〕

常に先行走者の背中を見て、後を追いかける生き方はつまらない。
そう思いつつ、あれこれ妄想にふけっていると、
ふと外国に先駆けてこの国だけが先行できる分野のことが頭に浮かんだ。

「超高齢社会のトップランナーである日本は…」
そして世界各国が、その後に続く。
これは日本の歴史の中で未曾有の出来事だと思っていたのだが、
その実、世界のトップを走る超高齢社会に直面していたのである。

五十歳までの人生と、五十から百歳までの人生では、すべてがまったくちがう。

いうなれば下山の時代なのだ。

その後半の時代を生きる思想や哲学、政治や経済などをなんとか創りだす必要があるのである。
そこに活路を切り開くことが、高齢化先進国のこの国に期待させているらしい。
世界がそれを注視している、いうのは冗談ではない。

(生き抜くヒント!)(五木寛之) 週刊新潮平成29年6月29日

c0219232_16290224.jpg

【平蔵の独り言】
「超高齢社会のトップランナーである日本は…」
そこに活路を切り開くことが、高齢化先進国のこの国に期待させているらしい。世界がそれを注視している、いうのは冗談ではない。

【独り言】
〔四十にして惑わず〕
孔子が晩年に振り返って言ったことば。
『論語・為政』に「子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず(私は十五才で学問を志し、三十才で学問の基礎ができて自立でき、四十才になり迷うことがなくなった。五十才には天から与えられた使命を知り、六十才で人のことばに素直に耳を傾けることができるようになり、七十才で思うままに生きても人の道から外れるようなことはなくなった)」とあるのに基づく。

七十歳 「従心」
「七十にして心の欲する所に従えども、矩(のり)を踰(こ)えず」
(「論語・為政第二」より )

「心のおもうままに行動しても、人としての道理を外れることは無くなった」ということ。
このように、自分の思い通りに振る舞っても倫理規範を外れることがない、というのは、言わば「人間理想の姿」ということが出来ます。
「自分の欲望をコントロールすること」。また「欲望に左右されない心の安定を持つ」ということです。

「超高齢社会のトップランナーである日本は…」
〔四十にして惑わず〕→四十を七十(古希)か

〔七十にして惑わず〕2500万人     
→惑って、「下山の時代」を今日も歩く・・・・・・・・・・


[PR]

by asanogawa-garou | 2017-07-01 16:20 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)

〔司馬遼太郎と新撰組『燃えよ剣』〕司馬が幕末を舞台に通俗的なサラリーマン小説を書いたんだ。   

2017年 06月 10日

〔司馬遼太郎と新撰組『燃えよ剣』〕司馬が幕末を舞台に通俗的なサラリーマン小説を書いたんだ。


c0219232_16043475.jpg

〔燃えよ剣〕土方歳三(栗塚旭)

司馬を読んだサラリーマンたちは、「ひょっとしたらオレだって」と思ったのだろう。
「そういうことだ。そこが司馬の策略というか、狡猾なところだな。司馬は、剣も強ければ人望もあるというオールマイティーな人物を肯定的に描くことはなかった。
そして、どこか欠けたところがある人間を魅力的に描いた。
新撰組なら、清河八郎や芹沢鴨、山南敬助はあまりよく描かれていない。司馬に悪く描かれた人物の子孫の中には、怒り狂っている人もいるそうだ」


〔女性に人気がある理由〕
(ベルギー人記者)
「当時は、長く続いた江戸の太平の世の末期で、武士らしい武士はほとんどいなかった。
だから、武士道を体現しようとする新撰組は、京都の女性には久々に見た“武士”として新鮮に映ったのかもしれません。
皮肉なのは新撰組のメンバーのほとんどが百姓出身ということです。
生まれつきの武士は、武士としての自分のアイデンティティーについて深く考えることはありません。
一方、武士階級出身ではない場合、『武士とは何か』と考え抜き、その理想を追求しようとします」

そういう意味では、新撰組は武士もどきであり、コスプレのようなものかもしれない。
若者たちが揃いの浅葱色の羽織を着て、剣の腕を競い合う。

豪傑な近藤勇、クールな土方歳三、天真爛漫な沖田総司というキャラクターのバランスもよかった。

女性に人気というのも頷ける。
アイドルグループのように、「私は近藤」「私は土方」「私は沖田」と贔屓を作ることができた。

欧米にも新撰組ファンはいる。
ネット上の百科辞典では、英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語版で、かなり詳しい解説がある。
池田屋事件、組織の上下関係、掟・規則などが紹介され、揃いの羽織袴や誠の旗の写真も載っていた。

「主君に対し、最後まで忠義を尽くす」
という彼らの生き様が、エキゾチシズムの文脈で捉えられている面もある。
「新撰組の特徴の鉢巻きも珍しかったんだと思いますよ」(ベルギー人が頷く)

「新撰組について調べたが、野蛮な集団という認識しかないな。
腕っぷしは強かったのかもしれないし、会津藩の松平には忠誠を誓っていたが、やっていることは酔っぱらって暴れるヤクザと同じだ。
ロマンチックな美談に仕立て上げられているが」(フランス人記者が吐き捨てた)


「滅びの美学」
(フランス人記者)
「やはり新撰組を美化した作家の影響が大きいのではないか。幕末の政情不安の中、右往左往する人間の姿を、平和になった現代の小説家が面白おかしく書いたわけだ。」

織田信長や坂本龍馬、新撰組が繰り返し物語の題材になるのは、日本人がいまだ「滅びの美学」に価値を認めていることを示すのではないか。
勝海舟についても書いているが、勝は明治政府から爵位をもらっており、最後が盛り上がらない。

週刊新潮6/1号(東京情報・新撰組という物語)ヤン・デンマン

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【平蔵の独り言】〔燃えよ剣〕土方歳三(栗塚旭)

司馬を読んだサラリーマンたちは、「ひょっとしたらオレだって」と思ったのだろう。

「そういうことだ。そこが司馬の策略というか、狡猾なところだな。司馬は、剣も強ければ人望もあるというオールマイティーな人物を肯定的に描くことはなかった。
そして、どこか欠けたところがある人間を魅力的に描いた。


【独り言】
〔燃えよ剣〕土方歳三(栗塚旭)
を見て、原作司馬遼太郎全集を通勤途中で読んでいた。

近藤勇、土方歳三、沖田総司は主役たち、清河八郎、芹沢鴨、新撰組を笠に着て、悪事を重ねた。

と思っていたが、まあ”単純“な頭でいままで居たことか?

【平蔵の独り言】
若者たちが揃いの浅葱色の羽織を着て、剣の腕を競い合う。
豪傑な近藤勇、クールな土方歳三、天真爛漫な沖田総司というキャラクターのバランスもよかった。
女性に人気というのも頷ける。
アイドルグループのように、「私は近藤」「私は土方」「私は沖田」と贔屓を作ることができた。

【独り言】
豪傑な近藤勇、クールな土方歳三、天真爛漫な沖田総司というキャラクターのバランスもよかった。

c0219232_16102126.jpg

→あ! アルフィ


[PR]

by asanogawa-garou | 2017-06-10 16:34 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)

「「転ぶな、風邪ひくな、義理を欠け」という故岸信介元内閣総理大臣の養生訓」 〔3ヶ条〕   

2017年 06月 07日
「「転ぶな、風邪ひくな、義理を欠け」という故岸信介元内閣総理大臣の養生訓」 〔3ヶ条〕

c0219232_16080636.jpg


〔岸信介〕岸信介元首相の長生きの秘訣・転ぶな、風邪引くな、義理を欠け・・・
安倍首相のお爺さんである、岸信介元首相は90歳の長寿を全うされたことでも知られています。

そんな岸本元首相がある席で、長生きの秘訣について言った言葉が、

“転ぶな、風邪引くな、義理を欠け、”だったそうです。

義理を欠けと言っても、岸元首相は義理堅い人だったと言われています。
義理で付き合うと無茶なことをしてしまうことがあるから気をつけろ、ってなことだったのかな、と思います。
酒の席とかね、無理に勧められても困りますもんね。

転ぶな、風邪引くな、というのは、常日頃から行動や健康には気をつけろ、みたいなことだったんじゃないでしょうか。

これって、健康を考えることにもつながると思いますよ。

暴飲暴食をしないようにして、常日頃から食生活に気を付け、
適度な運動をして、健康的に過ごし、
あれこれ考えすぎないでストレスを貯めない生活が、
結局は長生きにつながるよ、ということなんだろうと思います。

それと、気をつけて生きてさえいれば、そのうちに何かいいことがある。
だから長生きはするもんだよ。という意味もあったのかなあ、と言う気がします。

今まで不摂生してこられた方でも、今から頑張って長生きしましょう。
必ずやいいことが待ってると思いますよ。

c0219232_16101878.jpg

岸首相の、60年安保

1.〔転ぶな〕
  老化現象として足腰が弱くなってきます。
そのため、「転ぶ」つまり、転倒事故が意外と多く発生しているのです。
特に高齢の場合、転倒が命取りになる、つまり死因の上位に入っていることが統計からも表れています。

不注意で転ぶと骨折や関節を痛め、それをかばう事で姿勢が崩れ、歩き方が悪くなり、体のバランスも悪くなり、内臓病の原因にもなるようです。

また、骨折などあると、寝たきりになる事もあり筋力が衰え、ますます足腰が弱くなります。

したがって、よく言われるように一日30分ないし1時間歩くようにする。
一日一万歩歩くのは理想である。
無理しないで運動を心がけが必要と思います。

2.〔風邪を引くな〕
 風邪ですが、やはり昔から万病の元といわれるように、油断できない病気ですし、普段のちょっとしたゆるみからかかりやすい病気とも云えます。

高齢者は、体力特に免疫力が弱くなっているので、風邪を引いて、肺炎になってしまうことがあります。
早寝早起き、無理しないことです。

3.〔義理を欠け〕
 毎日の生活を規則正しくして、徹夜などの無理をして生活のリズムを崩さないようにという戒めなんだと思います。
常にマイペースを維持することが体調管理の基本的なことのようです。

〔森さんの座右の銘〕
森さんの座右の銘であった「風邪を引かない、転ばない、お医者様の言うことを良く聞く」という言葉

〔「義理を欠け」とは?〕
「転ぶな、風邪引くな」は森さんの座右の銘と同じですが、
では、「義理を欠け」とはどういう意味でしょうか?
たとえば、「体調が悪い時に会合に出ないといけない場合は思い切って休め!」というような意味でしょうね。

年を取りますと、知人が亡くなるケースも多く有るでしょう。
その時に「遠方のお葬式に出かける」とか、
「葬式に出られないから、夜遅くにお通夜に出かける」とか、
そういう場合に「身体のためには義理を欠いて欠席しても良いのではないか?」というような意味です。
周囲に気を使って無理をして自分の体調を壊すような事のないように!
という意味ですね。

森さんの座右の銘は「風邪を引かない、転ばない、お医者様の言うことを良く聞く」だったそうです。名言ですね。

風邪は万病のもと・・・
転ぶと、骨粗しょう症があれば骨折し、下手をすれば命にかかわる・・・
信頼できる医師にかかる・・・

【平蔵の独り言】
“転ぶな、風邪引くな、義理を欠け、”

〔森さんの座右の銘〕
森さんの座右の銘であった「風邪を引かない、転ばない、お医者様の言うことを良く聞く」という言葉

【独り言】
“転ぶな、風邪引くな”日常生活で日頃心がけている。
“義理を欠け”毎年の懇親会は欠席、
葬式が増えてきているが、不義理かお通夜は避けて告別式

“お医者”年間の検査、季節・月単位
(心臓CT(右冠動脈狭窄(ステンド・カテーテル手術)、
胃カメラ(とりあえず 良性病変)
大腸内視鏡(ポリープ 4つ これも良性)
   季節単位(歯のメンテナンス、(歯周病で歯がある日すっぽり、インプラント)
   月単位(内科(血糖値・他))
目のメンテナンス(ドライアイ・他))

“歳を取る難しさ”は〔蜷川幸雄(演出家)〕「歳を取る難しさは、立ち止まると“ボケる”んだよ。停止してしまうんだよ!。」

これから一日一日が難しい・・・・・・・

[PR]

by asanogawa-garou | 2017-06-07 16:24 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)

〔五木寛之〕「深夜ですか」(シニアですか!)・「作家です」   

2017年 05月 20日
五木寛之〔生き抜くヒント〕「深夜ですか」(シニアですか!)・「作家です」

c0219232_16510835.jpg

五木寛之:「深夜ですか!」(シニアですか!)

先日、土曜の夕方、映画館へいった。
最近ではシネマ・コンプレックスとかいって、映画のデパートのようなビルがある。
そのなかで大人むきの映画を選んで、窓口でチケットを買おうとした。
すると窓口の若い女性が、こちらの顔を見て、

「深夜ですか」

と、きく。
まだ夕方なのに、なにを言ってるんだろうと戸惑った。
ははあ、なるほど土曜日だから夜中のレイト・ショウの前売りのことだな、と推理して、笑顔で

「いや、いまから見るんです」
と、言うと、面倒くさそうに、
「ですから、深夜だと料金が安くなりますけど」
「でも、いま見たいんだよ。ほら、まだ六時過ぎじゃないですか」

「深夜じゃないですか」
「くどいな。深夜じゃない」
と、つい言葉も乱暴になる。
「じゃあ、正規の料金でお願いします」
むっとして料金を払い釣り銭をもらったとき、窓口に小さく出ている表示に気づいた。

<シニア料金>
c0219232_16531252.jpg


として、うんと安い料金が表示されているではないか。
ガラス窓に映る自分の髪は真っ白で、百歳くらいに見えた。

耳が遠くなったわけではない。
最近、音が歪んできこえるのだ。
要するに加齢の一現象にすぎない。

あの売場のお嬢さんは、私が若く見られたいと必死でがんばっているように思ったにちがいない。
恥ずかしいというより、おかしくて、思わず笑ってしまった。
窓口にもどって、「すいません。シニアでした」
と、謝ってチケットをかえてもらおうかとも思ったが、面倒なのでやめた。


c0219232_16541335.jpg

③「すいません。シニアでした」
「さっききたジジィさ、いい年こいてシニアじゃないってがんばるんだよ。笑っちゃう」
とかなんとか同僚と話しているのだろうと思うと、映画を見る気もなくなって、そのまま帰ってきた。おかしかった。

【平蔵の独り言】
「深夜ですか」→「シニアじゃないですか」

高齢者とか前期高齢者とか、立ち向かって認めたくないが
市町村から年金に関する住民税・介護保険料の通知が自動的に
送られてきて、高齢者じゃなくて“シニア”と叫んでいるが
周りを見渡すと団塊世代で溢れている。

生き抜くヒント!粛々と笑う時代に
週刊新潮5月4・11日号



五木寛之:「作家です!」
地方在住のある作家が、ちょっとアル中気味なので、思いきって診療内科を訪れてみることにした。
診察室に座ると、若い医師が「御職業は?」ときく。
「作家です」
と答えた。

すると相手は心配そうに眉をひそめて、
「いつ頃からそう思うようになりました?」
と、きいたという。
いい話だ。

このおかしさが即座にわかれば、あなたはボケていないと思っていい。
しばらくして笑った人は要注意。


【平蔵の独り言】
診察室に座ると、若い医師が「御職業は?」ときく。
「作家です」

→? 即座に否、現在もわからない!

生き抜くヒント!(五木寛之)週刊新潮2017/04/27号




[PR]

by asanogawa-garou | 2017-05-20 16:58 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)

習得すれば人生が変わる? 一生役立つ「7つのスキル」   

2017年 04月 21日
習得すれば人生が変わる? 一生役立つ「7つのスキル」

@Forbesjapan リーダシップ
2017/02/05 09:00

c0219232_17070635.jpg

①Travis Bradberry ,
CONTRIBUTOR
I cover emotional intelligence and leadership performance.

1.  口を閉ざすべき時を知る
2.  心の知能指数(EQ)を高める
3.  時間を管理する
4.  聞く耳を持つ
5.  「ノー」と言う
6.  質の高い睡眠を取る
7.  ポジティブでいる



c0219232_17081305.jpg

②Monkey Business Images / shutterstock.com
あらゆる点で、学ぶことは学ぶ内容と同じくらいに重要だ。
「自分を高めることは可能だ」「将来には今の自分の能力以上の何かができる」、
そう考えることは胸が躍るようなことであると同時に、充実感を与えてくれることでもある。

ただ、与えられた時間は限られている。
最大の恩恵をもたらすスキルを身に付けることに、できる限りの力を注ぐべきだ。
一度身に付ければあなたに永遠に利益をもたらし続けるのは、次の7つのスキルだ。

1. 口を閉ざすべき時を知る

誰かと対立した時、歯止めが効かない感情に任せて自分の意見を主張し続ければ、人間関係をひどく損なうことにもなる。
自分自身の感情を読み取り、それに対応すれば、無駄な争いを避け、自分の考えを主張すべき時にだけそうすることができる。
これが意味するのは大半の場合において、黙っている方が得策だということだ。

2.  心の知能指数(EQ)を高める

心の知能指数(EQ)は、自分と他者の感情を認識し、理解する力であり、その認識を自分の行動や他者との関係のコントロールのために活用する能力のことだ。
働く人たちを対象に行った調査の結果から、業績の高い人の90%はEQが高いことが分かっている。
一方、業績が振るわない人の中でEQが高い人は20%だった。

当然ながら、EQ値の高い人は収入も増える。
EQの高い人は低い人に比べて、年収が平均2万9,000ドル(約327万円)多い。
EQと収入はかなり直結していることが分かっており、EQが1ポイント上がるごとに年収は1,300ドル増えるという。
EQを高めれば、より幸福を感じられるようになり、ストレスも減るということだ。

3.  時間を管理する

効果的な時間活用を阻む最大の問題の一つは「緊急性の絶対的な力」だ。
即座に対応しなければならない小さなことが、本当に重要なことを後回しにしてしまうことは多い。
本来すべき仕事が全く進まなかったと思いながら、オフィスを出たことが何度あるだろうか?
自分の時間を効果的に管理する術を学べば、最高の状態で仕事を進めることができるようになる。
それも将来にわたってずっと、毎日そうすることができるようになる。

4.  聞く耳を持つ

多くの場合、私たちは人の話をきちんと聞いていると「思って」いる。
だが、実際には次に相手に何を言おうかを考えている。
本当に「聞く」ということは、相手が話している内容だけに集中することだ。
相手の言うことを評価せず、ただ理解しようとすることは、高めることができる重要なスキルの一つだ。

職場では多くの人が色々なことを話しており、聞く機会は溢れている。
だが、そこには口調やボディーランゲージ、語られていない言葉から読み取るべき重要な情報がある。
つまり、人の話を聞かない(そして見ていない)ことで、あなたが職場で何かから脱落する可能性もあるということだ。

〔悲観する「本能」に屈しないことも重要〕
c0219232_17111933.jpg


5.  「ノー」と言う

カリフォルニア大学サンフランシスコ校が行った調査の結果、「ノー」と言うことが難しいと思う人ほどストレスを感じ、燃え尽き、さらにはうつ状態になる可能性さえ高まることが分かっている。
断ることは、実際に多くの人にとってかなり難しいことだ。
だが、「ノー」と言うべき時にそう伝えることは、不要な制約からあなた自身を解放し、生活において大切なことに費やす時間とエネルギーを与えてくれる。

6.  質の高い睡眠を取る

質の高い睡眠が脳に良いことは誰でも以前から知っているが、米ロチェスター大学の研究は、それがどのように脳に良いのかを明確にした。
脳は睡眠中に、目が覚めている間の神経活動の副産物である有害なタンパク質を排除していることが分かったのだ。
質の高い睡眠が満足に取れず、有害なタンパク質が脳細胞内に残れば、情報処理や問題解決の能力が衰え、創造力が失われ、情動反応が増すことになる。

7.  ポジティブでいる

ポジティブであることが希望的な観測でしかないように思える時、前向きなことに目を向け続けようとするのは難しい。
私たちが前向きでいることを本当に邪魔しているのは、危険を察知してそれに集中するという人間の脳に本来備わっている、生存のための機能だ。
これは、人類が狩猟や採取によって生活し、日々身近な誰か、または何かに命を奪われる危険と隣り合わせで生きていた時代には非常に有効だった。

だが、それは大昔の話だ。
現代では脅威を見つけ出そうとするその機能が、私たちに悲観や消極性をもたらしている。
前向きな気持ちを維持するためには、集中力と注意力が必要だ。


c0219232_17131662.jpg


【平蔵の独り言】
【習得すれば人生が変わる? 一生役立つ「7つのスキル」】
1.  口を閉ざすべき時を知る
2.  心の知能指数(EQ)を高める
3.  時間を管理する
4.  聞く耳を持つ
5.  「ノー」と言う
6.  質の高い睡眠を取る
7.  ポジティブでいる

2つに分けられるか!
〔自身のスタンス(立ち位置)〕
1.口を閉ざすべき時を知る:話を聞いて、結果が同じならそれでいいではないか。
それから口を挟む。
2.心の知能指数(EQ)を高める:まずは(自身そんなに頭が良くない)・人の知恵を借りる。
4.聞く耳を持つ:話を聞いて、何を言いたいかまとめることは仕事としてやってきた。
ポジション的には“副”が付いた方のがこれをやりやすい。
5.「ノー」と言う:自分は自分、人は人。同調できるものは認める。嫌なものは“嫌”
「Facebook」やりませんか!→“やりません”(いつも誘ってもそうなんだから)
※何で他人の知りたくないことまで、見なくてはいけないのか!

〔自身の性格〕
3.時間を管理する:社会人になって暫く経った頃、時計を持つことを止めた。
→出張中、時間に間に合うかと時計を見て、駅の時計を見て、
余裕を持って行動すればいいのに(これがなかなかできない)
“イライラ”している。(嫌になって、時計を外した)
6.質の高い睡眠を取る:質が高いか分からないが、いつの間にか寝ている。

7.ポジティブでいる:?どちらかというと(でも、どうにもならないことに“くよくよ”)

気が付くと人との関わり合いで助けられていると思う・・・・・・・・・



[PR]

by asanogawa-garou | 2017-04-21 17:17 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)