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川澄奈穂美 「シアトル・レインFC」に完全移籍、NWSL 2014シーズン ベストイレブンに選出!!   

2016年 06月 23日
川澄奈穂美 「シアトル・レインFC」に完全移籍、NWSL 2014シーズンシアトル・レインFC 全9ゴール&5アシスト NWSLベストイレブンに選出!!

【米女子プロリーグNWSLの「シアトル・レインFC」に完全移籍】
川澄奈穂美、ファン1人1人に握手して別れ
 背番号「36」選び再出発米女子プロリーグNWSLの「シアトル・レインFC」に完全移籍

デイリースポーツ 6月17日(金)14時2分配信

〔米シアトル・レイン、川澄復帰に「帰ってきてくれてうれしい」〕
【なでしこL】INAC神戸・川澄奈穂美がシアトル・レインへの移籍を発表!


【川澄奈穂美 シアトル・レインFC 全9ゴール&5アシストNWSL 2014シーズン】
【川澄奈穂美が初の海外移籍を決めた理由】
・日米デュアル・キャリアという新たな潮流
〔アメリカ女子サッカー、今世紀3度目の正直〕
【快挙!】シアトルレインFC所属の川澄奈穂美選手がNWSLベストイレブンに選出!!


【米女子プロリーグNWSLの「シアトル・レインFC」に完全移籍】
川澄奈穂美、ファン1人1人に握手して別れ
 背番号「36」選び再出発米女子プロリーグNWSLの「シアトル・レインFC」に完全移籍

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①練習後、ファンと交流する川澄
 16日になでしこリーグ・INAC神戸を退団することを発表した元女子サッカー日本代表MF川澄奈穂美(30)が17日、神戸市の本拠地で練習を行い、集まったファンにサイン、握手をして別れを告げた。

【写真】澤の有終弾アシスト!川澄「最後のCK」
澤有終弾アシストの川澄「最後のCK」2015/12/27
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②決勝ゴールで喜ぶ澤と川澄(右)=等々力競技場(撮影・堀内 翔)

 練習前に同クラブから米女子プロリーグNWSLの「シアトル・レインFC」に完全移籍することがリリースされた。
19日のジェフ戦(フクアリ)が渡米前の最後の試合予定で、今月中に移籍先に合流する。契約は7月から今季いっぱいの10月までとなっている。

 川澄は俊足と高い得点力でなでしこJAPANの主力として活躍。
11年ドイツW杯優勝、12年ロンドン五輪銀メダルに貢献した。
14年3月からシアトル・レインFCに期限付き移籍し、今回、完全移籍で復帰する。

 練習には約100人のファンが集まり、川澄は1人1人にサイン、握手をして別れを告げた。
練習後には会見を行った。

 今季は開幕から途中出場が続くなど、出場機会を求めたのが移籍理由。
「納得いくプレーができず、自分にまだ足りないところがあった。
そういう時にシアトルからオファーをいただいた。
もう1回、試合に出る機会を得て成長しようと思った」と明かした。
決断に時間はかからず、「一つ吹っ切って、行こうと思った時には決断して。悩む期間は少なかった」とした。

 2度目の米挑戦は楽しみしかない。
「世界一の女子サッカーの国。そういうところでできるのは有意義。
パワー、スピードではアメリカに行けば下の方。
駆け引き、俊敏性で違いを出してチームのためにやっていきたい」と力を込めた。

 再代表入りにも意欲は十分。
「現役でやっている以上、代表を目指したい。
移籍イコール代表とは思っていないけど、クラブチームの活躍があって代表につながる。意識する」と話した。

 背番号は「36」に決定。
「初めて代表に選んでもらった時が『36』」と選んだ理由を明かし、30歳にして原点からの再出発となった。
最終更新:6月17日(金)15時53分

〔米シアトル・レイン、川澄復帰に「帰ってきてくれてうれしい」〕
スポーツ報知 6月17日(金)11時29分配信
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③シアトル・レインに復帰する川澄
 米女子サッカーリーグNWSLのシアトル・レインは16日(日本時間17日)、
公式サイトで元なでしこジャパンFW川澄奈穂美(30)の復帰を歓迎した。

 川澄は14年3月にINAC神戸から半年間の期限付き移籍。
前年勝ち点18で9位だったシアトルは加入後、勝ち点54で年間最多勝ち点クラブに急成長。
川澄はリーグ5位の9ゴールを挙げて5アシストも記録し、躍進の一端を担った。

 前回と違い完全移籍で獲得したハーベイGMは「ナホがシアトルに帰ってきてくれてとてもうれしい。
前回所属した際にはチームにとても大きな影響を与えてくれた。
再びプレーの質の高さと経験をもたらしてくれる」と期待をかけた。
同クラブには米国代表GKソロ、同MFラピノー、イングランド代表MFフィッシュロックらが所属。
INAC神戸で同僚だったFWゴーベルヤネズも在籍している。

 背番号36に決まった川澄はクラブを通じ
「シアトルに戻ってきます。シアトル・レインに加入できてとてもうれしいです。
チームのためにベストを尽くします」とコメントを発表した。

 同クラブは今月2日になでしこジャパンMF宇津木瑠美(27)をモンペリエ(フランス)から獲得したばかりで、今夏の補強は日本人選手ばかりで2人目。
川澄は来週中にもシアトル入りするという。
最終更新:6月17日(金)11時29分

【なでしこL】INAC神戸・川澄奈穂美がシアトル・レインへの移籍を発表!
2016年6月17日9時25分 スポーツ報知
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④川澄奈穂美
 なでしこリーグ・INAC神戸の元なでしこジャパンFW川澄奈穂美(30)が17日、シアトル・レインへの移籍を自身のブログで発表した。
 川澄は、16日にINAC神戸の退団を発表、17日に14年にプレー経験のある米国リーグのシアトル・レインへの復帰を明らかにした。
 「昨年あたりから以前と比べ、スタートで試合に出れなかったり、途中交代になることが多くなりました。ここ最近も自分自身が納得のいく形で試合に出場できていませんでした」と移籍に踏み込んだ理由を説明。

「移籍したからといって、何かがなんとなく上手く行くようになるとは全く思っていません。これからまたSeattle Reign FCで仲間と戦い、相手と戦い、自分と戦っていかなければなりません。今よりも厳しい状況になる可能性があることも覚悟の上です」と現在の心境を語っている。
「私自身、それなりに年齢を重ねてきましたが、今がサッカー人生の集大成だなんて全く思っていません」と引退は否定、「INACでの約8年間、本当にありがとうございました。INACは私にとってまさにホームです。
移籍しても、INACとはお互い良い刺激を与えられる様な関係でいたいです」と感謝をつづった。
 ◆川澄 奈穂美(かわすみ・なほみ)1985年9月23日、神奈川・大和市生まれ。30歳。小学2年から林間SCレモンズでサッカーを始め、弥栄西高では部活と並行して大和シルフィードに所属。日体大を経て2008年にINAC神戸入団。11年にMVP、得点王、ベストイレブンの個人3冠。日本代表では08年に初選出され、11年ドイツW杯優勝、12年ロンドン五輪、15年カナダW杯の銀メダルに貢献。国際Aマッチ82試合出場20得点。157センチ、51キロ。


【川澄奈穂美 シアトル・レインFC 全9ゴール&5アシストNWSL 2014シーズン】
〔川澄奈穂美 シアトル・レインFC〕
2014年に米プロリーグ・NWSLのシアトル・レインFCにレンタル移籍。
20試合-で9ゴール5アシスト、2度の週間MVPを獲得するなどの活躍でチームのリーグ1位に¬貢献、日本人初の快挙となるベストイレブンに選出された。
また、その年のFIFA女子¬最優秀選手の候補にもなった。

NWSLのベストイレブンに選出。
今シーズンの活躍をふりかえる 2014, 08/30
INACからシアトル・レインへレンタル移籍していた川澄奈穂美(FW)が、NWSLのベストイレブンに選出された。
ベストイレブンのリストについては別にまとめることにして、ここでは川澄の今シーズンについて振り返ることにしよう。

なでしこリーグ2013シーズンのMVPといえども、女子サッカーの本場であるアメリカのNWSLでどれほど活躍できるか開幕当初にわかっていた人はほとんどいなかっただろう。
開幕直前に行われた、アメリカ女子代表選手たちが欠けているなかでの親善試合で5アシストという離れ業をやってのけたものの、開幕戦はベンチスタートだった。
シアトル・レインの今年のFW陣は、ボストンから加入したルルー、リヨンからNWSLに一本化したラピーノ、そしてINACからのゴーベルヤネズ、川澄の4人がおり、いずれもベンチで座らせておくだけでは惜しい選手だった。ラピーノを中盤に下げて使えば、3トップにして余らせることなく使うこともできたが、その中盤にはリトル、フィッシュロック、あるいはウィンターズといったこれまた控えにするにはもったいない選手たちがいた。

ハーヴィー監督は起用法について頭を悩ませていたかもしれないが、この状況はラピーノが開幕戦に怪我をしてしまったことによって、思いがけず解決することとなった。
その後、川澄はアジアカップでチームを離れるまで、NWSL特有のタイトな日程ながらも4試合連続で先発出場することになった。
日本からの報道陣も駆けつけたシーズン4試合目のスカイブルー戦では、荒天も味方しながらNWSL初得点も決めた。
アジアカップから戻ったあとの活躍は、多くの人が知る通りで、チームに再合流したスカイブルーとの試合で2ゴールを上げたり、ボストン・ブレーカーズとの試合では決勝点を決め週間MVPに選ばれたりなどした。
結局、アジアカップ期間中の4試合を除く、すべての試合に出場した。

【川澄奈穂美が初の海外移籍を決めた理由】
・日米デュアル・キャリアという新たな潮流
江橋よしのり2014年2月12日 11:14

〔アメリカ女子サッカー、今世紀3度目の正直〕
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⑤移籍する女子サッカー、シアトル・レインのマフラータオルを掲げる川澄奈穂美=11日、神戸市【共同】

 ここからはアメリカの女子プロサッカーリーグについて、背景を紹介したい。
 アメリカには過去、WUSA(Women‘s United Soccer Association)と呼ばれたプロリーグが存在した。
しかし2001〜2003年のわずか3シーズンで消滅。
当時プレーしていた澤穂希は、自ら望んだのとは違う形で日本への帰国を余儀なくされた。

 2009年には、新たにWPS(Women’s Pro Soccer)というプロリーグが発足した。
アメリカ女子代表選手をはじめ、2008年北京五輪で活躍した欧州勢や日本勢も「国際ドラフト」で指名され、複数のなでしこたちが海を渡るきっかけになった。
そして澤と宮間あやが2シーズン、丸山桂里奈、荒川恵理子、山口麻美が半〜1シーズン所属したものの、やはり3シーズンで幕を閉じた。

 いずれのリーグも、資金難に陥るクラブが相次いだことが失敗の原因だった。
安定した運営がなされていないことは、日本人選手の足を遠のかせる要因にもなっていた。

 21世紀で3つ目の女子プロリーグ機構となるNWSLは、過去の反省に立ち「サスティナブル(持続可能)なリーグ運営」を掲げて、2013年に始まった。
アメリカ、カナダ、メキシコの北中米3協会が選手の年俸を一部負担するなどして、各クラブによる過剰なマネーゲームを抑制することに成功している。

 また、アメリカ協会が2015年女子W杯、2016年のリオ五輪に向け「国内リーグでプレーする選手から代表選手を選ぶ」との意向を示したことから、欧州や日本でプレーしていた有力選手たちが帰国を決断した。
これによって、冒頭の川澄のコメントで紹介した通り、プレーヤーの質が保たれることも期待されている。

川澄以外にも続々。シーズン終了後には日本へ
 川澄のほかにも、なでしこリーグからアメリカへ移籍を決めた選手が複数いる。
鮫島彩はベガルタ仙台レディースからヒューストン・ダッシュへ完全移籍、
昨季のなでしこリーグ得点王ベバリー・ゴーベルヤネズは川澄と同様、
INAC神戸からシアトルへ期限付き移籍、同じくINAC神戸からベッキー(レベッカ・アン・モロス)がポートランド・ソーンズFCへ完全移籍する。
川澄に加え、鮫島とゴーベルヤネズの2人も秋以降、日本に復帰する見込みだと報じられている。

 さらに、昨年末の皇后杯でアルビレックス新潟レディースのストライカーとして活躍したティファニー・マッカーティーも、昨季は夏までアメリカで、秋から日本でプレーして、日米デュアル・キャリアを実現していた。
ティファニーの成功例に続き、川澄、鮫島、ゴーベルヤネズらが両国を股に掛けた活躍をすれば、今度はアメリカ人選手の日本行きも加速する可能性がある。

 女子サッカーにおいて、世界で一目置かれる存在となった日本が、アメリカ人選手にとって「目指す場所」になってくれれば、なでしこリーグに新たな魅力が生まれる。
日本の女子サッカーの未来を語る上でも、有力選手が「日本から世界へ」を合言葉にすると同時に、リーグ全体が「日本の中に世界を作れ」を合言葉に、アメリカ人選手をどんどん呼び込んでくれたら面白い。

<了>
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【快挙!】シアトルレインFC所属の川澄奈穂美選手がNWSLベストイレブンに選出!!
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⑦NWSLのベストイレブン
アメリカ女子サッカーリーグ・シアトル・レインFCにレンタル移籍しているサッカー女子日本代表の川澄奈穂美選手が、NWSLのベストイレブンに選出されました。(日本時間 8月30日早朝)
更新日: 2014年09月02日
NWSL(ナショナル・ウーマンズ・リーグ)とは?
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⑧出典womens.soccerly.com
2013年に発足
NWSLはアメリカ女子プロサッカーリーグで、前身のWUSA・WPAを受けて2013年に発足しました。

世界ランキング1位のアメリカ代表の選手はもちろん、各国から代表レベルの選手が集い、競われます。

開催期間は4月から8月まで。
リーグ戦は全9チームによる3回戦総当りで24試合行われ、上位4位チームがプレーオフに進出。
プレーオフはノックアウト方式のトーナメントで行われ、年間優勝チームを決定します。
川澄選手が所属するシアトル・レインFCはどんなチーム?
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出典www.reignfc.com
各国代表のスター選手が集結
川澄選手が所属するシアトル・レインFCには、
米代表のGKホープ・ソロ、FWミーガン・ラピノー、シドニールルー、DFステファン・コックス、
スコットランド代表のキム・リトル、
ウェールズ代表で主将を務めるジェシカ・フィッシュロック選手など各国の代表選手がズラリと並びます。

チームを率いるのは、アーセナル・レディースをイギリス女子リーグ3冠に導いた実績のあるイギリス人のローラ・ハービー監督。
パワー主体のアメリカでは珍しく、パスやドリブルを基本とする「スモールフットボール」をチームにもたらしました。
今季9ゴール5アシストの活躍で、チームのシーズン1位に貢献

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⑩2度の週間MVPに選出 出典www.nwslsoccer.com
川澄選手は、今季9ゴール(リーグ5位、日本人過去最多)・5アシスト(リーグ7位)、2度の週間MVPに選出されるなどの大活躍で、チームの攻撃の一角を担い、シアトル・レインFCのシーズン1位(16勝2敗6分け)に貢献しました。
NWSLベストイレブンに選出!
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⑪日本人史上初の快挙! 出典www.zimbio.com
NWSLのベストイレブンの投票は、記者・クラブ関係者・選手によって行われます。

FW争いでは、ゴール数で川澄選手を上回っている選手が複数おり、
選出は厳しいのではとの見方もありましたが、
アシストやチーム一位への貢献が評価され、見事選出されました。

過去には、澤穂希選手や、宮間あや選手も挑戦したアメリカ女子プロリーグで、
日本人選手として初めての快挙となりました。

【平蔵の独り言】
2011女子ワールドカップ(ドイツ大会)準決勝(ベスト4):スウェーデン戦
サブメンバーから 先発起用された 川澄
「前線で守備、攻撃とも走り回れ」
2014年米プロリーグ・NWSLのシアトル・レインFCにレンタル移籍、
シアトルレインFC所属の川澄奈穂美選手がNWSLベストイレブンに選出!!

2016年完全移籍、ひたむきなプレースタイルをみせる川澄奈穂美がどんな活躍みせるか 

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by asanogawa-garou | 2016-06-23 14:34 | なでしこジャパン | Comments(0)

【安藤梢】女子CL制覇のなでしこ安藤「CL優勝という夢を叶えることができた」   

2015年 07月 21日
【安藤梢】女子CL制覇のなでしこ安藤「CL優勝という夢を叶えることができた」

〔UEFA Women’s CL〕FW安藤梢が所属するFFCフランクフルト 欧州制覇
〔「自分が持っているものをすべて出し切りたい」〕


女子CL制覇のなでしこ安藤「CL優勝という夢を叶えることができた」
SOCCERKING 2015/05/16

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①念願のCL制覇を成し遂げた安藤梢(右)
 14日に行われた女子チャンピオンズリーグ決勝戦で、パリ・サンジェルマンを下して欧州制覇を達成した1.FFCフランクフルト所属のFW安藤梢が優勝の喜びを振り返った。

 ドイツに移籍して6年目で手にしたビッグタイトルについて安藤は「CL優勝という夢を叶えることが、ドイツに移籍した理由の一つでもあったので、その夢を叶えることができて『ぐっ』ときました」とコメント。

 また、今シーズンを振り返って「昨シーズンはほとんどの試合にスタメンで出場してCL出場権の獲得にも貢献できたが、今シーズンは、チームに多くのドイツ代表や各国代表選手が所属し、ポジション争いも激しくスタメンだったり途中出場だったりで、悔しい思いもたくさんした。
そんな中で、いろんなポジションでプレーしたりしながら選手として、すごくたくさんの事を経験し積み重ねてきたものがあるので、自分自身重みのあるタイトルです」と、苦しんだ中にも自身の成長とタイトル獲得という経験を得られたことへの充足感を語っている。

 16日にドイツから帰国した安藤は18日からワールドカップに向けてスタートするなでしこジャパンの国内合宿に合流する予定となっている。

〔UEFA Women’s CL〕FW安藤梢が所属するFFCフランクフルト 欧州制覇
14日、ドイツのベルリンでUEFA女子チャンピオンズリーグの決勝戦が行われた。
今年で14シーズンを迎えた女子CL。
今シーズンの決勝はなでしこFW安藤梢が所属するFFCフランクフルト対PSGの一戦となった。
試合は1-1で進んだが終了間際の後半アディショナルタイム、途中出場のFWマンディ・イスラッカーが劇的なゴールをあげ勝負あり。
FFCフランクフルトが4度目となる欧州制覇を成し遂げた。
先日Qolyでもお届けした通り、
FFCフランクフルトはベスト16から準決勝までを9-0→12-0→13-0とあまりに無慈悲なスコアで勝ち上がっており、その破壊力が話題となっていた。

女子ワールドカップに向けたドイツ代表の予備登録リストにも、
FFCフランクフルトからは6人が選出されている。
なお、安藤はこの日87分から出場。
女子CLの公式Twitterアカウントが掲載した写真でも喜ぶ姿が確認できる(最前列右から3人目)。
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②FW安藤梢が所属するFFCフランクフルトが4度目となる欧州制覇

〔「自分が持っているものをすべて出し切りたい」〕サッカーキング
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女子W杯での連覇を目指すなでしこジャパンに、
MF安藤梢(1.FFCフランクフルト/ドイツ)が大きなタイトルを携えて合流した。

2009年からドイツでプレーに磨きをかけるストライカーは、
ヨーロッパでの女子クラブチームNo.1を決する欧州女子チャンピオンズリーグ(CL)を、
今年5月に制覇したばかりで、心身ともに充実中。
今回はMF澤穂希に続くなでしこジャパンの年長者として、自身4回目の女子W杯に挑む。

その一方、安藤は過去の女子W杯と五輪では無得点であり、
選手としての集大成を示さなければならない大会だろう。

欧州で蓄えられた豊富な経験や知識に、チーム内外から大きな期待が寄せられている中、
安藤梢は何を思うのか。

CL優勝という夢を叶えることができた
――今シーズンはチャンピオンズリーグ優勝というビッグタイトルを獲得しました。
安藤:CL優勝という夢を叶えることが、
ドイツに移籍した理由の一つでもあったので、
自分自身重みのあるタイトルですね。

――今シーズンを振り返ってみてどんな1年でしたか?
安藤:昨シーズンは、ほとんどの試合をスタメンで出場することができましたが、
今シーズンは、スタメンだったり途中出場だったりで、
チームに多くのドイツ代表や各国代表選手が所属し、
ポジション争いもあり、悔しい思いもたくさんしました。
でも、そんな中で色々なポジションでプレーしたりしながら選手として、
すごくたくさんの事を経験し、積み重ねることができたので意味のある1年だったと思います。
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④UEFA Women’s CL

――ドイツに移籍して6シーズン目を終えました。
欧州でプレーしていて改めて感じていることなどありますか?
安藤:ヨーロッパでは攻撃が縦に速く、個を重視するサッカーだということを肌で感じました。
各国の強豪チームには強烈な個の力を持った選手がたくさんいて、
彼女たちのボールを前に運ぶ力は驚異的だなと改めて感じましたね。

――安藤選手自身はそういった環境の中でどんなことを考えてプレーしていますか?
安藤:フィジカルの強い相手にどう対処するかですね。
常に工夫していますが、通用したと実感できる部分と課題だと感じることも多いです。
ドイツに渡った当初は、体を当てるタイミングや手の使い方を工夫していました。
6シーズンをプレーし、今は自然とできるようになってきている部分もあります。
また、ドイツでプレーしているからこそフィジカルの強い相手との1対1にどんどんチャレンジしようと意識して取り組んでいます。
ファーストタッチの置き場所やフェイントを入れて相手の逆をつくドリブルなどの質をもっと高めていきたいです。

“戦う姿勢”を全面に出すことが1番大切
――CL決勝を終えてすぐに国内合宿に合流しましたが、
現在のコンディションはいかがですか?(取材日:5月17日)
安藤:コンディションは良い状態です。
CL決勝が終わってからすぐに気持ちもなでしこに切り替わっていますし、
W杯の初戦にベストな状態で臨めるようにしっかり準備したいです。

――「W杯連覇」を期待されることについてどのように感じていますか?
安藤:前回大会の時は、大会前はほとんど注目されてなかったので、
日本のみなさんに、期待してもらって応援してもらえることはとてもありがたいことだと思います。

――世界の女子サッカーのレベルが年々上がってきている中で、
W杯を連覇することは非常に難しいミッションだと思いますが。
安藤:もちろん、連覇というのは本当に難しいことだと思います。
各国のレベルが上がっていることだけでなく、日本も研究されています。

――今回選ばれたW杯のメンバーは、ドイツW杯とロンドン五輪の両大会に参加している選手が15名選出された経験豊富なチームとなりました。
チームとしてどんなことが重要になってくると考えていますか?
安藤:なでしこの強みの一つは、チームが一つになって戦えることです。
W杯の舞台を経験し、その雰囲気を知っている選手が多いことはチームとしての共通意識を高く持てますし、大きなメリットになると思います。

――佐々木則夫監督はメンバー選考について「戦える選手を選んだ」とコメントしていました。
「戦う姿勢」についてドイツでプレーしている安藤選手の意見を聞かせてください。
安藤:私も始めてドイツに渡った時に、1番最初に戦う姿勢の違いを感じました。
深いタックルだったり身体のぶつかり合いに本当に驚きました。
でもこれが世界では当たり前でヨーロッパでは、“戦う姿勢”を全面に出すことが1番大切なので。
そういった意味では監督の言うとおりだと思います。
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⑤「戦う姿勢」
――W杯に臨むなでしこジャパンのメンバーは「戦う姿勢」を十分に備えているということでしょうか?
安藤:W杯は国と国の誇りを懸けて、相手も相当な気持ちをぶつけてくるはずです。
でも、自分たちはそれ以上に戦う部分を全面に出していきたいですね。
今のなでしこは、アメリカやヨーロッパでの経験がある選手がたくさんいますし、
そういう雰囲気を練習からも出していきたい。

――今回のメンバー選考では澤選手の復帰が大きな話題となりました。
安藤:尊敬する澤さんと一緒にまた代表でプレーできることを率直に嬉しく思います。
澤さんほどの偉大な選手が、一生懸命諦めずに目指している代表というのは改めて特別な場所だと感じました。
そんな代表に選ばれて光栄だと思うと同時に、自分が持っているものを全部出し切って戦いたいと強く思いました。

恩師が率いる初戦のスイス戦が重要
――グループリーグではスイス、カメルーン、エクアドルといずれも初出場の国と対戦します。
グループリーグでの展望を聞かせてください。
安藤:W杯では初戦で勝ち点3を取って勢いに乗ることが重要なので、非常に大切な試合になると思います。
ですので、初戦のスイス戦は絶対に落とせない試合になります。

――初戦で対戦するスイスはブンデスリーガでプレーする選手が多いですが、
安藤選手はどのように見ていますか?
安藤:スイスはほとんどの選手がブンデスリーグでプレーしていて、
個々のレベルは非常に良い選手がたくさんいる印象ですね。
スイス代表の(マルティナ)フォス=テクレンブルク監督は、
私がドイツに渡った時の最初のチームでお世話になった監督なんですよ。

――スイス代表のフォス=テクレンブルク監督はどんなタイプの監督ですか?
安藤:戦う姿勢を全面に出すことを要求するとても熱い監督です。
この前のアルガルヴェ・カップで会った時には「日本と戦うのに失うものは何もない」と言っていました。
日本との試合では激しくファイトする戦い方をしてくると思います。
難しい試合になると思いますが、なでしこはそれを受けるのではなく、相手以上に戦う姿勢を持って挑まなくてはならないと思います。

――なでしこジャパンが連覇を成し遂げるためには、
ドイツ、アメリカ、フランスといった強豪国との対戦を乗り越えなくてはなりません。
佐々木監督は「勝てない相手ではない」とコメントしていました。
安藤:ドイツ、アメリカ、フランスはとても良いチームなのは確かです。
でも、個人的には勝てない相手ではないと思っています。
ただ、この3チームだけでなく、予選からどの試合も一戦一戦をチャレンジャーの気持ちで臨むことが大切です。

W杯ではすべてを出し切りたい
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⑥安藤梢
――2011年のW杯優勝を境に、女子サッカーを取り巻く環境は大きく変わりました。
安藤選手にとってこの4年間はどういうものでしたか?
安藤:2011年W杯後から、なでしこの注目度は大きく変わりました。
でも、自分自身はサッカーに対する取り組みは今までと変わっていません。
「もう一度世界一になる」という目標に向かって、
各国の中心選手が集う1.FFCフランクフルトというチームでチャレンジしてきました。

――最後にW杯への意気込みを聞かせてください。
安藤:W杯連覇をして、また日本中がひとつになって皆さんと一緒に喜べるよう、
すべてを出して戦ってきます。
応援よろしくお願いします!

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⑦CL優勝

【平蔵の独り言】
安藤:W杯では初戦で勝ち点3を取って勢いに乗ることが重要なので、
非常に大切な試合になると思います。
ですので、初戦のスイス戦は絶対に落とせない試合になります。
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⑧白クマのぬいぐるみとともに母校を訪れた安藤梢

【独り言】
初戦のスイス戦 勝ち点3 取れた が 安藤梢 が痛んだ・・・・・・・・

この初戦がなかったら、決勝まで(もし を言ってもしょうがないが)
安藤梢! カナダW杯で知ることができた。

サッカーは、生きることは 楽しい!
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by asanogawa-garou | 2015-07-21 14:56 | なでしこジャパン | Comments(0)

【なでしこW杯】骨折退場の安藤梢が残した「勝ち点3以上のもの」なでしこ見守る背番号7のクマ   

2015年 07月 10日
【なでしこW杯】骨折退場の安藤梢が残した「勝ち点3以上のもの」なでしこ見守る背番号7のクマ
 Sportive2015.06.10•早草紀子●取材・文・写真
〔スイス戦で負傷した安藤、左足首骨折でW杯残り試合欠場へ〕
〔なでしこW杯初戦勝利で失った代償が大き過ぎた【安藤梢 骨折】〕
〔負傷で女子W杯離脱の安藤梢がメッセージ「みんなの笑顔が見たい」〕
〔スイス戦先発のなでしこ安藤、先制PK獲得も左足負傷で途中交代〕
〔なでしこ見守る背番号7のクマ 離脱の安藤と「一緒に戦う」 サッカー・女子W杯〕


【なでしこW杯】骨折退場の安藤梢が残した「勝ち点3以上のもの」
 なんとか勝ち切った。なでしこジャパンが連覇を狙うFIFA女子ワールドカップの初戦は、グループC一番の難敵・スイスを1-0で破り、勝ち点3をもぎ取った。
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宮間あやのFKでの先制点を守りきって、初戦スイスに勝利を収めたなでしこ
 カナダ入りしてから、そのほとんどの練習を異例の非公開にしてきた佐々木則夫監督が、初戦にしてグループリーグ最大の山場となるこの試合を託した11人は、いつもの主軸に加え、注目のボランチに日本男女初となるAマッチ200試合出場の節目を迎えた澤穂希(INAC神戸)とケガから復調した阪口夢穂(日テレ・ベレーザ)の鉄板コンビ、そして左サイドバックには宇津木瑠美(モンペリエHSC)が入り、右サイドには国内では控えに回っていた有吉佐織(日テレ・ベレーザ)がバックに、ハーフに大野忍(INAC神戸)がスタメンを勝ち取っていた。

思いがけないそのシーンが訪れたのは29分、安藤梢(フランクフルト)が倒されて得たPKを宮間あや(湯郷ベル)がしっかりと落ち着いて沈め、ガッツポーズとともに先制点を手にした。
結局はこのゴールを守りきり、日本は1-0で辛勝した。

 初戦のギリギリまでスタメンが決まらないほど拮抗していた選手たちの仕上がり。
 右サイドのスタメンを掴んだ大野と有吉はここぞとばかりに積極的に攻撃に打って出た。
普段のトレーニングからコミュニケーションを取る姿が見られる二人だからこそ、有吉のビルドアップを大野が支え、大野が前線へ飛び出せば、すかさず有吉がサポートに入る。
 後半に入ると攻め込まれる時間帯が増え、有吉は守備に多くの時間を割かれたが、二人は前線への意識を緩めることはなかった。
日本の命綱である宮間のいる左サイドを封じられると、大野はダイレクトパスで変化を生み出すなど工夫を凝らし始める。
比較的受け身だった右サイドに活気が戻った時間だった。
「緊張もあったけど楽しくできた」とは有吉。
アルガルベカップではフランスを相手に「ビビッてしまったところもあった」と悔しさを隠し切れなかったが、ここ一番で高い位置を取りながらの強気なプレイを発揮した。

ボランチはやはり3枚の起用となった。
阪口のしなやかさと、澤のメリハリの効いたプレイで、前半の安定感はさすがのゴールデンコンビ。
後半12分に澤は退いたが、本人も事前に了承済みだったこともあり、存分に存在感を発揮しての交代となった。
 代わって入ったのがワールドカップ初出場の川村優理(ベガルタ仙台)。
緊張するのはもちろん、スイスが同点弾を狙ってギアを上げてきている最中に、そのど真ん中に放り込まれて、すぐに馴染むはずもない。
しばらく続いた阪口の気配を常に意識しながらのポジショニングは、すべて中途半端になってしまった。
ところがその数分後、川村は思い切ったスライディングで相手の進行を阻止しようとした。
「迷っててもしょうがない。思いっきりやるしかないと思った」
 川村は阪口のカバーを信じて自らができるプレイをぶつけた。
結果、それが功を奏した形となる。
昨年からセンターバックとしての能力を開花させ始めていた川村だったが、直前合宿から本格的に求められたのは、本来のポジションであるボランチだった。
 長丁場となる舞台では、ボランチのペアリングは複数必要だ。
仮に澤、阪口、川村で組む場合、この試合のような交代は相手にも大きな影響を与える。
ただし、自分たちの切り替えが何よりも重要だ。
ボランチの迷いはピッチ全体に波及してしまうだけに、川村がいかに短時間で流れを掴むことができるかが今後カギとなっていきそうだ。

 そして今、なでしこジャパンにかつてない大きな試練が訪れている。日本の決勝点となったPKを生み出したのは安藤のプレイ。
大儀見優季(ヴォルフスブルク)からの裏へのパスのタイミングはGKとの1対1の勝負につながる。
そのとき、安藤は一切の迷いなく飛び込んだ。
左足首を痛めたのはその着地時のことだった。
激痛に表情がゆがむ。ただ事ではない症状であることは瞬時に見て取れた。

 一夜明け――安藤のチーム完全離脱が佐々木監督の口から明らかになった。
今年に入ってから好調をキープしていた安藤は現在32歳。
ベテランらしくないプレイをしたいと心に決めていた。
数日前に交した彼女の言葉がよみがえる。
「キレイなゴールが欲しい訳じゃない。体ごと押し込む、そんな泥臭いゴールが欲しいんです」
 安藤が最後に見せてくれたものはまさしく、体ごと投げ出す彼女の求めたプレイそのものだった。
また、彼女の存在で光を受けるはずだったのが大儀見だ。
この試合でも前半の二人の動きはゴールへの可能性にあふれるものだっただけに、失ったものの大きさを痛感する。
 だからこそ、安藤が体を張って残したこの勝ち点3を無駄にすることなど、誰ができるのか。
大きすぎる代償の代わりに持ち帰ることができるのは何か。
安藤の想いをチームに残し、彼女に胸を張れるチームにしていくしかない。
なでしこたちが本気で強くなるのは、今しかない。

〔スイス戦で負傷した安藤、左足首骨折でW杯残り試合欠場へ〕
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②安藤梢は相手GKとの接触で負傷した【写真:Getty Images】
 W杯連覇を目指すなでしこジャパンに、またしても負傷者が出てしまった。
事前の国内合宿で岩渕真奈が右ひざを痛めていたが、今度は安藤梢の負傷が明らかとなっている。
 8日に行われたカナダ女子W杯のグループリーグ初戦のスイス戦に先発した安藤は、28分に相手GKと交錯してプレー続行不可能に。
その後菅澤優衣香と交代になっていた。
 佐々木則夫監督は試合後の記者会見で「軽いねん挫ではない」と語っていたが、どうやら骨折していたようだ。
 1.FFCフランクフルト公式サイトによれば、安藤は左足首の骨折で、大会の残り試合は欠場することになる。
 この負傷について安藤の所属クラブ1.FFCフランクフルトのマネージャーを務めるジークフリート・ディートリッヒ氏は「安藤梢が深刻な足首の負傷でタイトル防衛というミッションに挑んだW杯を初戦で終えなければならなくなったのは悲劇的だ」と嘆いている。
 また「彼女は成功を収めた1.FFCフランクフルトでのシーズンを終え、タイトルのためにカナダでプレーすることにとても意欲的だった。我々は彼女がいち早く治療を終えてカムバックすることを願っている」と、安藤にエールを送った。
【了】

〔なでしこW杯初戦勝利で失った代償が大き過ぎた【安藤梢 骨折】〕
6月9日になでしこジャパンは初戦のスイス戦を1-0で勝利しました。
その1点は、安藤選手が獲得したPKによるものでしたが、
その際に起きた相手GKとの接触で、安藤選手は負傷交代、
のちに骨折と診断されW杯からの離脱を余儀なくされました。
日本が失った代償がどれだけのものだったのかを解説したまとめです。

〔なでしこジャパン安藤梢の怪我は「左足首骨折」で帰国へ〕
なでしこMF安藤「左足首骨折」で帰国へ
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③"安藤梢 スイス戦 ヘディングで競り合う"
【カナダ・バンクーバー発】
8日(日本時間9日)に行われたサッカー・カナダ女子W杯1次リーグ初戦でC組のなでしこジャパンは同組最大のライバルのスイスを1―0で撃破。
連覇に向けて好スタートを切ったが、決勝点につながるPKを獲得したMF安藤梢(32=フランクフルト)は、左足首骨折のためチームを離脱し、日本は1人少ない22人で戦うことになった。

 宮間の決勝弾につながるPKを獲得したMF安藤は左足首骨折のためチームを離脱し、日本に帰国することになった。
所属クラブによると、手術が必要という。近日中に帰国する予定だ。

 安藤は前半26分、FW大儀見優季(27=ボルフスブルク)からの浮き球のパスに反応し、先にボールに触ったところでスイスGKタールマンと激しく接触。
着地した際に左足首を負傷し、得点後の32分にベンチに退いた。

 勝利から一夜明けた9日(同10日)、
佐々木則夫監督(57)は「チームを離脱してケガを治すという方向で決断しました。
安藤も昨日は落ち込んでいた様子でしたが、今日はもう気持ちを切り替えているようでした。
みんなは安藤の思いを受け止めて、一戦一戦戦うことに尽きる」と説明した。

 すでに初戦を終えているため、大会規定で選手の入れ替えは不可能。
なでしこはこのまま1人少ない22人での戦いを余儀なくされる。
決死の思いでつかんだPKと勝ち点3だが、その代償は大きなものとなりそうだ。
日刊スポーツより
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④なでしこジャパンの選手たちがチームから離脱する安藤梢と記念撮影

〔負傷で女子W杯離脱の安藤梢がメッセージ「みんなの笑顔が見たい」〕
SOCCER KING 2015.06.11
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⑤女子W杯スイス戦に出場した安藤 [写真]=FIFA via Getty Images
 負傷によりFIFA女子ワールドカップ・カナダ2015に臨んでいるなでしこジャパンからの離脱を余儀なくされたMF安藤梢が11日、コメントを発表した。
同選手の地元後援会が運営するサイトがメッセージを伝えている。

 安藤は8日に行われたスイス戦で27分に決勝点となるPKを獲得。
しかしその際に相手GKと交錯し、そのまま負傷交代していた。
同選手は次のように自身の心境を明かしている。

「この度、左足ひ骨外果骨折によりワールドカップを離脱することになってしまいました。たくさんの方から温かい励ましの言葉をいただき本当にありがとうございます」

「怪我をした時はかなりの激痛がはしったのですが、ピッチに戻りたいという気持ちでいっぱいでした。試合後の検査では骨に異常がないことを願うだけでしたが、レントゲンで骨折がわかり結果を告げられた時は目の前が真っ白で受け入れられず涙がとまりませんでした。」

「ここまでW杯2連覇を毎日目標にしてやってきて積み上げてきたのに、怪我で離脱することは想像もしていなかったし、本当にこの一瞬のプレーで終わってしまうんだということを正直まだ受け入れられない気持ちもあります」

「W杯は始まったばかりですが、仲間が私の思いも忘れずに戦ってくれると声をかけてくれ、励ましてくれ、前を向かなきゃと思いました。
こんなに温かい仲間と一緒にサッカーができたことを誇りに思います。
離脱することで迷惑をかけてしまったので、自分のできること、全力でチームをサポートしたいと思います」

「最後にみんなの笑顔が見たいです。
ずっと私のことを応援してくれていた方の期待にも応えられず、申し訳ありません。一緒になでしこをサポートしてください」

〔スイス戦先発のなでしこ安藤、先制PK獲得も左足負傷で途中交代〕
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⑥相手GKと交錯した安藤梢 [写真]=FIFA via Getty Images

 FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015のグループステージ第1節でスイス女子代表と対戦中のなでしこジャパン。
この試合に先発したMF安藤梢が左足首を負傷し途中交代を余儀なくされた。

 27分、エリア内に抜けだした安藤は、飛び出したGKゲル・テルマンと交錯。これがファールの判定でなでしこがPKを獲得し宮間が決めて、なでしこが先制に成功。

 しかしこのプレーで左足首を負傷した安藤は菅澤優衣香との交代でピッチを退いている。

〔なでしこ見守る背番号7のクマ 離脱の安藤と「一緒に戦う」 サッカー・女子W杯〕
朝日新聞DEGITAL 2015年6月23日16時30分
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⑦エクアドル戦のベンチでは、背番号7のユニホームを着たぬいぐるみを持つ熊谷選手の姿があった。
 
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会で、連覇を目指す日本代表のベンチにぬいぐるみがいる。大会中にけがでチームを離れた安藤梢(こずえ)選手(32)のユニホームを身につけた白クマだ。
「安藤とともに戦う」。そんな選手たちの思いが込められている。
 16日にあった1次リーグのエクアドル戦。
入場する選手たちをベンチで見守ったDF熊谷紗希選手(24)は、白クマのぬいぐるみを抱えていた。
安藤選手はFWで先発した8日のスイス戦で相手GKと激突し、左足首を骨折。
そのプレーで得たPKを決めて、チームは1―0で初戦をものにした。
宿舎で同部屋だったDF近賀ゆかり選手(31)は「あんち(安藤)の分もじゃないけど、全員がそういうものを背負う気持ちはある」。

 日本サッカー協会広報によると、ぬいぐるみは選手側の希望で、チームスタッフがエクアドル戦があったウィニペグで購入。
カナダらしい動物という理由で選ばれた。
大会を主催する国際サッカー連盟(FIFA)に確認した上で「ベンチ入り」させた。
安藤選手の背番号「7」が入ったユニホームを着たぬいぐるみは、大会の公式ツイッターでも紹介された。
熊谷選手は「自分たちがやれることをやりきることが、梢の願いだと思う」。
 日本は23日(日本時間24日午前11時)にある決勝トーナメント1回戦でオランダと戦う。安藤選手への思いが詰まった白クマもベンチに座る予定だ。(バンクーバー=勝見壮史)

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⑧安藤 梢(あんどう こずえ、1982年7月9日 - )は、栃木県宇都宮市出身の女子サッカー選手。
ドイツ女子ブンデスリーガ・1.FFCフランクフルト所属

【平蔵に独り言】カナダ大会で決勝トーナメントに進めたのは、初戦スイス戦の安藤梢 の果敢なプレィからシロクマの縫いぐるみは一緒だった。

女子W杯も4年前のドイツ大会、なでしこジャパンも決勝トーナメントに勝ち上がって、注目されてから初めて知った。
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by asanogawa-garou | 2015-07-10 16:53 | なでしこジャパン | Comments(0)

【川澄奈穂美】気付いたら声を掛け合う なでしこのチームワーク〔サッカーは「ミスのスポーツ」でもある〕   

2014年 06月 07日

【川澄奈穂美】気付いたら声を掛け合う なでしこのチームワーク
〔サッカーは「ミスのスポーツ」でもある〕

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〔控えでも自分の役割を果たすのが大事〕
〔なでしこジャパンのチームワークとは?〕

【ミスを恐れずにチャレンジしたい】

〔サッカーは「ミスのスポーツ」でもある〕
〔サッカーの友達には何でも相談できる〕
〔大学で受け継がれていたメッセージ詩集〕
〔前十字靱帯断裂の大ケガで感じたチームの絆〕
〔気付いてあげることが大切〕
2013/3/1
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〔控えでも自分の役割を果たすのが大事〕
悔しくても練習は全力で取り組むことで、必ず試合に出られるチャンスがくると信じていました。

チームワークを高めるためには「自分の立ち位置を知る」のが大事だと思います。

〔2011年のFIFA女子ワールドカップ。〕
スウェーデン戦で2ゴールを決めるまで、私自身、先発メンバーには選ばれず、控えにまわることが多かったんです。
思うように試合に出られないのは悔しいですよ。
でも、先発で出られないのは実力。
不機嫌な顔をしてチームに悪影響を与えちゃったら何にもならないですよね。
悔しくても練習は全力で取り組むことで、必ず試合に出られるチャンスがくると信じていました。

チームワークを高めるためには「自分の立ち位置を知る」のが大事だと思います。
なでしこジャパンのみんなは、先発、控え選手からスタッフまで「勝つために自分が何をやるべきか」を全員が理解し、それに対してしっかり取り組んでいたと感じます。

〔なでしこジャパンのチームワークとは?〕
ワールドカップで上位に来るような国のチームは、どこも素晴らしいチームワークをもっています。
でも、フィジカルで格上の相手に勝つために、なでしこにとって、どの国よりも強いチームワークが生命線だったことは間違いないと思います。

ある試合の終了間際で同点に追いつかれたことがあるんです。
後半ロスタイムに、ディフェンス選手のクリアミスから失点したので、彼女はすごくショックを受けていました。
でも、ポジションの近い選手や彼女の様子に気付いた選手が試合後にもしっかりと声を掛けていました。
なでしこは、ミスは一人の責任ではなくてチームで共有するという意識が高いですね。
誰かがミスをしても、気付いた人がすぐに声を掛ける場面は多いです。

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〔サッカーは「ミスのスポーツ」でもある〕
私も試合でミスしちゃうことはありますよ。
ポジションが前なのでミスが直接失点に繋がることはあまりないですが、
ミスをカバーしてくれるディフェンス陣にはいつも感謝しています。
そもそも、サッカーには「ゴール」という最大の成功があるけど、
それは1試合に多くて数回のことでしかありません。
あとはミスでプレーを終えることがほとんどです。
だから、ミスを恐れていては何もできません。

無気力や何も考えずにやってしまうミスは叱咤されるべきでしょうけど、
チャレンジした結果のミスには次がある。
私自身、ミスは恐れずにどんどんチャレンジする気持ちを大切にしています。
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〔サッカーの友達には何でも相談できる〕
今年(2013年)も、チームではキャプテンをやることになりました。
2年前にキャプテンになった時には経験豊富な選手が何人か移籍してきてくれて、キャプテンだから引っ張るというより、みんなに支えられていた感じでしたけど。
今年は高卒の選手が4人も入ってきたりして若いチームになったので、
少し「しっかりしなきゃ」とは思ってます。
でも、特別なことをやろうとは思っていません。
練習にしっかり取り組んで、その練習態度で、若い選手に「早くこのレベルまで来い!」って激励する気持ちでいます。

そもそも、私はあまり悩まないタイプなんですよね。
何か相談するのは、やっぱりチームメイトやサッカーの友達が多いです。
何かあったらすぐチームメイトに話しちゃう。
サッカーの友達って、たとえば何年も会っていなくても、再会したらすぐに心を開いて話し合えるのが不思議ですよね。

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〔大学で受け継がれていたメッセージ詩集〕
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〔前十字靱帯断裂の大ケガで感じたチームの絆〕
ただ、私がメンバーに入ったことで、同じ4年生の仲間がメンバー外になってしまいます。
少し複雑ではありましたが、そのメンバー外になった仲間が、真っ先に私に駆け寄ってきて「おめでとう」って言ってくれました。
大学4年の時に、左膝の前十字靱帯を断裂したことがあります。
サッカーでは多いケガなんですけど、日体大の女子サッカー部では前十字をケガした人にチームメイトが贈るメッセージ詩集が受け継がれていたんです。
ノートに手書きで、勇気付けられるたくさんの詩が書いてある。
最後のインカレに出場する目標に向かって、リハビリに取り組む励みになりました。
次の年には後輩が同じケガをしたので、
私も白いノートを買って手書きで詩を書き写してプレゼントしましたよ。

その時のリハビリはぎりぎりで間に合って、目標だった大学生活最後のインカレに出場して、優勝することができました。
ただ、私がメンバーに入ったことで、同じ4年生の仲間がメンバー外になってしまいます。
少し複雑ではありましたが、そのメンバー外になった仲間が、
真っ先に私に駆け寄ってきて「おめでとう」って言ってくれました。
今でも、その時のことを思い出すと涙が出そうになっちゃいますね。
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〔気付いてあげることが大切〕
サッカーで、誰かのミスをチームで共有するように、誰かが気付いて、声を掛けてあげることが大切なんでしょうね。

自殺する人が多い現状は、とても悲しいことだと感じます。
よく「自殺する勇気があるなら……」と言う人がいるけど、自殺に使うのは勇気じゃないと思うし、自殺を思い悩むほど追い込まれた人は、普通じゃない精神状態になってしまうんだろうと思います。
サッカーで、誰かのミスをチームで共有するように、誰かが気付いて、声を掛けてあげることが大切なんでしょうね。

「私は悩まない」なんて言いましたけど、少しも悩みがない人なんていないと思います。
でも、自分だけで解決できないと、深刻になってしまうことがあるのかも知れません。
自分で考えて「どうしようもない」と感じたら、言葉に出して友達や家族に相談するのがいいんじゃないでしょうか。
知り合いに話すのがためらわれるなら、電話して相談できる窓口もありますよね。
ミスや悩みって、言葉にすると少し気が楽になることもあるかも知れないし。
悲しい選択をする人が、少しでも減ることを願っています。
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【平蔵の独り言】
2011女子ワールドカップ(ドイツ大会)準決勝(ベスト4):スウェーデン戦
サブメンバーから 先発起用された 川澄
「前線で守備、攻撃とも走り回れ」
これが川澄に与えられた役目だった。
川澄はスタミナのあることではチームでも有数の選手だった。

「運動量を求められての起用でした。
 だから守備では相手にプレッシャーをかけ続けようと思っていました」

と川澄は振り返った。

【独り言】
川澄は言っているが、
チームワークを高めるためには「自分の立ち位置を知る」

全て「自分の立ち位置」ですね!
サッカーのチームワークも
生きていく中の生きずらさも

川澄はサッカーを通して、語ってくれている。

サッカーはゴールよりも、ゴールにつながる過程が面白いと思うので、
過程で手を抜けば、ゴールにつながらない。
W杯チャンピオン、オリンピック銀メダルのなでしこジャパンに
相手チームも必至でチャージしてくるし、ミスしたらじゃあどうするか
ですね!
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by asanogawa-garou | 2014-06-07 16:23 | なでしこジャパン | Comments(0)

鮫島彩 ストーリー「震災、移籍、W杯優勝、再び移籍……波乱万丈の1年を過ごして情熱を再確認」   

2013年 03月 11日

鮫島彩 ストーリー「震災、移籍、W杯優勝、再び移籍……波乱万丈の1年を過ごして情熱を再確認」
SOCCERKING2012.08.06

東日本大震災によって運命の荒波にのみ込まれた鮫島彩とマリーゼの選手たち――。
仲間が散り散りとなるなか、鮫島は多くの人の尽力により、海を渡ることになる。
サッカーへの情熱を再確認した鮫島はこの秋、かつての仲間とともに再びピッチに立つ。

【サッカーを続けられることへの感謝】】

「たくさんの人たちのおかげで、私は今もサッカーをさせてもらっている」
【鮫島、仙台Lとプロ契約 昇格貢献に期待高まる】
【鮫島がチャレンジリーグ仙台移籍 フランス1部リーグから】

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文=西森 彰 写真=早草紀子
“女の子走り”で相手をぶっちぎる
 仙台にある常盤木学園高は、今や高校女子サッカー界のナンバー1チームになった。
鮫島彩、田中明日菜、熊谷紗希と3人のワールドカップ優勝メンバーを送り出し、
その下の年代別代表にもOGや現役選手を輩出している。

「同じ高校の先輩たちが世界一になって『凄いな』っていう部分はあります。
『自分もそういう先輩たちに続きたいな』って思います」

 U-20日本女子代表の一員であり、INAC神戸レオネッサでプレーする仲田歩夢は言う。

 そんな常盤木学園高が“夜明け前”の頃に、在籍していたのが鮫島だ。
越境入学だが当時、ボールに人生を捧げるほどの覚悟はなかった。
それでもサッカーセンスは抜群、豊富なスピードがあり、緩急を付けたリズムがある。
女子サッカーの育成年代で名を馳せる同校の阿部由晴監督は、鮫島に期待を寄せた。
二の腕を体にぴったり付けた、いわゆる“女の子走り”で対面する相手をぶっちぎる。

全日本高校女子サッカー選手権で対戦した鳳凰高校の嶋田正照監督は呆れ顔で語った。
「さっきの鮫島のプレー、見ました? グッと加速して、一気に来られる。2枚じゃ厳しいですね。3枚いなければ止められませんよ(笑)」
周囲の人たちは、鮫島に溢れる才能を見出し、その進路を用意した。


 高校を卒業すると、鮫島は東京電力に入社し、
その女子サッカー部マリーゼでプレーすることになった。
マリーゼの選手たちは、福島県の『浜通り』と呼ばれる沿岸部の原子力発電所などで働いていた。
午前中の業務終了後、食事を取ってからJヴィレッジに移動し、練習する。
東京電力の正社員としての身分が保障され、一般社員と同じように給料も支給される。
また、サッカー選手を辞めてからも、希望すれば社員として会社に残ることができる。
アルバイトしながらサッカーを続ける、多くのなでしこリーガーに比べて、恵まれた待遇だった。

 それがチームカラーにも反映したか、ツボにハマると華麗なサッカーを展開する半面、勝負に対する泥臭い執着が欠けていた。
YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズから移管された初年度の2005年に4位の好成績を挙げたが、鮫島らを補強し、さらなる前進が予想された06年には最下位で降格の憂き目に遭っている。

 ただ、そうしたスマートなマリーゼのスタイルは、当時の鮫島にも似合っていた。
日本代表では、U-19日本女子代表、なでしこチャレンジプロジェクト、なでしこジャパンと
順調にステップアップしていく。
また、マリーゼでも07年度のなでしこリーグディビジョン2でMVPを獲得。
09年に就任した菅野将晃監督の下では、代表と同じサイドバックにポジションを移し、
翌年にはベストイレブンと、サポーターが選ぶMVPを受賞する。
勝負弱かったマリーゼも、菅野監督の指導により、首位争いを繰り広げられるところまで来ていた。

【サッカーを続けられることへの感謝】
 しかし、そんな楽園が一変する。
2011年3月11日。
日本中を悲しみで覆い尽くした東日本大震災は、
鮫島とマリーゼをも運命の荒波にのみ込んだ。
開幕を前に宮崎キャンプへ発っていたマリーゼの選手、スタッフは、
第一報に大きな衝撃を受け、その後の原発を取り巻く状況に絶望感を深めていった。

キャンプ地からJヴィレッジには戻れずじまい。
それどころか、危険区域にある選手寮へ家財を取りに帰宅することすら、しばらく許されなかった。

 そうした苦境の中で、国内外のサッカーファミリーが救援の手を差し伸べた。
なでしこリーグ各クラブが移籍の受け皿となり、マリーゼの選手を受け入れていった。

当然のように鮫島にも声が掛かったが、
彼女はアメリカへ渡り、マリーゼと交流のあったボストン・ブレーカーズとアマチュア契約を結ぶ。
この頃から鮫島は周囲に漏らすようになった。

「たくさんの人たちのおかげで、私は今もサッカーをさせてもらっている」

 昨年のドイツワールドカップでは、
多くの海外メディアから繰り返して「震災と原発」に対する質問を浴びせられたが、
これに挫けることなく、優勝カップを掲げた。
ワールドカップ終了後にはフランスへ戦場を移し、モンペリエで1年間、プロ選手として戦った。

 そしてこの秋、鮫島はベガルタ仙台レディースでの戦いを開始する。
マリーゼで一緒にプレーした仲間たちとともに。
波乱万丈の1年を過ごし、サッカーへの情熱を再確認した鮫島へ、チーム関係者とサポーターは期待に胸を膨らませている。

鮫島 彩(ベガルタ仙台レディース所属)
生年月日:1987年6月16日 出身地:栃木県 身長・体重:163cm・53kg

経歴:宇都宮ジュニアFC→河内SC→常盤木学園高→東京電力女子サッカー部マリーゼ→
ボストン・ブレーカーズ(USA)→モンペリエHSC(FRA)→ベガルタ仙台レディース

国際Aマッチ通算成績(7月27日現在):46試合2得点
2011年ドイツ女子ワールドカップ成績:6試合0得点
2012年ロンドン五輪アジア最終予選成績:5試合0得点

寸評:自慢のスピードを武器に、左サイドを切り裂くサイドバック。
昨年のW杯では“女の子走り”で男性ファンを魅了した。
素顔は「スパイクさん、ありがとう。明日もよろしくね」と言ってスパイクを磨く優しき女の子

【鮫島、仙台Lとプロ契約 昇格貢献に期待高まる】
河北新報 7月10日(火)6時10分配信
 サッカー女子のチャレンジリーグ、ベガルタ仙台レディース(仙台L)が9日、
日本代表「なでしこジャパン」のDF鮫島彩(25)
=宮城・常盤木学園高出=とプロ契約を結んだ。
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仙台Lは現在、リーグ戦12勝2分けで、首位を快走する。
日本代表の左サイドバックの加入が、リーグ優勝、
なでしこリーグ昇格に大きな力となるのは間違いない。

 ベガルタ仙台の白幡洋一社長は
「宮城県民、仙台市民が心待ちにしていた加入が実現し、うれしい」とコメントした。
チーム名の「ベガルタ」は七夕にちなんでいる。
白幡社長は、ほぼ合意の段階に至ったのが七夕の7日だったと明かし、
「(鮫島の加入で)仙台Lの輝きが増すと思う」と強調した。
 鮫島はロンドン五輪後、チームに合流する。

千葉泰伸監督は「チームの一員となってくれてうれしい」と喜び、
「五輪で活躍し、金メダルを取ってほしい」とエールを送った。
 仙台Lは、鮫島がかつて所属していた東京電力マリーゼを引き継ぐ形で誕生した。
今年5月下旬、仙台Lの担当者が渡仏して鮫島と会食し、仙台側の熱意を伝えた。
6月には鮫島が仙台L入りを「選択肢の一つ」と語っていた。

 昨年のワールドカップの優勝メンバーで、
実力と人気を兼ね備えた鮫島の加入は、集客やスポンサー獲得の面でも大きなプラスになりそうだ。
最終更新:7月10日(火)6時10分

【鮫島がチャレンジリーグ仙台移籍 フランス1部リーグから】
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 なでしこリーグの2部に当たるチャレンジリーグの仙台は9日、なでしこジャパンのDF鮫島彩(25)がフランス1部リーグのモンペリエから完全移籍で獲得した。
仙台では初のプロ契約選手となる。

 昨季まで所属したモンペリエを退団後、
日テレ、新潟、浦和など国内の強豪クラブからオファーが殺到していた中で、
代表の主力としては異例といえる2部移籍を決断。
この日の練習後に理由について問われると「今は代表に集中したい」としながら「代表で頑張ることで仙台の方たちへいいパワーを送れれば」と東北への思いを口にした。


 仙台は鮫島にとって“古巣”。
06年から6年在籍した東京電力マリーゼが昨年3月の福島第1原発事故の影響で休部となって移管された。
クラブのリリースでは「チームの勝利、また東北のさらなる盛り上がりに貢献できるように頑張りたい」としており、かつての仲間とともに1部復帰を果たすことで被災地を元気づけたいという思いも強かったようだ。
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【平蔵の独り言】
 昨季まで所属したモンペリエを退団後、
日テレ、新潟、浦和など国内の強豪クラブからオファーが殺到していた中で、
代表の主力としては異例といえる2部移籍を決断。
この日の練習後に理由について問われると「今は代表に集中したい」としながら「代表で頑張ることで仙台の方たちへいいパワーを送れれば」と東北への思いを口にした。

3.11から今日で2年  鮫島彩 の心根が素晴らしい!
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by asanogawa-garou | 2013-03-11 16:34 | なでしこジャパン | Comments(0)

ベガルタ仙台レディースがチャレンジリーグ無敗優勝、なでしこ鮫島「多くの人に感謝したい」   

2012年 11月 08日
ベガルタ仙台レディースがチャレンジリーグ無敗優勝、なでしこ鮫島「多くの人に感謝したい」
・鮫ちゃん歓喜!仙台優勝でなでしこリーグ昇格決めた
・"鮫島がチャレンジリーグ仙台移籍(仏モンペリエから) デビュー戦勝利 
・「東北やチームに貢献」 仙台L・鮫島選手が入団会見


【ベガルタ仙台レディースがチャレンジリーグ無敗優勝、なでしこ鮫島「多くの人に感謝したい」】

SOCCER KING 11月5日(月)16時27分配信
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無敗優勝を決め、サポーターにあいさつする仙台レディースの選手たち
 4日、プレナスチャレンジリーグ2012の第22節が開催。
前節、なでしこリーグ昇格とリーグ優勝を決めているベガルタ仙台レディースは、本拠地ユアテックスタジアム仙台で日本体育大学女子サッカー部に1-0で勝利し、リーグ成績20勝2分で無敗優勝を果たした。

 なでしこジャパンのメンバーで、
ベガルタ仙台レディースの鮫島彩は「今シーズンは特に苦しいと思ったことはないですし、ここには自分の意思で戻ってきました。2部でもしっかり成長したいという気持ちがあるので、そこの芯はぶらさずにいきたいと思います。これだけのメンバーがそろっていて、これだけのサポートがあれば、優勝するのは当たり前のこと。優勝はただの通過点だとは思っています。自分がシーズン途中に来た時にはチームができあがっていました。新チームができた時から色々な苦労をして頑張ってきた選手たちがいるからこそ、自分はこの無敗優勝という場に立っていられるので他の選手や色々な人たちに感謝したいと思います」

「(11月下旬に開幕する皇后杯に関しては)今のままでは確実に勝てないと思うので、そこをどれだけ変えていけるかということに懸かってきますが、それを不安というよりは楽しみにやっていきたいと思います」
とコメント。優勝を喜びながらも、視線は既に次の戦いを見据えていた。


【鮫ちゃん歓喜!仙台優勝でなでしこリーグ昇格決めた】
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 なでしこチャレンジリーグ第21節の5試合が28日、各地で行われ、
なでしこジャパンのDF鮫島彩(25)が所属する仙台が19勝2分けの勝ち点59で優勝し、
来季からのなでしこリーグ昇格を決めた。

 仙台は今年、東日本大震災の影響で休部となった東京電力マリーゼを移管する形で正式発足。06~11年に東京電力に在籍した鮫島は「マリーゼの仲間ともう一度サッカーをやりたい」と今年8月に加入した。
[ 2012年10月28日 16:39 ]

「思い切り喜びました」鮫島 なでしこL昇格で歓喜のダンス
スポニチアネックス 10月29日(月)9時53分配信
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<S世田谷・仙台>抱き合って優勝を喜ぶ鮫島
 ◇なでしこチャレンジリーグ 仙台5-0S世田谷(2012年10月28日)

 なでしこリーグの2部に当たる「なでしこチャレンジリーグ」で優勝し、
来季のなでしこリーグ昇格を決めたベガルタ仙台レディース。
日本代表のDF鮫島彩(25)はフル出場で2点目をアシストするなど大勝に貢献した。

 仲間とともに“1部復帰”を果たした鮫島は試合後、約600人のサポーターの歌に合わせて踊った。「素直に正直にうれしい。一つの目標を成し遂げることができた。こういう場でサポーターと喜べるのも楽しいし、思い切り喜びました」と歓喜に浸った。


【"鮫島がチャレンジリーグ仙台移籍(仏モンペリエから) デビュー戦勝利】
 
"鮫ちゃん「お帰り」仙台デビュー戦勝利
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「お帰り鮫ちゃん」と書かれた横断幕の前で軽快な動きを見せる仙台DF鮫島
<プレナス・チャレンジリーグ:仙台3-0長野>◇第17節◇16日◇ユアスタ
 鮫ちゃんの仙台デビュー戦に8658人が熱狂した。
今夏、モンペリエ(仏)から仙台レディースに加入したなでしこジャパンDF鮫島彩(25)が、長野パルセイロ戦の後半開始から登場。
左の攻撃的MFで出場し、38分に3点目を“アシスト”するなど勝利に貢献した。
 鮫島がピッチに現れると、大歓声が湧き起こった。
8月21日の入団会見から約1カ月。
「おかえり鮫ちゃん!これからずーっと一緒に戦おう」の横断幕でサポーターから歓迎された。
この日のために、クラブは試合会場を約2万人収容のユアスタに変更。
8658人の大声援に「1部でも見たことがない。幸せです」と笑顔を見せた。
 デビュー戦をゴールで飾りたかった。
先週に右太ももを痛め、この日はベンチスタート。
後半開始から左の攻撃的MFで出場した。
9分に約20メートルの距離から右足で移籍後初シュートを放つ。
38分には、ゴール前で相手GKがはじいたところを左足で狙うがポスト直撃。はね返りをMF高橋奈々(23)が押し込み、チーム3点目を“アシスト”した。45分間でシュート2本。「多くボールに触れたけど、結果を出さないと」。
 たとえ2部でも、仙台にいる仲間とプレーしたかった。
昨年、福島第1原発事故の影響で東京電力マリーゼが活動自粛。
悩んだ末に日本を離れた鮫島は、常盤木学園高の先輩でもあるGK天野実咲(27)にメールで「チームはどう?」と近況を聞いていたという。
関係者が「戻ってきたときのために空けていた」という背番号9をつけ鮫島の新たな挑戦が始まった。【鹿野雄太】
 [2012年9月17日6時51分 日刊スポーツ 紙面から]


【「東北やチームに貢献」 仙台L・鮫島選手が入団会見】
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記者会見でユニホーム姿を披露する鮫島選手
 サッカー女子のチャレンジリーグ、ベガルタ仙台レディース(仙台L)に加入した
日本代表「なでしこジャパン」のDF鮫島彩選手(25)=宮城・常盤木学園高出=が21日、
仙台市泉区のユアテックスタジアム仙台で入団記者会見に臨み
「東北やチームに貢献するため、全てを出し切りたい」と決意を語った。
背番号は9に決まった。

 仙台Lは、原発事故で活動を休止した東京電力マリーゼの選手を受け入れて誕生した。
元マリーゼの鮫島選手は
「高校時代を過ごした大好きな仙台で、チームメートともう一度、サッカーをしたかった」と、仙台Lに移籍した理由を説明した。

 代表では左サイドバックを務めている。
「サポーターや自分自身が求めるのは積極的な攻撃参加。ゴール前でボールをたくさん触れるポジションでプレーしたい」と、攻撃的な役割に意欲を示した。
 鮫島選手は昨年、マリーゼから米チームを経てフランス1部リーグのモンペリエに入団。
ことし7月、仙台Lに初のプロ契約選手として移籍した。
仙台Lでのデビューは9月16日にユアスタ仙台で行われる長野パルセイロ戦の予定。

<記者会見での一問一答/価値ある移籍と判断 攻撃的プレー見せる>
 -入団の決め手は。
 「(東京電力マリーゼ時代の)チームメートともう一度サッカーをやりたかった。
2部所属チームなので悩んだが、成長したいという強い気持ちが自分にあれば問題ない。
人生のこのタイミングで価値のあることと判断した。
仙台が大好きなのも理由。
母校の常盤木学園高の友人や恩師に、またプレーを見てほしい」


 -どんなサッカーを見せたいか。
 「ゴール前での積極的なプレー。
監督には、攻撃的なポジションを、さりげなくというより強くお願いしています。
ワールドカップ(W杯)ドイツ大会やロンドン五輪で課題を感じたフィジカル面も強化したい」

 -仙台L初のプロ選手となった。
 「女子サッカーの発展のためには環境の向上が必要。
仙台Lが強くなるためにもプロ契約した。
強豪の常盤木学園高の選手たちがプレーしたいと思えるチームになってほしい。
そうすれば、仙台全体が女子サッカーで活気づくと思う。
これまで海外にいてできなかったサッカー教室などを通しても地域に貢献したい」

 -サポーターへ一言。
 「ベガルタ仙台のサポーターは人数も多く、熱いと高校時代から感じていた。
その中で試合ができるのが本当に楽しみ」

【平蔵の独り言】
3.11から 鮫島彩 のサッカー人生は波乱万丈、
ベガルタ仙台レディース「なでしこチャレンジリーグ」で優勝
「思い切り喜びました」鮫島 なでしこL昇格で歓喜のダンス
鮫島彩は「今シーズンは特に苦しいと思ったことはないですし、ここには自分の意思で戻ってきました。2部でもしっかり成長したいという気持ちがあるので、そこの芯はぶらさずにいきたいと思います。」


自分の意思で戻ってきました。


これからの活躍に更に期待!
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by asanogawa-garou | 2012-11-08 16:15 | なでしこジャパン | Comments(1)

なでしこ鮫島、鮫島が明かした「ロッカーに帰ってからみんなで泣きました」   

2012年 08月 15日

なでしこ鮫島、鮫島が明かした「ロッカーに帰ってからみんなで泣きました」

ロンドン五輪サッカー女子決勝 日本1―2米国 (8月9日 ロンドン)
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「なでしこジャパン」銀メダル

 米国に1―2で敗れ、頂点へあと一歩届かなかったなでしこジャパン。
最大のライバルとの激闘を終えた主将の宮間、大黒柱の沢らは、表彰式では晴れやかな笑顔で銀メダルを受けた。

 試合後のインタビューで「悔しい気持ちはあるけれど、精いっぱい戦った。
すごく幸せな時間を過ごせた」と振り返ったDF鮫島。
「銀メダルもなかなか取れるものじゃない。
ここまで戦えたことに胸を張りたい」と話したが、
表彰式前のロッカールームでは「みんなで泣きました」と明かした。

 昨季1年間、フランス1部のモンペリエに所属した鮫島は、
今季からなでしこリーグ2部の仙台でプレーする。
「福島の方や仙台の方が応援してくれた」と東北の人々の声援に感謝していた。

[ 2012年8月10日 08:29 ]

なでしこ、猛攻のブラジル零封 2点目は鮫島が起点(2012/08/05)
なでしこ鮫島、「鮫島選手はオーバーラップが得意なのに結果としてのアシスト数が少ない。彼女のアシストで点が取れたのがうれしい」
ブラジル破ったなでしこジャパンが準決勝進出 2012/8/3
なでしこ鮫島、鮫島が明かした「ロッカーに帰ってからみんなで泣きました」


【なでしこ、猛攻のブラジル零封 2点目は鮫島が起点】

【日本―ブラジル】2点目の起点となるなど攻守に活躍した鮫島=ミレニアムスタジアム
 ロンドン五輪第8日の3日、「なでしこジャパン」が準々決勝でブラジルに2-0で勝利した。
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 空いたスペースを見つけ、FWの仲間を信じて蹴ったパスが2点目に結び付いた。
元東京電力女子サッカー部マリーゼのDF鮫島彩(仙台)は2点目の起点となるパスを出すなど攻守に活躍。

「相手が前掛かりだったので、あそこが空いていた。
 ゴールまでつながって良かった」と笑顔を浮かべた。
 メダルを獲得するには負けられない試合。
 個人技で勝るブラジルに対し、鮫島は守備に重点を置いた。

 ブラジルが左サイドを突破して攻撃する場面は少なかったが、
 鮫島は逆サイドから上がるクロスに対し体を張り、ピンチの芽を摘んだ。

「どこにボールが出てくるか読みやすいよう、前線からプレスをかけてくれた」。
その流れはカウンターにつながり、鮫島が起点の2点目になった。

 次の準決勝は初のメダルを懸けた試合となる。
「気持ちの勝負。気持ちが前面に出た自分らしいサッカーをしたい」。鮫島は闘志をみなぎらせていた。
(2012年8月5日 福島民友ニュース)


【なでしこ鮫島、「鮫島選手はオーバーラップが得意なのに結果としてのアシスト数が少ない。彼女のアシストで点が取れたのがうれしい」】
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前半44分にはDF鮫島彩の左クロス
 前半44分にはDF鮫島彩の左クロスにファーサイドに飛び込むと、
前に飛び出したGKが触れず、流れて来たボールを宮間がヘディングで無人のゴールへ押し込んだ。

「鮫島選手はオーバーラップが得意なのに結果としてのアシスト数が少ない。彼女のアシストで点が取れたのがうれしい」。

ヘディングでのゴールについては「自分でもビックリ」と笑うが、
「時間帯もそうだし、あそこまで入っていけたことはよかった。GKが来るのは分かったけど、届かないだろうと思っていた」と胸を張った。

ブラジル破ったなでしこジャパンが準決勝進出 2012/8/3
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一方的に攻められていた日本だったが73分、ワンチャンスを生かして追加点を挙げる。
GK福元から左サイドバック鮫島につなぎ、そこからのフィードを相手と競り合いながら大儀見がマイボールにすると、ゴール前に送ったパスを送る。
これを受けた大野が相手をかわし、左足を振リ抜いたシュートはバーに当たり、ゴールに吸い込まれた。

後半28分には、自陣の鮫島から一気に放たれた縦パスが大儀見に渡った。
大儀見はボールにタッチすると同時に相手の背後に回り込み(奇しくも、全盛期のマルタが得意としていたプレーだ)、大野の追加点をアシストした。

【平蔵の独り言】
左サイドバック、DFだから見えないプレィ(守備)

宮間のコメント
「鮫島選手はオーバーラップが得意なのに結果としてのアシスト数が少ない。
彼女のアシストで点が取れたのがうれしい」

が全てを語っている。
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by asanogawa-garou | 2012-08-15 14:15 | なでしこジャパン | Comments(0)

なでしこ、反撃及ばすアメリカに敗戦…初優勝逃すも銀メダル獲得/ロンドン五輪   

2012年 08月 13日

なでしこ、反撃及ばすアメリカに敗戦…初優勝逃すも銀メダル獲得/ロンドン五輪

ワールドサッカーキング
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 ロンドン・オリンピックの女子サッカー決勝が9日に行われ、
なでしこジャパンは決勝で3連覇を狙うアメリカと対戦し、1-2で敗戦。
初優勝は逃したものの、銀メダルを獲得した。

ロンドンオリンピック女子サッカー決勝トーナメント組み合わせ
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7月25日(25:00)
ロンドン五輪1次リーグF組○2―1   カナダ(コベントリー)
【得点者】川澄、宮間
7月28日(20:00)
ロンドン五輪1次リーグF組△0―0  スウェーデン(コベントリー)
7月31日(22:30)
ロンドン五輪1次リーグF組△0―0  南アフリカ(カーディフ)

8月3日(25:00)ロンドン五輪準々決勝○2-0  ブラジル(カーディフ)
【得点者】大儀見、大野
8月6日(25:00)ロンドン五輪準決勝○2―1   フランス(ロンドン)
【得点者】大儀見、阪口
8月9日(27:45)ロンドン五輪決勝●1-2   米国(ロンドン)
【得点者】大儀見
※キックオフは日本時間

【ロンドン五輪決勝 vsアメリカ】
 なでしこのスタメンは変わらぬ顔ぶれ。
GK福元美穂、ディフェンスラインは左から鮫島彩、熊谷紗希、岩清水梓、近賀ゆかり、
中盤はボランチに阪口夢穂、澤穂希、左サイドに川澄奈穂美、右サイドに宮間あや、
ツートップには大野忍と大儀見優季が名を連ねた。

 試合は序盤から動く。
7分、左サイドからのクロスをモーガンが受けて中央に折り返すと、
後方から走りこんだロイドが頭で合わせて、アメリカが先制点を奪う。

 1点のリードを許したなでしこは17分、澤のパスに川澄が抜け出し、左足でシュート。
DFに当たりこぼれたところを大儀見が押しこむが、これはGKに阻まれてしまう。
その1分後には左サイドから川澄がクロスを上げ、大儀見がヘディングシュートを放つが、
GKがさわりクロスバーを叩く。
このこぼれ球を再び大儀見が狙うが、これは枠を捉えることができない。

 28分には岩清水のクリアがポストに当たり、あわやオウンゴールという場面も見られたが、
なでしこのペースは変わらない。

33分、川澄が左サイドを突破し中央に折り返すと、大野がキープして後方から走りこんだ宮間にパス。
これを宮間が左足で押しこむが、これはクロスバーに阻まれる。
38分には大儀見の落としから大野が右足で狙いすましたシュートを放ったが、これはわずかに枠を外れた。
チャンスを立て続けに作ったなでしこだが、同点に追いつくことはできず、前半を0-1で折り返す。
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シュートがクロスバーに当たり、天を仰ぐ宮間

 後半立ち上がりもなでしこが攻勢に出るが、
54分、ロイドが中盤からドリブルで進みペナルティーエリアの手前からミドルシュート。
これがゴールネットを揺らし、アメリカが追加点をマークした。

 2点差を追いかける形となったなでしこは63分、宮間のスルーパスを受けた大野が中央へ折り返し、澤がシュートを放つ。
これはDFにクリアされるが、こぼれ球を澤が体を張ってつなぎ、最後は大儀見が押し込んで1点差に詰め寄る。

 その後もセットプレーを中心にチャンスを作るなでしこだが、ゴールを奪うことができない。
83分には交代出場の岩渕真奈が高い位置でボールを奪い、フリーで決定的なシュートを放つものの、GKの好セーブに阻まれてしまう。

 さらには丸山桂里奈を投入して最後までゴールを狙ったなでしこだが、反撃及ばず試合終了。
昨年のドイツ・ワールドカップに続くタイトル獲得とはならなかった。
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【準決勝 vsフランス】

「夢のレンガ」を積み上げて=フランス女子代表 1−2  なでしこ準決勝

 サッカー日本女子代表は6日、英国のウェンブリー・スタジアムでロンドン五輪の準決勝となるフランス女子代表戦に臨み、2−1で勝利した。
前半に大儀見優季がゴールを挙げると、後半にも阪口夢穂が追加点を決め、1点を返されたものの逃げ切った。
日本は初の決勝進出を決め、メダルを確定させた。
日本は9日、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われる米国女子代表との決勝に臨む。

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サッカー女子準決勝のフランス戦で、後半に阪口(右から3人目)が2点目のゴールを決め喜ぶ日本イレブン=谷沢昇司撮影(ウェンブリー競技場で)

宮間のFKから2発…なでしこメダル確定
毎日新聞 2012年08月07日 09時59分(最終更新 08月07日 11時16分)

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【日本・フランス】前半、フランスのディフェンスをドリブル突破する宮間
 日本はMF宮間(岡山湯郷)のFKから、少ない好機を確実に生かした。
前半32分、FKからのこぼれ球をFW大儀見(ポツダム)が押し込んで先制。
後半4分にはFKにMF阪口(日テレ)が頭で合わせた。
31分に1点を返され、33分にはPKを与えるも、相手がシュートを外した。
その後は長身選手を前線に上げたフランスに押されたが、GK福元(岡山湯郷)を中心に粘り強く守り切った。
 ◇ぶれ球でGKミス誘う
宮間は狙っていた。
前に飛び出しがちな相手GKに対し、FKから「ぶれ球でキャッチミスを誘おう」。
前半32分、ゴール正面からのFKで揺れたボールをGKがファンブル。
こぼれ球を大儀見が押し込み大きな先制点を奪った。
 ブロックを引いて守る相手にボール保持こそできたが、シュートまでは持ち込めない。
「ああいう形だと流れの中では難しい。セットプレーの点が欲しかった」と大儀見。
 ではどうするか。
大儀見は序盤のプレーで突破口に気づいていた。
「審判が(ファウルを)取りやすいと思った」。
日本の武器であるFK。
世界一とも称される正確無比なキックを誇る宮間がいることの強みを最大限に生かした。
 前半31分。大儀見が外から切り込み、中央でパスを受けて身長187センチのDFルナールから狙い通りファウルを得る。
あとは思惑通り、こぼれてきたボールをきっちり押し込むだけだった。
 後半4分の追加点も宮間のFKから。
今度はGKが1点目のFKを警戒し前に出られない。
相手DFがボールにだけ気を取られるのを見抜いた阪口がマークを外したにところに、ピンポイントで合わせた。
身体能力では不利な分、積み重ねてきた創意工夫と知恵が日本の武器だ。
プレー中に観察し、考えて臨機応変に作戦を実行する。
歴史に刻まれることになった激戦の裏に、なでしこの攻撃の懐深さがある。【大島祥平】


宮間 FK2発演出!夢かない涙  2012年8月8日
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 前半、1点目の起点となるフリーキックをける宮間=撮影・出月俊成
 「ロンドン五輪・サッカー女子・準決勝、日本2-1フランス」(6日、ウェンブリー競技場)
 ウェンブリーのピッチが涙で濡れた。
「ファイナリストになった喜びよりも、このメンバーでサッカーができてうれしかった。一緒に泣いて笑った仲間と、ピッチに立てることがもう一度くる。
それで少し涙が出ました」。

常に冷静沈着だった主将MF宮間が、涙の理由を明かした。
 持ち前の高度な技術が凝縮された“2アシスト”だった。前半32分。それまでの相手GKのプレーをつぶさに観察し「狙って蹴った」というブレ球FKでキャッチミスを誘
発。同じく「狙っていた」というFW大儀見の得点をお膳立てした。
さらに後半4分には「蹴る瞬間にマークが外れたので」とMF阪口へとピンポイントFK。
黄金の右足でチームを勝利へいざなった。

 いつだって仲間を思う。試合前のロッカー。
「一人でも欠けていたら、ここまで来れなかったと思う。
素晴らしいウェンブリーに、素晴らしいメンバーと一緒に立てて本当にうれしい」と語りかけた。

キックオフ直前のセンターサークルでは、
準々決勝で大会初ゴールを決めた大儀見に「初めて会った時から、信じていたよ」とつぶやいた。

試合開始前後は、スタンドのサポートメンバーに向けて手を振り、
米ロサンゼルス時代の同僚、仏MFアビリーには、試合後に手を差し伸べ、健闘を讃え合った。
「サッカーは勝っても心が痛く、また心が洗われると思う」。
常に、誰かのお陰でピッチに立てることに、感謝を忘れない。
みんながいるから自分がある‐。
そんな思いがあるからこそ、宮間は大舞台で輝く。金メダルまであと一勝。
「『おめでとう』はまだ早い。決勝では、今まで以上に人生をかけたい」。
流した涙は乾き、その目で頂点を見据えた。


【準々決勝 vsブラジル】

毎日新聞 8月6日(月)10時36分配信
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準決勝進出を決めて喜ぶ(右から)熊谷、福元、鮫島、近賀=カーディフのミレニアムスタジアムで2012年8月3日、佐々木順一撮影

■ ブラジルの欠点を巧みに突いた攻撃
なでしこジャパンの攻撃について振り返ってみたい。

 今大会ずっとそうであるように、実はこの日も、なでしこジャパンの中盤のパスワークはうまく機能していない。
「女子サッカー界のFCバルセロナ」とまで評された昨年のワールドカップ(W杯)当時のような選手同士の距離感、タイミングが、今ひとつかみ合っていない印象がある。

 しかし、なでしこは中盤を制することができなかったものの、中盤を飛ばした縦に速い攻撃を繰り出し、ブラジルの最終ラインの欠点を巧みに突くことができた。
ブラジルのDFは正面からのボールを跳ね返す力に長けているものの、背後のスペースにボールを通されると、お互いをカバーし合うことができないのだ。

 前半27分には、澤のクイックリスタートから大野忍を経由し、相手守備ラインの裏に抜け出した大儀見優季が先制点をたたき出した。
後半28分には、自陣の鮫島から一気に放たれた縦パスが大儀見に渡った。
大儀見はボールにタッチすると同時に相手の背後に回り込み(奇しくも、全盛期のマルタが得意としていたプレーだ)、大野の追加点をアシストした。

 2得点はいずれも、先述した通り速攻だった。
正確なショートパスを何本もつなぐサッカーも美しいが、世界タイトルを取れるような「強い」チームは、必ず、相手を一瞬で仕留める速攻でも点を取れるものだ。
こと、背後のスペースに弱点を抱えるブラジル相手には、非常に有効な攻撃だったといえる。

【平蔵の独り言】
ロンドン五輪の決勝戦まで7月25日から
中2日中2日で一次リーグ、決勝トーナメントまで6試合、
すごい試合日程で “銀メダル”
一次リーグの南アフリカ戦 日程と決勝トーナメントを考えたらね!
(たぶん、ノリさん 腹を括っていた!)

決勝のアメリカ戦もワンバック・モーガンをしっかりマークしていたが
サッカーは2列目からの攻撃、ロイドにあのミドルシュートを決められて
一年前の女子ワールドカップより、素晴らしい決勝だった。
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ありがとう なでしこジャパン
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by asanogawa-garou | 2012-08-13 16:02 | なでしこジャパン | Comments(0)

価値は金だけにあらず なでしこの鮫島彩選手らが手にしたメダルは、銀でも美しい   

2012年 08月 12日

価値は金だけにあらず 
なでしこの鮫島彩選手らが手にしたメダルは、銀でも美しい

下野新聞(8月11日 朝刊)

 このところ朝の通勤電車で居眠りしている人が多い。
酷暑の疲れかもしれないし、五輪のテレビ観戦の影響もあろう。
競泳や卓球、なでしこなど本県出身選手の試合は深夜からの放送だった

▼期待に反して、日本の金メダルはさっぱり伸びない。
開幕前、選手団幹部は目標を金メダル15個以上とぶち上げたが、
まさに夏の夜の夢だった。
新聞の各国メダル表で、日本を捜すのは一苦労である

▼ところが米国は違う。
ニューヨーク・タイムズもワシントン・ポスト(ともに電子版)も日本が上位にいる。
金メダル順ではなく、メダル総数の順番だからだ。
悪い気はしない。他国を見ると、英仏独の各紙は金メダル順だった


▼米国は金メダルだけを特別視するのではなく、
メダルを等しく価値のあるものと見ている、ということだろうか。
金メダルの価値は他より重い。

だが多少の負け惜しみを込めて言えば、
他のメダルだって世界の2番、3番の意味なのだから十分誇りに値する。


なでしこの鮫島彩選手らが手にしたメダルは、銀でも美しい


▼頂点に届かなくとも、次回へ希望を抱かせる。
出る以上は勝ってほしいが、国威発揚を求める意識とは違う

▼金メダルは結果であり、薬物など用いないクリーンな努力にもわれわれの社会は価値を見いだしている。

【平蔵の独り言】
価値は金だけにあらず
▼ところが米国は違う。
ニューヨーク・タイムズもワシントン・ポスト(ともに電子版)も日本が上位にいる。
金メダル順ではなく、メダル総数の順番だからだ。
悪い気はしない。他国を見ると、英仏独の各紙は金メダル順だった

▼米国は金メダルだけを特別視するのではなく、
メダルを等しく価値のあるものと見ている、ということだろうか。
金メダルの価値は他より重い。

オリンピックの商業主義の最初は ”ロス五輪”だったと記憶しているが

米国のマスメディアは民主主義は押し付けでなく
見る側のそれぞれの思いで見てくださいと、
伝えてくれているような気がする。

下野新聞になぜ鮫島彩について、載せていたか?

鮫島彩選手に宇都宮市民栄誉賞(2011年12月17日 朝刊)
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 サッカー女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で日本代表「なでしこジャパン」の初優勝に貢献したDF鮫島彩選手(田原中-宮城・常盤木学園高、仏・モンペリエ)の宇都宮市民栄誉賞表彰式が16日、同市役所で行われた。
 佐藤栄一市長から表彰状を手渡され、同選手は「このような賞を頂けて光栄。

サッカーを通し勇気を与えられるよう頑張り続けたい」と謝意を述べた。
佐藤市長は「鮫島選手は子どもだけでなく大人にとっても大きな光だ」とたたえ、
ピンク色にカラーリングされた自転車を記念品として贈った。

 鮫島選手は東日本大震災によりチーム移籍を経験。
「自分自身大きく変わった1年。支えてくれた周りの人への感謝を忘れないでほしい」と子どもたちへメッセージを残した。
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by asanogawa-garou | 2012-08-12 17:37 | なでしこジャパン | Comments(0)

【宮間あや】「日本と米国との間にあるのは“差”ではなく“違い”だという」   

2012年 07月 30日

『なでしこが勝てば日本のスポーツが変わる』(二宮清純)

期待を込めていえば「なでしこ」が勝てば、日本のスポーツが変わるーーー
そんな思いがある。

以前、澤穂希からキャプテンを引き継いだ宮間あやと話していて、
そのことを確信した。

彼女はこう語ったのだ。
「日本と米国との間にあるのは“差”ではなく“違い”だという
発想が大事になるでしょう。
たとえばフィジカルを“差”と捉えてしまうと、
米国のようにフィジカルの強いチームを目指さなければならない。
それでは、いつまでたっても米国の上に行くことはできないんです」


“差”ではなく“違い”ーーー。

なるほど、そういう考え方で宮間は、
そして「なでしこ」の選手たちは欧米列強との距離を縮めていったのか……。

さらに宮間は続けた。
「これは私の持論ですが、
フィジカルの強さは“決定的な勝利の要因にはならない”けれども、
フィジカルの弱さが“負ける要因にはなる”ので、
ある程度、フィジカルのトレーニングは必要です。
だけど、それによって勝つのではなく、違う点で勝負をすることが大事だと思っています」


サンデー毎日2012/7/29号
スポーツジャーナリスト二宮清純

【平蔵の独り言】
日本と米国との間にあるのは“差”ではなく“違い”
“差”だったら縮めていく。
決定的に肉体的な違い(大きいなど)は縮められない。
“違い”は変えられない。

“差”と“違い” 目から鱗の気持ちになった。

「格差」も同じ考えように、
“差”なのか、“違い”なのか

日本全体で、“差”と“違い” を
一緒にして同じでないと不安な気持ちになっているような気がする。

“違い”であれば、認めればいい!
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by asanogawa-garou | 2012-07-30 16:44 | なでしこジャパン | Comments(0)