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「向田邦子と昭和の東京」川本三郎(著) ・・・・現代は何を失ったか   

2010年 09月 06日
向田邦子という本の書名が目に止まった
向田邦子さんのエッセイ、ドラマなどの時代背景から述べられていて、
現代は何を失ったかを感じさせられる。
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何故か、向田邦子の作品に引かれていた。
【エッセイ】:「父の詫び状」・「眠る盃」・「夜中の薔薇」・「男どき女どき」
【講演】:「言葉が怖い」1991
【映画】:「あ・うん」1989(高倉 健 主演・富司純子・坂東英二)
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平蔵の独り言:
30年代(小学生)、みんな貧しかったけれど、温かい(目が輝いていた)
日々の生活の普通のことを夢中で生きてきた時代だからではないかと、思えてならない。

家族、言葉、隣近所のコミュニティが成りたっていた。

それを向田邦子という時代に選ばれた作家が表現をした。

このエッセイ「向田邦子と昭和の東京」川本三郎(著)を読んで感じる。

「眠る盃」:めぐる盃(荒城の月)の一節
    「春高桜の 花の宴 めぐる盃 かげさして」 を 「眠る盃」 と覚えていた。
「夜中の薔薇」:童は見たり 野中の薔薇 を 「夜中の薔薇」

今だったら何をバカなこと言って、受けを狙ってと一笑されてしまう 時代になっているのかな。

「そんなことないぜ」という、時代であって欲しい。

2011/1/20 向田邦子と泉谷しげる
「お前、役者はこれ一本でいいから。あとは死ね!」

向田邦子さんの泉谷しげるへ向かって授賞式のスピーチで

カッコいいなぁ!
と思ったね。

最高の褒め言葉。
ちゃきちゃきで、色っぽくてね。
飛行機事故で向田さんが亡くなって、本当にショックだった。


泉谷しげるが映画の主役をするきっかけは

それは、突然に向田邦子からの電話で聞かされたという。
会った事もない,向田は,電話をかけてきて,イズミヤにむかって、
「お前の歌はどうでもいいけど,お前の横顔がいい。お前,やれ。」

と、言ったそうだ。

えらく、かっこいいオンナだな。と、思った。と、イズミヤは言っていた。

そんなに挑発するなら,やってやろうじゃないか。
と、そう、思った。と、先日のトークライブで、話していた。

平蔵の独り言:
向田邦子作品と魅力に惹かれるのは妹和子さんの言葉

・乳癌とその後遺症に悩み、恋人に自殺されてしまう、辛い人生だった向田邦子さんのことを、和子さんはこう記しています。
「姉は誰にも知らせず、苦しんでいる姿を見せようとはしなかった。そうすることで、姉は自分に厳しく、内なる自分にあたかも挑戦しているように見えた。悩みや苦しみを人には見せないで、生きる力に変えてしまう。それが向田邦子の生き方だった。」と…

人は、表から見ただけではわからない、
芯の強さや優しさは、生き方に表れ、作品に繁栄され、叱咤激励されることがわかった。

泉谷しげる の 
”えらく、かっこいいオンナだな。”ちゃきちゃきで、色っぽくてね。

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by asanogawa-garou | 2010-09-06 14:04 | 人間模様 | Comments(0)