<   2012年 03月 ( 15 )   > この月の画像一覧   

「ドーハの悲劇」を語ろう 1993年10月28日深夜 日本中が天を仰いだ・・・・   

2012年 03月 31日

「ドーハの悲劇」を語ろう

清雲栄純(日本代表コーチ(当時))×都並敏史(左サイドバック)
週刊現代(2012/3/31号) 今週のディープ・ピープル

1993年10月28日深夜 日本中が天を仰いだ・・・・


ロスタイム(1分)に入ってすぐ、イラクにコーナーキックを取られた。
イラクのコーナーキックは、ショートパスからセンタリングにFWが頭で合わせて同点に追いつかれてしまった。
そして、直後に試合終了のホイッスル。
その瞬間選手は一気にピッチにへたりこんでしまった。
c0219232_1327514.jpg

(都並)実は僕はそのあたりのことほとんど覚えてないんですよ。真っ白です。
(清雲)みんな茫然自失だったからね。
最後までロッカールームに残っていたのはGKの松永だった。
夢遊病者みたいになっていて、仕方ないからおぶってバスまで連れていったのを覚えている。
c0219232_1336040.jpg


〔ハーフタイムの混乱〕

(都並)最大の敵だった韓国を破って王手をかけたことで、
何かを勝ち取った気になっていた。みんな喜びすぎてたんですよ。
カズなんて韓国に勝ったとき、涙を流していた。

(清雲)でもラモス(瑠偉)だけはずっと警鐘を鳴らしていた。
「まだ何も終わってないよ!気をつけろ!」って。
みんながプールサイドに集まってトランプなんかやっていても、
ラモスは一度もこなかった。

(都並)やっぱりブラジルにはサッカーの歴史があるから、
ラモスさんはわかっていたんでしょうね。
そういう精神状態が危ないって。

でも僕らはメンタルをどう持っていけばいいのかまったくわからなかった。

試合が始まってみると、もう前半からおかしかった。
カズのゴールで先制して、リードしているんだけど、ピンチの連続だった。

(清雲)バタついちゃって、8番を捕まえきれない。
そうして前半45分が終了して、ハーフタイムは大パニックでした。

修正点を伝えて立て直さなければいけないんだけど、
まず選手がオプト(代表監督)のもとに集まってこないんだ。

(都並)みんな監督の方を見ないで、好き勝手に自分の考えや要求を言い合って
喧々囂囂(けんけんごうごう)になっている。
選手は選手で危機感を感じて、
どうにかしないといけないという焦りがあるから、
パニック状態に陥っていたんです。

するとそれまであまり声を荒げたことのなかったオプトが「シャラップ!」と怒鳴った。

(清雲)そうしている最中にブザーが鳴って、副審が入ってきた。
そして一方で、あと45分耐え切れば夢にまで見たW杯だ、という意識もどこかにある。
そういうグチャグチャの頭のまま、後半に臨んだ。


〔オフトのハイネケン〕

(都並)後半、イラクは前がかりになって、押せ押せ。
すると後半開始わずか10分で同点に追いつかれてしまった。
流れは完全にイラクのものでした。
(清雲)でも後半24分、相変わらず劣勢にもかかわらず、
すでに疲労の限界を超えているように見えたゴン(中山雅史)が決めて、
なんとか勝ち越しに成功した。

(都並)2-1のまま時計は45分まで進んだ。
まだロスタイムがあるんだけれど、
僕たち選手はそのとき「勝った!」と思ってしまった。

いまの日本に90分終わったからって喜ぶ選手はいないでしょう。
ロスタイムに痛い目にあうところを散々見てきているはずだし、
経験も積んでいるから。
でもあの頃の我々には、それがなかった。

(清雲)だからやられてしまった。
日本は重要な試合におけるメンタル管理に、あまりに無知だった。
これは事実だね。

(都並)日本チームでもささやかな打ち上げがあったんですよね。
(清雲)カタールは禁酒の国なんだけど、
オフトが手を回してハイネケンのビールを50ケースくらい用意してくれた。

(都並)みんな落ち込みきって、
もうサッカーの話はしたくないからギャグやっておどけたり、
ものの10分も経たないうちに、松永が「おううう」って泣き出しちゃって。
お開き(笑)

(清雲)夢はかなえられなかったけど、
夢を与えられるようなプレーヤーとしてやっていこうと誓った。

その証拠に選手22人とスタッフの全員が、サッカー界から去っていない。
「悲劇」というけど僕はドーハからのメッセージと言ってきたんだ。
ドーハの経験がみんなに伝わって行って、今のJリーグと日本代表がある。
だからもう「悲劇」じゃない。
c0219232_13472194.jpg

【平蔵の独り言】
この場面は今も覚えている。
このロスタイムの同点ゴールで、
日本のワールドカップ初出場は4年先のフランス大会まで、
待たされることになる。

フランス大会は別の意味で初めてのW杯
手配したチケットを日本で入手(間に合わない)できない。
フランスにとりあえず行こうということになったが
やはり、予約したチケットが入手できない。
旅行会社がダフ屋から手に入れた。

日本にとっては、手厳しい洗礼を受けたW杯になった。
[PR]

by asanogawa-garou | 2012-03-31 13:51 | サッカー | Comments(0)

人と同じ道を歩いたら、似たような道にしか!   

2012年 03月 28日

人と同じ道を歩いたら、似たような道にしか!


セミナー花盛り
「幸せをつかむ」セミナーを聞いて
「フルコース」に入会する。(安くても30万)
内容がそれに見合うのか!

・「お弟子さん」を多く育ててきた猪瀬直樹から聞いた
「それなりに能力がある20代の作家志願者で数年修行をして一人立ちできるのはどのくらいですかね」
猪瀬さんは
「そんなことはキミも知っている通りだよ。20人に1人いれば御の字だろ」


著名な翻訳学校の講師を長く務めてきた。
「翻訳学校に3年通って、1人立ちできるのは、20人に1人くらい」
翻訳学校に大枚をはたいて入校するくらいだから、もともと語学に秀でている。

東京芸大の今は亡き学長にも聞いたことがある。
「日本画のクラスで、絵だけで食っていける者は1クラスに年1人出ればいいほう」

さらに、そこからが問題だ。
5年くらいは何とか食っていけても、20年や40年が経つとどうなるか。
いつの間にか9割近くが消えていくのが現実である。


本を書いてみたい?
書けばいいじゃないでしか。
『ハリー・ポッター』を書いた著者だって、
貧乏でファストフード店で書き上げたと聞いた。



同じ分野の講師陣からノウハウを仕入れても、似たようものしか出てこない。


週刊現代〔2012/01/21号〕
なんなんだ この空気は〔日垣隆〕


【平蔵の独り言】
生きていくということは、大変なことだ!
一つの仕事で、時代の変化に流されながら
気がつけば、40年余。

現役でいられることに「感謝」
[PR]

by asanogawa-garou | 2012-03-28 13:18 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)

自分を見失う危うさ 不安な夜(夜は休憩する。明日への活力を得る時間なのだ!)   

2012年 03月 26日
自分を見失う危うさ 不安な夜【夜回り先生のエッセー】
2012年3月26日(全文)

 子どもたち、この連載も、ついに200回を超えました。何かあっという間に過ぎていった月日です。
 私には、この連載について、一つだけ、胸を張ることのできることがあります。それは、一度も、原稿を夜書いたことがないということです。
 私は、よほどのことがない限り、夜文章を書くことはしません。


子どもたち、君たちの多くの人は、なぜと疑問に思うでしょう。

その理由をきちんと説明しましょう。

 子どもたち、私たち人間は、
今から約500万年前に、猿から分かれた動物です。
そして、私たち人間は、昼行性の動物です。
昼の太陽の下で、愛し合い、語り合い、働くように作られた動物です。


 夜行性の動物、たとえばキツネは、夜が楽しい。
月明かりの下で踊りを踊ります。
寝ている動物を食べる、彼らにとって一日で一番楽しい時だからです。

 でも、昼行性の動物である人間にとって、
夜は寝る時間、言い換えれば、最も無防備になる時間、
極端に言えば、いったん死ぬ時間です。
だから、私たち人間は、夜を恐れます。暗闇を怖がります。
そして、不安定になり、不安にさいなまれます。
そんな不安なときに、文章を書いても、きちんとした客観的なものは書くことができません。


 ご両親に聞いてご覧なさい。
若いころ、夜書いたラブレターを、朝になって読んで顔を真っ赤にして、恥ずかしくなったことがあるかどうか。まず、あるはずです。
 子どもたち、君たちは、夜、ゲームやインターネットをしていませんか。
こころが不安定になっている夜、仮想現実の世界に入ることは危険です。
自分を見失い、それに染められてしまいます。
 子どもたち、君たちは、夜、携帯電話やメール、ネットで、だれかと話していませんか。
これは、危険です。
こころの不安定さの中で、しなくていいけんかをしてしまったり、
相手を傷つけたり、相手に傷つけられてしまいます。
きっと、君たちには、思い当たることがあるはずです。

 子どもたち、私たち人間は、
昼の太陽の下で、胸を張って生きるように作られた動物なのです。


 子どもたち、もうひとつ君たちに聞きたいことがあります。
もし、君たちのお父さんやお母さんが、毎日夕方からパチンコに行っていたら、どうなりますか。まず家庭はめちゃくちゃになるでしょう。
 これと同じように、君たちが毎日、家で、ゲームやメール、インターネットをしていたら、どうなりますか。
君たちの成績は、どんどん下がり、君たちの明日が失われていきます。
君たちは、わかっているはずです。
 子どもたち、お願いがあります。
夜9時から朝まで、携帯電話やゲーム機、インターネットを使うことを止めましょう

【平蔵の独り言】やはり、人間は昼活動するようにできているのだ!
最近、朝 気合いをいれてから活動しているが、
正直(“さあ!”と気合いをいれないと)出来なくなっているのだが
これでいいのだ。

やはり、夜というのは人間によって休憩する時間
だいたい、余計なことを特に〔ネガティブ・シンキング〕の時間になる。
昼、精一杯疲れて、夜になったら ”寝ろ”!

【夜回り先生のエッセー】自分を見失う危うさ 不安な夜

大人でも思わず納得だ!
今の世の閉塞感は、大人もこの状態に落ちっているからか・・・・・
[PR]

by asanogawa-garou | 2012-03-26 17:59 | 今 今日この頃 | Comments(0)

陽運寺の副住職さんからは、“許す”をテーマにしたお話が。   

2012年 03月 23日
陽運寺の副住職さんからは、“許す”をテーマにしたお話が。

「よく皆さん、“地獄”とか“天国”といった言葉を使いますよね。
しかし、天国も地獄も亡くなった後に行く世界ではなく、全ては心の中にあります」(副住職)

お釈迦様は、人間の世界もあの世も隔たりはなく、
全て心の善悪によるものだと説いているらしい。

そして人間は、
恨みつらみを言う“地獄の心”であったり、
無償で人に尽くす“仏の心”になったり、
コロコロと変わっていく。


「仏界に一番近づけるのは、“許す”という行動なんです。
人を許し自分を許せば、必ずまた人を好きになれます」(副住職)
なぜ、今回この話を聞かせてくれたのか。

寺井さんは離婚式を“癒しの場”でも“救いの場”でもなく、
お互いを許しあう場だと考えているためである。

深い話であった。

【平蔵の独り言】
立川談志さんの落語「芝浜」を聞いて、
なぜかホッとすると感じるのも、

心の中にある「人間の業」と毎日しのぎ合っているか、

陽運寺の副住職さんの話が教えてくれている。

すべて現世の今の生きる心ですね!
[PR]

by asanogawa-garou | 2012-03-23 14:55 | 一期一会・煩悩 | Comments(0)

石巻工・阿部翔人主将のセンバツ選手宣誓「苦難を乗り越えることができれば、大きな幸せが待っていると」   

2012年 03月 22日

石巻工・阿部翔人主将のセンバツ選手宣誓

・人は誰でも答えのない悲しみを受け入れることは苦しくてつらいことです。

「苦難を乗り越えることができれば、大きな幸せが待っていると信じています。だからこそ日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔を」


と力強く宣誓。
被災した東北地方の感謝の思いを全国に届けた。

第84回選抜高校野球大会(センバツ)
c0219232_16532823.jpg

 選手宣誓する21世紀枠で出場する石巻工の阿部翔人主将(3年)。=大久保忠司撮影

【第84回選抜高校野球大会の開会式で、石巻工(宮城)・阿部翔人(しょうと)主将が行った選手宣誓の全文】
 
宣誓。
東日本大震災から一年、日本は復興の真っ最中です。
被災をされた方々の中には、苦しくて心の整理がつかず、
今も、当時のことや、亡くなられた方を忘れられず、悲しみに暮れている方がたくさんいます。

人は誰でも答えのない悲しみを受け入れることは苦しくてつらいことです。
 しかし、日本が一つになり、その苦難を乗り越えることができれば、
その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています。

 だからこそ、日本中に届けましょう。感動、勇気、そして笑顔を。見せましょう、日本の底力、絆を。

 我々、高校球児ができること、それは、全力で戦い抜き、最後まで諦めないことです。
今、野球ができることに感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います。
 平成24年3月21日、選手代表、宮城県石巻工業高等学校野球部主将、阿部翔人

(2012年3月21日12時03分 読売新聞)

【平蔵の独り言】
〔人は誰でも答えのない悲しみを受け入れることは苦しくてつらいことです。〕
このことばの、答えのない悲しみ 心を掴まれた。

これが一番辛い!

東日本大震災で被災されたそれぞれの人々が答えのない悲しみ
[PR]

by asanogawa-garou | 2012-03-22 17:27 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)

〔脳は老化しない・プラス思考で脳に刺激を与えながら、足腰と感性を弱らせない〕   

2012年 03月 19日
〔脳は老化しない( いつまでも進化する) 〕
・プラス思考で脳に刺激を与えながら、足腰と感性を弱らせない。
 嫌なことや苦労したことはケロリと忘れて自分の好きなことをやる。


 散歩、趣味、音楽、ゲーム遊びなどで脳活性化。

百歳までボケない方法教えます。
10項目のうち*項目以上ならボケが始まっている。

とあるが、
10項目
①1日や1週間の計画が自分で立てられない。
        →今週・今日の予定、日記を書く
②反応が遅く、動作がもたもたしている
        →年相応(下半身の筋力)の衰えを筋力アップ
③同じことを繰り返し話したり、尋ねたりする。
        →自覚がなくなる。自分ではわからない。
         (高齢になると頑固になる。思考が進化していない)
④無表情、無感動の傾向になる。
        →興味を持つ。
(趣味(本、ブログ、音楽)
 男なら女“あっ好みの女だ”行動でなくアンテナを張る。
 女優でも歌手、作家etc
⑤ぼんやりしていることが多い。
        →やること、やりたいことが多くて、時間が足らない。
⑥生き甲斐を覚えていない。
        →回りのこと全てが生きがいの対象だ!
⑦根気がまったく続かない。
        →毎日少しずつ、いやになったらやめて、次にする。
          (仕事と恋愛は我慢と根気)
⑧発想が乏しく、画一的。
        →何でも興味を示す。発想の転換
⑨仕事をテキパキと片付けられない。
        →やらなければいけないことはすぐにやる。
         (楽したい、人間は怠け者と思って)
⑩人の意見を聞かない。
        →聞き上手になる。(常に意識する)

週刊現代(2012/3/24)百歳までボケない方法教えます。
10項目のうち*項目以上ならボケが始まっている。
とあるがやはり、〔ネガティブ・シンキング〕マイナス思考の項目になっている。

〔ポジティブ・シンキング〕プラス思考にすればよい!

【平蔵の独り言】
百歳になれば、年相応に老いはあるはず
(まだなったことがないからわからないが)
一番感じているのは、還暦を過ぎても、
精神年齢は対して成長していないな!
「まあ、こんなもんか!」
脳はやりたいことを増やし続けている?
・老いが一番脳からの発信
[PR]

by asanogawa-garou | 2012-03-19 17:33 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)

九十歳の言いたい放題・人間は身体より心ですよ!(瀬戸内寂聴(九十歳))   

2012年 03月 15日

九十歳の言いたい放題・
人間は身体より心ですよ!(瀬戸内寂聴(九十歳))

――――――――――――――――――――――――――――
c0219232_18142444.jpg

半年近く寝込んだままの状態で、3月11日を迎えました。
とんでもないと思って、ハッと気がついたらベッドから降りて、立ってたんです。
お医者さんからは奇跡だと言われました。
一度立ちさえすれば、少しずつでも歩く練習ができるじゃないですか。
それで歩行器を使ってうろうろしてるうちに回復してきて。

人間は身体より心ということですね。

6月になって名誉住職をしている岩手県の天台寺へ法話に行くことができた。

法話をして、その足で被災地の慰問を始めたんです。
私、長年生きてきて、いまの日本がいちばん悪いと思ってたんです。
カネがすべての世の中になって、堕落した日本はやがて滅びるだろうと。

でも、被災地の子供たちが明るくて、目がキラキラ輝いてる。
いまどきの若者がすごくいいのよ。
被災した人も、ボランティアに来ている人も若者と話したらほんとに〔心根〕がいいし、前向きだし。

無一物からだから、日本はまだやっていけるなと思った。


被災地に行くたびにパワーをもらって、こっちが元気になっていく。
これには驚きましたね。
最初のほうはヨボヨボの顔をしてるのに、
被災地を回っているうちにだんだんシワが消えていくんですよ。(笑)

みなさんそれぞれ立場がおありだから、それを失うのが怖いんでしょう。
私なんてもう九十で、怖いものがないんです。
どうせもうすぐ死ぬんだから何でも言ってやれって。

オール読物(2011/12号)

どん底の状態は続かない 寂聴さん、胸にしみた「無常」

――――――――――――――――――――――――――――
作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(88)が、東日本大震災の被災地に向けたメッセージを寄せた。
c0219232_1833841.jpg

 去年死んでいたら、この未曽有の悲惨な災害は見ずにすんだのにと思ってしまいます。
たまたま私は昨年十一月から背骨の圧迫骨折で入院したり、
自宅で治療をつづけていて、
自分の足で歩けなくなっていたので、
これまでのように、すぐ現地に飛んでいって被災者を慰問することも励ますこともできませんでした。

こんな役立たずになった自分に今、何ができるのかと、
考えつづけ、あらゆる報道に目をさらして、やきもきしていました。

地震に大津波、さらに原発事故と、追い打ちをかけてくる災害は、
地球の終わりを知らされるような怖ろしさでした。

「無常」という仏教のことばが胸にしみました。
一寸先に何が待ち受けているのか知らないのが人間です。

無常:この世の中の一切のものは常に生滅流転(しょうめつるてん)して、
    永遠不変のものはないということ。
    特に、人生のはかないこと。また、そのさま。

人間の能力には限界があり、自然の底力には果てがないということを思い知らされたのです。
 子供の時から耳にこびりついていた非常時という言葉を思い出しました。
この現実こそ非常時でなくて何でしょう。

これを乗り越えるには人々が我を捨て互いの力を合わせ災難に立ち向かうしかないのです。
 一瞬にして、永い歳月えいえいと積み上げてきた家も財産もすべてを失い、愛する家族を目の前でさらわれた人々の絶望を想いやると、痛ましさに身も心も凍ります。

体の動かないわが身が腹立たしく、私は悶々と悩みつづけました。
そのあげく、ふと気づいたら、私の体調は変化していたのです。
寝たっきりで、四六時中あれほど痛がった脚の痛みがずいぶん和らいでいます。
トイレに行けず食事もベッドに運ばれ、
顔も洗えず、風呂にも五十日も入れなかったのに、そのすべてが今はクリアされていたのです。

半年で治るという医者の言葉は正しかったのです。四月で半年目になります。

「無常」とは、同じ状態はつづかないことと、私は法話のたび、話してきました。その通りです。

 今、生き地獄のどん底の状態の日本も東北の被災地の方々も、
このどん底から、気がつけば、変化していたと気づく日が必ず訪れるはずです。

これだけ国民のすべてが心を一つにしてがんばっている努力が報われないことはないと、希望を忘れないでいてください。

私は体がきくようになれば、何でもして少しでも役に立ちたいと今、切実に思っています。待っていてください。
産経ニュース 2011.3.23 [ライフスタイル]

×瀬戸内寂聴「辛くても絶望しないで」×
c0219232_18333028.jpg

【平蔵の独り言】
今の日本人が生きて抜く為に、
瀬戸内寂聴さんのような人が必要なのだ!
力を求めているのだ!

オール読物(2011/12号) に
九十歳の言いたい放題・人間は身体より心ですよ!( 瀬戸内寂聴(九十歳) )

を知った。

戦後の苦労もしたが(生まれた時がそうだったから)、
平和で希望ある時代を生きてこられたと、
感謝して自分のためでなく、人のために何ができるか、
一生懸命働いて、働き続けて命を全うする。
それが一番幸福だと(瀬戸内寂聴)

それが生き抜く糧になる。
自分の意志をしっかりと持って

とも、言っていた。

---------------------------
まだまだ、やはり「旅の途中」
[PR]

by asanogawa-garou | 2012-03-15 18:04 | あの人 この一言 | Comments(0)

◆この言葉で44年前のメキシコ五輪を思い起こした。   

2012年 03月 15日

「おれたちはロンドンへメダルを取りに行くぞ」
と2点目のゴールを決めたMF清武弘嗣選手。
その意気で行け!

◆この言葉で44年前のメキシコ五輪を思い起こした。


サッカーの日本チームが大健闘、銅メダルを獲得した1968年(昭和43年)の大会だ。
エースの釜本邦茂選手は6試合で7ゴールをあげる活躍で得点王になった

◆あれから44年の間にチームはフル代表からU―23代表に変わったが、
日本の男子サッカーが五輪で手にしたメダルは後にも先にもメキシコの銅のほかにはない

3月15日付 よみうり寸評
 「ロンドン五輪の切符獲得おめでとう」
――まずは男子サッカーの関塚監督以下、U―23日本代表イレブンにお祝いを申し上げる
◆日本2―0バーレーン。昨夜の国立競技場。「おれたちはロンドンへメダルを取りに行くぞ」と2点目のゴールを決めたMF清武弘嗣選手。その意気で行け!
◆この言葉で44年前のメキシコ五輪を思い起こした。
サッカーの日本チームが大健闘、銅メダルを獲得した1968年(昭和43年)の大会だ。
エースの釜本邦茂選手は6試合で7ゴールをあげる活躍で得点王になった
◆あれから44年の間にチームはフル代表からU―23代表に変わったが、
日本の男子サッカーが五輪で手にしたメダルは後にも先にもメキシコの銅のほかにはない
◆今回の予選突破は5大会連続9度目。昨夜の予選最終戦はイレブンの動きもよく、引き分けでも予選突破が決まるというゲームで比較的余裕をもって観戦できた
◆が、あくまでも戦いはロンドン。「メダルを取りに」を忘れずに。44年ぶりは険しい道になる。
(2012年3月15日14時12分 読売新聞)

【平蔵の独り言】
メキシコ五輪の釜本選手のゴール

サッカーというスポーツを興味持つきっかけになった。

西が丘のサッカー場
観客もまばらな、社会人リーグ・関東大学リーグ

の観戦が懐かしい。
[PR]

by asanogawa-garou | 2012-03-15 17:12 | サッカー | Comments(0)

人生で大切なのは「いかに長く生きるか」ではなく、「いかに楽しく生きるか」である。(天野祐吉(78歳))   

2012年 03月 12日

人生で大切なのは「いかに長く生きるか」ではなく、「いかに楽しく生きるか」である。
(天野祐吉(78歳))しなやかに生きるコラムニスト)


天野祐吉さんにこれからの日本人の「生き方」について聞いてみた。
c0219232_16394250.jpg

「成長のない豊かな社会」へ――江戸時代の暮らしに学ぼう
「成長のない豊かな社会」のモデルのひとつが、江戸時代の暮らしです。
約300年続いた江戸時代は、初期には飛躍的に人口が増えましたが、
幕府が安定してからの200年から250年の間、
ほとんど人口の増減がなかったし、経済成長もゼロだったそうです。

だからといって、江戸時代の人々が食うに困ってたくさん死んでいったかというと、そんなことはない。
たとえ貧乏でも、歌舞伎や浮世絵や落語を産み、すばらしい大衆文化を創造したんです。

明治維新以降、この100余年(20世紀)とは、人間が非人間的になって、
科学の発達=効率第一主義は世の中を便利にしたけれど、
それだけ人間を自由にするということのはずなんだけど、

逆に「信じられるのはおカネだけ」人間はこれを「経済成長」の成果とした。

戦争直後の「貧乏暇なし」から
豊かさの物差しが「お金」と「時間」とするならば、
戦後の日本人は「金持ち暇あり」を目指して
みんな一生懸命働き、高度成長を支えたわけです。

ところが、結果的にはゆとりのない「金持ち暇なし」状態になって、
しかも金持ちといっても、せいぜい小金持ち程度でしょう。

世の中を元気にするためには、まず言葉が元気にならないといけない。
今の日本は言葉が元気じゃない。


言葉というのは、人と人とをつなぐ一番の道具なのに、
ろくに挨拶もしない現代では人間関係が希薄になって当然です。

元気な言葉を使うということは、
想像力で相手の気持ちをくみ取ろうとすることです。
相手の言った言葉だけじゃなく、その向こうにある気持ちをも理解しようとすることです。
もちろんしっかりした挨拶ができるようになれば社会も変わるという単純な話ではないけれど、

言葉を大事にして、言葉が元気だとそんな元気な言葉に支えられて、生きていく。

これからは「貧乏暇あり」が・・・・・・・・・・・一番
―――――――――
週刊現代(3月10日号)
c0219232_16414431.jpg


天野祐吉さんは自身のブログで[天野祐吉のあんころじい]2011-09-07

いい国へ行こう[ことばの元気学]

で、このように言っていた。

豊かさを測るモノサシは二つある。お金と暇だ。カネ尺とヒマ尺。
で、この二つのモノサシを使って測ると、いくつかの生活スタイルが浮かび上がる。

①貧乏暇なしの生活
②金持暇ありの生活
③金持暇なしの生活
④貧乏暇ありの生活
c0219232_1646667.jpg

【平蔵の独り言】
人生で大切なのは、「いかに楽しく生きるか」
〔アメリカの価値観・・・・・・・・・・・・・・・自由と自立〕
「最後までどう生きるか」と同じですね!
自立できる社会の仕組みができれば、
病気・老いに対するケアは充実?しているが
健康な老いに対する自立のサポートがない。

東京タワーができた頃まで、東京オリンピックの頃までかな?
近所のばあちゃん(おばさん)たちは、
やかましい世話焼き”ばばあ”で温かかった。
この頃まで ①貧乏暇なしの生活(というより みんな貧乏)

街灯テレビに集まって、「力道山」のプロレスを見たり
「長嶋」(背番号3)に熱狂したり、
「美智子妃殿下」の馬車列に気品があってきれい

必ず、口やかましい 世話焼き”ばばあ” がいた。

39年の東京オリンピック・高速道路・新幹線
40年代からの高度成長に入ってから
45年の大阪万博で人気パピリオンに殺到したり

国民すべて中流階級意識(一度も金持ちにはなっていないのに)

気がつけば、④貧乏暇ありの生活(?いつまでも働け!)

戦後の苦労もしたが(生まれた時がそうだったから)、
平和で希望ある時代を生きてこられたと、
感謝して自分のためでなく、人のために何ができるか、
一生懸命働いて、働き続けて命を全うする。
それが一番幸福だと(瀬戸内寂聴)


それが生き抜く糧になる。
自分の意志をしっかりと持って

と言っている。
[PR]

by asanogawa-garou | 2012-03-12 17:31 | あの人 この一言 | Comments(0)

〔アメリカの価値観…自由と自立〕〔政治に「ウソ」を嫌う米国人〕   

2012年 03月 08日
〔アメリカの価値観…自由と自立〕〔政治に「ウソ」を嫌う米国人〕
2つの記事を最近目にした。
日本と異なる文化(歴史観と言ってもいいと思うが)、
アメリカからの情報発信が自由に入ってくるので、目に留まった。

〔アメリカの価値観…自由と自立〕週刊新潮より

米国人にとって自由と自立は非常に重要な価値観である。
多くの人は歳をとって病気や障害などをかかえても、自立生活を続けている。
米国は1人で生きることを前提にした社会だからこそ、
1人暮らしの支援策を積極的に実施している。


日本人は元々、家族以外の人との付き合いが少なく、
孤立しやすいことは国際比較調査などでも示されている。
それに最近は家族の絆や職場でのつながりも急速に失われている。

日本人は「どう死ぬか(死んだか)」にこだわるが、
米国人は「最後までどう生きるか(生きたか)」を考えるからだ。


米国では自由と自立を大切にし、友人や社会とつながりをもちながら、
楽しんで暮らしていく。

【平蔵の独り言】
目から鱗の感がある。

日本人は「どう死ぬか(死んだか)」にこだわるが、
米国人は「最後までどう生きるか(生きたか)」を考えるからだ。

そうか、死生観に囚われて、
残りの人生をどう歩むかの生きる価値観を忘れている。

さあ! 今日も歩いて行こう。


〔政治に「ウソ」を嫌う米国人〕週刊??より

「リアリティー・ショー」と呼ばれる擬似ドキュメンタリー番組がますます幅を利かせている。
プロレスも「筋書きのある娯楽」として数千万人規模の固定ファンを確保している。

興味深いのは、ウソを楽しむ、
あるいはウソの中に本当のことを見いだすことに長じているように見える米国人が政治に「ウソ」が入り込むのを嫌う米国人は、良くも悪くも潔癖だ。
大統領選の候補が不倫やセクハラ疑惑であえなく撤退した。

「民主主義を守る気概」と解釈すれば、誠に頼もしく、うらやましい限りだ。

【平蔵の独り言】
55年体制の時は、それなりに後継者を育てながら、
日本の舵取りがされて来たように思うが、

その後パフォーマンス、リップサービス、耳障りの良いことをスピーチして、

「や~めた!」「や~めた!」

誰も責任を取らず、眺めている。
その付けが、今の日本を象徴しているのであるとするのなら、
この低度の国民なのだと諦めることにするしかないか・・・・・
選んだのは、自分たちなのだから!

出来ることをして行こう。(何ができるか)
[PR]

by asanogawa-garou | 2012-03-08 13:47 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)