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【人は、答えの出ない悩みに悩むもの】   

2012年 05月 30日
人は、心の問題を心の扱い答えの出ない悩みに悩むもの。
(倦怠:ストレス、苛立ち・イライラ)

だから時々、アハハッと悩みを笑い飛ばすことだって必要なんです!


〔人はなにかに救いを求めずにはいられませんが〕

心の置き所が分からなくなってしまって!

心の問題、心の扱いの!?

〔人は、答えの出ない悩みに悩むもの。だから時々、アハハッと悩みを笑い飛ばすことだって必要なんです!〕

神仏に委ねて、アハハッ!

ビッグコミック・オリジナル(2012/6/5号)

【平蔵の独り言】
以前、解決できないことは

この問題は「神様、あなたに委ねます」

とお願いして、前へ進む!

ということを聞いたことがある。

一日の終わり、夕方・夜・寝る前にくよくよと考える。
目が覚めてもリセットされていないと、引きずることになる。

寝られない時は“本を読む”“疲れて寝る”
朝になる。

神仏に委ねて、アハハハハッ!
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by asanogawa-garou | 2012-05-30 16:13 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)

大御所たちの名答、珍答が心に染み入る  人生指南役   

2012年 05月 23日

大御所たちの名答、珍答が心に染み入る  人生指南役

「人の悩みは永遠なり」 「人生相談」傑作選    週刊ポスト(2012/5/18号)

これほど面白い読み物はない! 【嵐山光三郎】
「人生相談」の味わい方

元々は人生経験豊かな人が、分からない相談者に丁寧に答えるというところから始まっているわけですが、作家の人生相談というのはゲームのようなもの。
作家というのは皆、常識的世間とは離れて、むしろ無頼の徒ですからね。
いずれの人にも言えるのは、存在自体が回答のような破天荒な人生を送った人ばかりですが、思い通りの人生になっていないところが味噌ですね。

それがまた人生であり、人生相談の面白さでしょうね。


【深沢七郎】:脱力の言葉に励まされる
〔人間には本物なんかありません。みんなニセモノです。〕
《「人生滅亡的人生案内」「話の特集」(1967/9~69/11)》

【柴田錬三郎】:ダンディズムとはこういうこと
〔ムダがあるから、世の中はにぎやかなのではなかろうか。〕
《「プレイボーイの人生相談」「週刊プレイボーイ」(1966/10~69/3)》

【山口瞳】:江分利満氏の説教
〔会社でスランプに陥った〕
まあ、成り行きにませましょうや。
当分は成り行きまかせでいきましょう。
《「山口瞳のマジメ相談室」「週刊文春」(1966/1~67/9)》

【今東光】:あったかい毒舌
上司とうまく行かない場合は
だからおめえも、そこの上司が気に入らないからって、
よそへ行ったところで、やっぱり気に入らない上司はいるさ。
《「極道辻説法」「週刊プレイボーイ」(1975/9~77/8)》

【開高健】:男のやさしさと強さとは
〔御本業の他に、
あなたにとって最も困難なことは何ですか?
「人生。人生そのもの。」〕
《「風に訊け」「週刊プレイボーイ」(1982/6~85/10)》

【北方謙三】:ハードボイルドな生き方を熱く説いた
〔生きるのが嫌で死にたい〕無職の19歳、悲惨の青春を送っています。

男というのは十年間同じところにじっとしていられて、耐えていられるかどうかによって決まることもある、と。
(何をやってもうまくいかない。それもまた青春なのだ)
《「試みの地平線」「ホットドック・プレス」(1986/1~2002/6)》

【宇野千代】:85歳で綴った「女の生きる道」
あなたはあなたの一生の間に、一度もバカなことをしないで、暮らす積もりなのですか。

そんなことが出来るくらい、あなたは悧巧なのですか。
私はあなたに、一度か二度くらいは、バカなことをしてごらんなさい、と言いたいです。
《「日曜くらぶ」「毎日新聞」(1983/9~84/8)》

【中島らも】:人生相談の新境地
「健康のためなら死んでもいい」気で健康管理しましょう。
《「明るい悩み相談室」「朝日新聞」(1984~94)》

――――――――――――――――――――――――――――――

【深沢七郎】:脱力の言葉に励まされる
「ただ、ぼーっと生まれて来たのだから、ぼーっと生きていればいいのです」。
脱力の極致は、今この時代にこそ必要な人生相談だ・・・・。
人間には本物なんかありません。
みんなニセモノです。

どんな人もズウズウしいくせに、ハズカシイような顔をしているのです。
どんな人ゼニが欲しくてたまらないのに欲しくないような顔をしているのです。

【柴田錬三郎】:ダンディズムとはこういうこと
〔ムダなお金を使っている場合か〕
君の云う通りだね。まったく、ムダなお金を、使っているよ。
ところが問題は、人生から、ムダをなくしたら、いかに、つまらないか、
ということだ。
ムダがあるから、世の中はにぎやかなのではなかろうか。
人間は、働くばかりで遊びを知らないと甚だ片よった、コチコチの朴念仁ができあがる。
私は、浪費家で、あらゆる失敗も犯しているからこそ、こういう「人生相談」にも、云いたいことが云えるようだ。

【山口瞳】:江分利満氏の説教
〔会社でスランプに陥った〕
まあ、成り行きにませましょうや。
当分は成り行きまかせでいきましょう。
人生相談のお答えで、「成り行きまかせ」というのはいかにも無責任のようにきこえるかもしれませんが、私自身は決してそうは思いません。

世の中には、歳月でしか解決のつかないことがあります。
若いときの失恋なんかもそうでしょう。
何年か経って考えてみるとバカバカしくなります。

才能は自然にあらわれるというのが私の持論です。
才能とか能力とかは、他人が発見し、認め、評価するものです。
自分で自分のことを考えすぎたり焦ったりしても仕方がないでしょう。

【今東光】:あったかい毒舌
上司とうまく行かない場合は
だからおめえも、
そこの上司が気に入らないからって、
よそへ行ったところで、やっぱり気に入らない上司はいるさ。

なにしろ気にいらねえ野郎は世の中にゴマンといるんだから、
それならいっそのこと、自分が気に入られなえ人間になった方が得じゃねえか。
相手が気に入ったとか気に入らないとかっていうことを考えずに、
自分がたいがいの場合嫌われるような人間になってた方が被害が少なくて済むわな。

【開高健】:男のやさしさと強さとは
御本業の他に、あなたにとって最も困難なことは何ですか?
人生。人生そのもの。

譬えていうと、無気力が源になっているやさしさ、
無気力が川の源になって下流がやさしさになっている、
そういうやさしさの谷川と、タフとハードが源になっていて、
下流がやさしさになっている、そういう谷川があるとと思う。

谷川の上流の岩と石と急流でもみつくされた、
そのあげく出てきたやさしさを持っている、そういう谷川を探すことです。

こういうやさしさには底が入り、いつまでもつづくよさがあるんだね。

いってみれば、
五十三歳のホロ苦い男の横顔に浮かぶやさしさみたいなもんですね。
これは、いい味がしますぞ。

〔悪友との付き合いは断つべきか〕
スラブ族の諺でいうと、
〔犬はノミがいるから体をかくが、ノミがいなくなれば、犬は自分が犬であることを忘れるだろう〕――――こういうんだ。

悪友から離れると、君は君自身であることがわからなくなり、
アイデンティティを失ってしまって、影のない男になってしまうかもしれないよ。
だから、その悪友を失ってはいけない。大事にしなさい。
どうすればいいということじゃない。いままでどおりにやってけばいいんだ。

なお、アングロサクソンの諺で「他人にしてもらいたいことを他人に対してやれ」というのもある。
スラブの英知に立っても、アングロサクソンの知恵に立っても、君の人生航路は決まっているんだ。
その悪友を捨ててはいけないんだよ。聖書では、“汝の敵を愛せよ”と。


【北方謙三】:ハードボイルドな生き方を熱く説いた
〔生きるのが嫌で死にたい〕・無職の19歳、悲惨の青春を送っています。

男というのは十年間同じところにじっとしていられて、
耐えていられるかどうかによって決まることもある、と。

言われた時はわからなかったが、
そこそこ小説で生活ができる状態になった時に初めて、
説得力のある親父の応援のようなものだったということがわかった。

俺はその言葉を君に贈りたい。そして考え直してくれ。

青春なんてものは何かを為し遂げられるような時代じゃないんだよ。
いろんなものを喪くし、いろんな傷を受け、
同時に何か大事なものを一つだけ獲得していく。
たとえば十年後に生きるようなものを獲得していく。
そういう時代なんだと思う。

(何をやってもうまくいかない。それもまた青春なのだ)

【宇野千代】:85歳で綴った「女の生きる道」
〔考えすぎて行動できない!〕
宇野先生のように、考える時間がないくらいその場でパッときめられたら、
何と楽しく気楽なことかと思います。

あなたはあなたの一生の間に、一度もバカなことをしないで、暮らす積もりなのですか。
そんなことが出来るくらい、あなたは悧巧なのですか。

私はあなたに、一度か二度くらいは、バカなことをしてごらんなさい、と言いたいです。
あなたのバカなことはしたくない、と言う気持ちの中には、バカなことをして、損をするのはバカらしい、と言う、損得の感情がひそんでいるのではないか、と思うのですが、どうですか。

あなたはケチなのです。物質的な意味ではないが、精神的な意味ではケチなのです。
そのケチな心をもって、
人生の大きな得をとり逃がすようなことがあるのではないかと、
私はそれを惧れているのです。

〔私は否定的な人生観の持ち主で、欲求不満のかたまりの様な人間です。いつも、イライラした不愉快な毎日を送っています〕

人生と言うところは、あなたの思っているよりも、十倍も百倍も愉しいところです。
この愉しいところで、あなたはあなたの思っているよりも、
十倍も百倍も愉しい思いをして生活していれば、
ちょうどそれが、ぴったりと当てはまるところなのです。

どうかあなたの人生観を、ちょうどいまの反対に書き直して下さい。
不愉快と言う字を、愉快と言う字に書き直して下さい。
するとあなたは、自分は最初から、こう書く積もりであったと、気がつくことでしょう。
人間と言うものは、その本念の心から、愉快なこと、明るいことを好むものだと言うことに、気がつくことでしょう。

あとは何も考えることはいりません。
何も考えないでいても、明るいことのある方へ歩いて行くことが必定です。
それが人間本来の道だからです。

あなたもまた、自分の行きたいと思う愉快な道へ、明るい道へ、勇往邁進することを、私は信じてやみません。

〔中島らも〕:人生相談の新境地
・さまざまなストレスの山積する都会生活の中にあって、
人はそれぞれ独自のストレス解消法をあみ出していくものです。
この際、あなた自身の内面にもあるストレスを解消してみてはいかがでしょうか。

・「健康のためなら死んでもいい」気で健康管理しましょう。


【平蔵の独り言】
人生の指南役がいた、いい時代 1980年代

【嵐山光三郎】
作家というのは皆、常識的世間とは離れて、むしろ無頼の徒ですからね。
いずれの人にも言えるのは、
存在自体が回答のような破天荒な人生を送った人ばかりですが、
思い通りの人生になっていないところが味噌ですね。


無頼の徒、破天荒な人生 を受け入れられなくなってしまった。

理屈と耳障りな言葉だけを並べる今の世に「いい味」をくれる。
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by asanogawa-garou | 2012-05-23 14:30 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)

「宮本武蔵なんて、ちっとも偉くないよ、ほんとに『えらい』のは一生懸命生きている奴だよ」   

2012年 05月 20日

「宮本武蔵なんて、ちっとも偉くないよ、アイツは強かったんだから。

ほんとに『えらい』のは一生懸命生きている奴だよ」


高度経済成長期に、
「一生懸命生きている奴」の本人は真剣でも、他人には滑稽だ。
『人生相談』とは小説よりオモシロイ。

日本人たちの「悩み」はどこか哀れで懐かしい。

山口瞳はそれによく付き合っている。
こういう人生指南役が、いまはいないような気がする。

〔『キマジメ人生相談室』作家〔山口瞳〕…〕

高度経済成長期を「一生懸命生きた」人々の身近な悩みに作家が親身に答える
週刊現代(2012/5/19号ブックレビュー)
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by asanogawa-garou | 2012-05-20 14:53 | 市井の人が一番えらい | Comments(0)

ボランティア団体では、大企業病みたいなものは絶対起こらないだろうと思ったら、起こるんですよねぇ。   

2012年 05月 11日
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〔樋口〕志を持った人たちが集まってるわけですから、
常に前向きなんでしょうな。
〔堀田〕わたくしどものようなNPO、ボランティア団体では、
大企業病みたいなものは絶対起こらないだろうと思ったら、
やっぱり起こるんですよねぇ。

いつのまにか易きにつく、楽なほうにつく。
いったん道ができると、そこを歩くほうが、
新たにやぶをかき分けながら進むより楽ですからね。
すると新たに挑戦して道を切り拓こうとしなくなる。

そう感じたら、
一度できあがった道をひっくり返さないといけないですね。
これはいまの日本に必要なことだと思うんです。


〔樋口〕すでに出来上がっている道を進んでいれば、
責任を問われることもないですからね。
なんだか最近、
日本という国全体が責任ということを問わない、
妙な国になっている気がしますな。


〔堀田〕政治家であれば、自分が生まれた国・日本が愛おしい。
日本の国民に幸せになってほしい。
そのために自分はここでやってるんだ、という思いで、
責任から逃れようなんて思わないでしょう。

特に公務員は税金から給料をもらって、
国民を幸せにするために仕事をしているわけですからね。
どういうふうにすれば、日本の国民、市民がもっと幸せに過ごせるか。
それが自分にとっていちばん大事なことだと思えば当然責任感が生じる。

ところが国民を馬鹿にして、俺が引っ張ってるんだというような、
そういう姿勢だと、辛くなるとすぐ逃げ出してしまうんです。


相手に対する共感というか、同じ時代に生きてることを感謝し、
一緒に生きてる人たちの幸せを願う。
それって普通の思いじゃないでしょうか。
この基本的な気持ちを政治家や役人みんながしっかり持っていれば、
日本の政治も変わったと思います。

〔樋口〕いまの政治や行政には、そういう「情」を感じません。
一番好きな言葉は「夢」
〔堀田〕いまの日本はこういうふうに
人を幸せにする「夢」のある話を

一生懸命お話しなさっている方がおいでなるんですよね。
目が生き生きしていて、魅力的な方々。
そういう方たちはたいてい会場の中央にいるんです。

で、隅のほうに行くと、
細かい愚痴みたいな話ばっかりしている方々もいる。
そこだけなんとなく暗いんですよね。
目先のことしか見ようとしない。

〔樋口〕「ここに一本の道があるとするやろ。
そこに羊が大将で狼を1000頭引き連れたグループと、
狼が大将で羊を1000頭引き連れたグループが正面で向き合った。
どっちが退きよると思う?」

「そりゃ狼が1000頭おったら、そっちが勝つでしょう」

「違うがな。リーダー次第や。
羊は怖がって後ろを向いたら、部下は全員後ろ向いて退去しよる。
大将が強いならそっちが勝つんや。
トップは絶対強うなけりゃあかん」と。
〔堀田〕しっかり前を向いてないといけないんですねぇ。

週刊文春(2012/4/26号)
【複眼対談】(第19回)樋口武男(大和ハウス工業会長):堀田力


【平蔵の独り言】
東日本大震災から1年が過ぎたが、
日本の政治は明治維新、太平洋戦争に匹敵する
時代の変化を迫られているのに

・・・・・・・・・・・・・・・・・・変わったと思います。

の言葉が持つ意味は重いですね!

過去形の言葉で表現されて、何も変わっていない。
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by asanogawa-garou | 2012-05-11 15:08 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)

無名選手 2004年のアテネ五輪。開幕前、知名度の低い代表選手を紹介する連載を手がけた。   

2012年 05月 09日
憂楽帳:無名選手
毎日新聞 2012年05月08日 13時05分【須山勉】

〔2004年のアテネ五輪〕
開幕前、知名度の低い代表選手を紹介する連載を手がけた。
選手には失礼な話だが
「メダルには届きそうになく、開幕したら取り上げる機会がないだろうから」という趣旨。


私が担当したAという選手は取材を快諾してくれたが、
ひとつ条件をつけてきた。

「私の前に、職場の上司を取材してくれませんか」

仕事の傍ら競技生活を送っていた彼は、職場にひどく気兼ねしていた。

取材の条件もその配慮。
だが上司に会って驚いた。
五輪出場をたたえるのかと思いきや、
Aがいかに仕事より競技を優先しているか、
とうとうと批判を始めたのだ。


部屋を辞すると、
外で待っていたAが心配そうに「どんな話をしていました?」。

別れ際には
「いい再就職先があったら紹介してください」
と言ってきた。
思いつめた表情だった。

ロンドン五輪まで80日。

有名選手もいいが、名の知られていない選手に注目したい。

アテネで日本は37個ものメダルを取ったが、

予想を覆して表彰台に立ったAの笑顔ほど、
心を揺さぶられた記憶はないからだ。


【平蔵の独り言】
アテネ五輪で表彰台に立った
無名選手A

アテネ五輪から8年
その後、どんな人生を歩んでいるのかな!

そして、ギリシャ債務危機
で、アテネ名物は”デモ”
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by asanogawa-garou | 2012-05-09 17:44 | 今 今日この頃 | Comments(0)