森 毅(もり つよし)「違うことはいいことだ。アハハって面白がってればいいのよ」 |
2011年 02月 08日 |
最も積極的に発言した教育問題では
「言葉はあいまいだけど、解釈は一元化したがるのね、今の若者は」
と明快に分析、
「違うことはいいことだ、アハハって面白がってればいいのよ」という、肩ひじ張らない提言が終始一貫していた。
平蔵の独り言:少し外れたものの中から意外なものが生まれると思う。
学校の授業を見ていて、整列の枠からはみ出せ と眺めている。
枠からはみ出た子の中から、世の中の枠から飛び出した事をする人間が生まれると思う。
2011/01/20 肩書のない名刺を作り、フリーターを自称していた
◆教育や学校をめぐる発言が多かった。
いじめについては、みんな仲良く仲間でなければいけないという風潮が根っこにある、と述べた。
自分がこんなに無理をして「仲間している」のに、そうしないやつは許せない。
そんな横並びの構造があるとみていた
◆日本が“おじさん化”している、との指摘も面白い。
社会を動かしているのは中年。
この世代は忙しく、ゆとりを持ちにくいので、生きる価値を一元化しがちだという。
森さんによれば、おじさん度とは「だれでもこうするものだ」といった言葉を、
どれだけ口にするかで測られる…(2010年7月27日付「斜面」から)
2011/02/08 無駄が人生にとって、ゆとりを生みだすんじゃないか
30代、40代の遺産で生きるのはつまらんナンセンスだ。
60代、脳細胞も入れ代わって配線も組替わっているんだから、
同じコンセプトで生きるのは長すぎて(新しい生き方を楽しんですれば)
平蔵の独り言:みんな「横並び」でいないと、
いけないような世の中になってしまった。
江國香織さんも言っているように、「普通」というのは存在しない。
「横並び」の世の中から活性化する将来は生まれないと思う。
by asanogawa-garou | 2011-02-08 10:45 | 人間模様 | Comments(0)