「がんばらない60歳からの実践」毎日好きなことをして、頑張らない、楽しいことを。【帯津良一(76)】 |
2012年 08月 08日 |
「がんばらない60歳からの実践」
毎日好きなことをして、頑張らない、楽しいことを長く続けたい。(帯津良一(76))
「人生の長さを延ばすための食よりも、ウマイ!と思えるものを食べる。これが一番身体にいいんですよ」
そんなうれしいことを言ってくれるのは、がん治療で有名な帯津三敬病院名誉院長、帯津良一さん(76)である。
「食養生というのは本来、
人生の長さを延ばすためのものではなく、
豊かにしてくれるものだと私は思っています。
年を取ると先が短くなってくるわけだから、体の欲求に『あるがまま』に生きる。
60歳からは好きなものを好きなだけ食べればいいのです」
既に60年間も生き延びたサバイバーは、
決して大きく外れた生き方はしてないはずで、
本能に忠実であって良いらしい。
70代になると“悪食”も週2回にしていいと言う。
「好きなものを口にすると命のエネルギーがあふれ出します。
私の場合はカツ丼、うな重……。
トキメク食べ物は、『旬のもの』ですね(初鰹)」
「60代の頃は、60代が人生で一番面白い!と感じて『人生の花は60代だ』と周りにも言ってきた。
でも70代になってみると、これが悪くないんだ。
年がいけばいくほど命のエネルギーはアップしてみなぎっていく。
細胞は衰えてもエネルギーが増す。ぜひ体験してみる価値がある」
【7時間睡眠が最も死亡率が低い】【脳活】
日本を代表する脳科学者で京都大学名誉教授の久保田競さん(80)は「脳活」を実践する。
「脳活」とは、脳を活発にするための生活習慣のことだ。
★「脳活」でゴキゲン生活
楽しく生きられる「脳活習慣」とは概日リズム(サーカディアンリズム)に合った規則正しい生活
▽美しいものに触れて感動する
▽好きなことをする……
などだが、1日にトータルで7時間の睡眠を確保することを大切にしている。
おいしいものを食べることも脳活になるそうだがうれしい情報がある。
「最近になって、脳にいい食べ物、ブレインフードがわかってきました。
注目すべきはコリンという栄養素です」
コリンは大豆に含まれていて、大豆レシチンと呼ばれる。
昨年100歳になった現役の医師、日野原重明さんが摂っていることでブレークした。
「大豆レシチンは脳内でアセチルコリンに変わります。
アセチルコリンは記憶や認知に関わる神経伝達物質です。」
大豆以外でコリンが含まれるのは
▽目玉焼き▽鳥レバー▽豚肉▽牛肉の煮込み
ブレインフードは鮭、卵の黄身、ベリー(イチゴなど)、赤肉(牛、豚など)
【「死ぬまで現役」と構えない】
今年、90歳になる現役芸人、内海桂子師匠
転んだら、起きりゃいいのよ「人生の知恵」
「身から出たサビ、磨くは自分、見栄を捨てれば、身が光る」
人生、転ぶのを怖がってたら、何も始まらない。転んだら起きりゃいいのよ。
『悩むヒマありゃ、動きなさいよ!』死ぬまで現役、90歳
「足で歩いちゃダメ。腰で歩くのよ。
こうやって腰をふりながら歩くと下半身が活性化するの」
今も1ヶ月に2~3日、浅草の東洋館で舞台に立つ。
「死ぬまで現役、なんて構える必要はない。
ババアはほかにやることないんだから。
120歳になっても時代に合わせて生きていくでしょうね」
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そして笑う……。
「笑うことで、ウイルスを撃退したり、
がん細胞を殺す働きをするナチュラルキラー(NK細胞)が活性化されます。
いつもニコニコして『セロトニン(幸せホルモン)人間』でいきましょう」
あるがまま。肩の力を抜いて笑って食べて走って。
「がんばらない」60歳からの実践 サンデー毎日2012/7/29号
【平蔵の独り言】
つまり、心を豊かにしてくれる「ウマイ」と思うものを食べて、
『人生の花は60代だ』日々を過ごし、
★「脳活」でゴキゲン生活
・美しいものに触れて感動する
・好きなことをする……
などだが、1日にトータルで7時間の睡眠、
脳にいい食べ物、ブレインフード(注目すべきはコリンという栄養素です)
コリンは大豆に含まれていて、大豆レシチンを牛乳に入れて飲み、
【「死ぬまで現役」と構えない】
「死ぬまで現役、なんて構える必要はない。
ババアはほかにやることないんだから。
団塊の世代の先頭にいるので“ジジイ”を認めたくないが
“ジジイ”はほかにやることないんだから。
まだまだ 「煩悩」にどっぷり!
そして笑う……。
by asanogawa-garou | 2012-08-08 15:40 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)