「いい人だった」なんて、そんなのつまらない  『恋愛の達人』が語る〔渡辺淳一〕   

2012年 09月 20日

「いい人だった」なんて、そんなのつまらない
             『恋愛の達人』が語る〔渡辺淳一〕


死はナッシング:これが僕の宗教でもある。
最後に「いい人だった」なんて言われながら死んだって、結局死ぬわけでしょう。
そんなのつまらない。


だからこそ、生きているあいだに精一杯生きなきゃと思った。
今懸命に何かをしなくては、と思うようになった。

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来世なんかありはしない。だからこそ現世で、力いっぱい生きたいと思った。
出来得るなら、自分の生きた証しを色んなかたちで残したい、と。

人間と人間、生きてる者同士の温もりって本当に素晴らしいと、心から感じた。

老いた体にとっては、1日1日を過ごすこと自体が大変なんだと思う。
歳をとると色んなところに外出したり、人と話したりすることがなくなってくる。
それは疲れてるから、それよりは家で休んでいたい、ということで。

体力の衰退感の中で、自分をよくよく見つめ直して、
やはり二、三年はためておいて、
やがて意欲がわいてきたときに書く。そう意欲が爛熟したときにね。

とくに女性から非常に刺激を受けるね。
男は女性という性にひかれるんだけれど、
それは自分と違う性だから、圧倒的に違うから好きなんで。

まず肉体が違うということもあるけど、
考え方や夢見てることがまったく違う。

こんなに違う生き物どうしが愛し合うように創り賜うた人間の祖先って、すごいと思うね。

だから、オジサン族が閉じこもって女性と近付かないのが信じられない。
それじゃ刺激がなくて、老けるばかりでしょう。
男と女、これだけかけ離れているにもかかわらず、違うからこそ惹かれあい、素敵なんだと思う。

連続インタビュー8
私の「大往生」
週刊文春2012/8/30号


【平蔵の独り言】
来世なんかありはしない。だからこそ現世で、力いっぱい生きたいと思った。
出来得るなら、自分の生きた証しを色んなかたちで残したい、と。

高倉健さんは、映画を通じて「こんな生き方があってもいいのではないか。それを見せたい」と語っている。

今日、今を大切に
圧倒的に違う、女性に惹かれて、励まされて、刺激を受けて、明日も歩こう!

ですね。
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by asanogawa-garou | 2012-09-20 14:25 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)