[森光子]【森光子83歳、スクワット150回超元気、この5月の誕生日(89歳)放浪記2000回】   

2012年 12月 06日
[森光子]【森光子83歳、スクワット150回超元気、この5月の誕生日(89歳)放浪記2000回】
42年間で1572回の上演「放浪記」
・女の一生・継続は力なり
・森光子さんは一日にしてあらず
【舞台「放浪記」 森光子、9日に単独主演2000回】
・森光子、支えた卵と肉&歯磨き&スクワット

[森光子]歌手の松任谷由美さんが尋ねた「この先に何があるんですか」「飽きないでください。それだけでいいです」
  春秋 2012/11/16付

歌手の松任谷由実さんが尋ねた。
「(私は)こんなにステージをやってきて、お客さんも喜んでくれているけど、この先に何があるんですか」。
森光子さんが答える。
「飽きないでください。それだけでいいです」。
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【森光子83歳、スクワット150回超元気
この5月の誕生日(89歳)放浪記2000回】

42年間で1572回の上演「放浪記」
・女の一生・継続は力なり
・森光子さんは一日にしてあらず
【舞台「放浪記」 森光子、9日に単独主演2000回】
・森光子、支えた卵と肉&歯磨き&スクワット
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【森光子83歳、スクワット150回超元気
この5月の誕生日(89歳)放浪記2000回】

42年間で1572回の上演「放浪記」
 女優、森光子(83)主演の舞台「放浪記」の製作発表が2日、都内で行われた。
昭和36年10月20日に初上演され、現在まで42年間で1572回の上演数を誇る。
 今公演は8月29日の博多座を皮切りに、11月1日から東宝芸術座、来年1月29日から梅田コマ劇場、3月2日から中日劇場と、4大都市を縦断。
9月21日に1600回、3月3日に1700回を迎える。
森は初上演から1度も公演を休んでいない。
過去に肺炎で入院した際、病院から舞台に通ったという。

 森は「7、8年前からトレーナーに筋力トレーニングのプログラムを作ってもらってます。毎日ヒンズースクワットを150回やってます」と驚異のトレーニング方法を披露した。

 同舞台では“でんぐり返し”が名物だが、「五輪を見てコツをつかんだ」と笑顔で話していた。
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女の一生・継続は力なり
森光子さんは、林芙美子の『放浪記』を菊田一夫の視点から戯曲化された『放浪記』の主役をこの三月で1900回以上勤め上げた大女優である。
今では林芙美子の『放浪記』と言うより森光子の『放浪記』の方が相応しいほど、
この芝居に徹し、森光子さんの女優人生はこの『放浪記』とともに歩み続けてきたと言っても過言ではない。
そして、今では森光子の『放浪記』か『放浪記』の森光子となっているが、『放浪記』の森光子は菊田一夫との出会いがなければ存在しない。

 1958年のこと、菊田一夫は梅田コマ劇場に打ち合わせに来ていたとき、ハイヤーの待ち時間の間に森さんが出演していた喜劇を客席の最後部から見たことがきっかけとなり、東京に呼ばれ、菊田の作品に出演するようになった。
 1961年10月、『放浪記』は日比谷・芸術座で上演の運びとなるのだが、菊田には一生脇役と言われていた森さんは主役に抜擢された。
初めての主役であり、森さん41歳の時であった。
初演は7ヶ月のロングランとなり、大成功で終わった。


当時、日本の商業演劇では再演の習慣がなかったため、10年後にようやく再演が実現したが、
演技力の深まった森さんに菊田は「森みっちゃん、10年間無駄飯くってなかったね」と言ったそうである。

菊田は森さんへの最初で最後のほめ言葉を残し、その2年後に死去した。
菊田の死後、三木のり平により潤色・演出された『放浪記』の主役を務め、森さんは年ごとに芸を磨き、まさに大器晩成型の道を歩むのだが、初演より46年、芸術座が閉鎖されるまで上演回数1858回の記録を積み上げた。
さらに、新築された劇場シアタークリエで上演は再開され、その記録は更新中である。
森光子の『放浪記』は女の一生、それは「継続は力なり」を示すものであり、人生最後まで「自律と自立」は森さんの真骨頂でもあろう。

森光子さんは一日にしてあらず
 森さんは、この5月で88歳、女性の平均余命を超え、今なお矍鑠として現役を務めている。
しかし、その森さんは1950年頃、結核を患い3年間ほどの闘病生活の経験をお持ちで、芸能活動を休止した時には「森光子は死んだ」との噂が流れたそうであり、体が一際丈夫だったわけではない。
特別に体が丈夫でもないのにも関わらず、
平均余命を超えても矍鑠として、お仕事が続けられるところに私たちは森さんに学ぶべき多くのことがある。

 『放浪記』では女の一生を演ずるわけであるから、
若く演じる場面もあれば、老けたように演ずる場面もある。
背が丸くなっては若く見せることはできない。
演技の基本は姿勢・歩き方・発声である。
森さんの場合には立ったり、座ったりするときに使う腰から下の筋肉強化にむけてスクワット(屈伸)を毎日何度もするそうである。
また、演劇の発声法は腹式呼吸であるから、リハーサルを含め、絶えず、腹筋の強化に努めていることにもなる。

さらに、台本に至っては毎回最初から覚え直し、解釈に間違えがなかったか、
あるいは、もっとよい表現はあるのではないかと考えながら読むそうである。

一般人からすれば、1900回も超えていれば、すべてを暗記しているので、
上演の度に読む必要も無いであろうと考えがちであるが、そこが大女優たるとこであり、心構えが違い、認知症など発症する余地はない。

 また、森光子の『放浪記』であるため、代役がいないため、
上演中もさることながら、日々の健康管理に向けた自己管理は徹底して行われているはずである。

その上、演劇は役者、照明、効果、舞台装置がお互いに協力しあってこそ成り立つもので、絶えず、他の人への気配りが必要となる。

森さんは多くの人をまとめながら演技を演ずるわけであるが、逆に、周りの人からも強く影響され、演技は熟成される。

加齢とともにこの日々の緊張感に対する強弱が重要であり、変化の少ない生活は老いを進める。

若い頃は別にしても、70歳を超えた頃からの日々の自己管理には極めて厳しいものがあったに違いなく、「今日の森光子さんは一日にしてあらず」であり、私たちは演劇を通して長い人生修行の結果の賜であったことを見いだしていくべきであろう。

【舞台「放浪記」 森光子、9日に単独主演2000回】2009/05/09 09:06更新
・森光子、支えた卵と肉&歯磨き&スクワット
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女優、森光子(89)の主演舞台「放浪記」が8日、東京・帝国劇場で1999回目の公演を終了。

誕生日にあたる9日、単独主演2000回という前人未到の記録達成を前に、「どんな顔をしていいか表情さえ迷ってしまいますが、ユーモアを絶やさず、体に気をつけてやりたい」と話す。

当日はカーテンコールのスピーチをする予定だが、
「何も考えてません。出たとこ勝負? そうですね。直前になったら考えます!」とお茶目に笑った。
 「放浪記」は作家、林芙美子の波乱に満ちた半生を描いた物語。
森は昭和36年の初演以来、代役なしで単独主演の上演記録を伸ばし続けている。

「若く健康でありたいといつも気をつけています。
この役はできる限り離したくないのですが、それは神様が決め手くださるのではと祈るような思いです」
 衣装や小道具など、初演から使い続けているものも多いという。
森は「皆様の友情、愛情を感じます。一生懸命やりたい」と話している。

森光子、支えた卵と肉&歯磨き&スクワット2009/05/10 09:58更新
 女優、森光子の主演舞台「放浪記」が、森の89歳の誕生日の9日、東京・帝国劇場で、単独主演2000回の金字塔を打ち建てた。
1961年10月20日の初演以来、48年かけて積み上げた大記録。
 森の強じんな肉体を支えているのは卵と肉、歯磨き、そしてスクワットだ。
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卵は1日に必ず2個、朝食時に食べる。
また、カフェの女給、悠起役で共演する有森也実(41)が「お肉を見ると、森さんを思い出す」というほどの肉好き。
牛ロースのステーキが好みで、1回の量は50~80グラム。
歯も健康で、数十分をかけて丁寧に磨き、21本が自分の歯だ。
 森の代名詞ともなったスクワットは、70歳のとき、足腰強化のためスポーツトレーナーの指導で開始。
毎日欠かさず続けている。
2000回公演を迎えるにあたり、朝晩75回ずつを100回ずつに増やした。

森光子「放浪記」ついに2000回公演へ
 9日は公演終了後、NHKの特別番組「おめでとう森光子さん」(後8・0)の生放送に出演。
親交のある王貞治氏(68)、黒柳徹子(75)、萩本欽一(68)と対談する。
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森さんが語った
貧しさはみんながやさしくなれた。
豊かさばかり求めたらやさしさを忘れた。

放浪記(森光子)は情(人情)

貧しさの国(自殺者は一人もいない、一生懸命生きる)

パンダだけが注目された時、他の動物が寂しそうな目をしていた。

<女優として、食べられない時>
進駐軍でジャズを唄っていた。(国境の南:を口ずさんでくれた)

<何のために生きているのか>89歳の誕生日
今年になんないとわからなかったですね。
自分のためですね!


・・・・・一生懸命・・・・生き方がわからない。
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[森光子]歌手の松任谷由美さんが尋ねた「この先に何があるんですか」「飽きないでください。それだけでいいです」

春秋 2012/11/16付

 歌手の松任谷由実さんが尋ねた。
「(私は)こんなにステージをやってきて、お客さんも喜んでくれているけど、この先に何があるんですか」。

森光子さんが答える。「飽きないでください。それだけでいいです」。
松任谷さんの対談集「才輝礼賛」にそうあった。

▼「放浪記」の主人公、林芙美子を41歳から演じること2017回、とさらりと書いてしまうのも憚(はばか)られる。
48年間、後年は短くなったとはいえ、しばらくは5時間半の舞台。
代名詞にもなったでんぐり返しは3回続けてやっていた。
役に恵まれなかった前半生から一転、遅咲きの輝きは日々新面目(しんめんもく)あったればこそだろう。

▼それでも、「リコピーのお光」とあだ名されるほどせりふ覚えがよかったから、ときに魔が差した。
著書「人生はロングラン」では、税金のことを考えながら演じていたことがある、と白状し、ちゃんと芝居をしていたと知ってよけい怖くなった、と述懐している。
「飽きないでください」は何より自らへの戒めだった。

▼酒は強くなく、晩年は「私、2センチください」とワインを頼むのがつねだったそうだ。
気取らない森さんのこと、席の楽しさが目に浮かぶようである。
松任谷さんは34歳上の先輩の言葉に「ズッシリ受け止めました」と応じた。
飽きないでください。
こちらもその難しさをかみしめつつ、大女優をしのんでワイン2センチ――。


【平蔵の独り言】
森さん41歳で『放浪記』初主役、89歳まで現役
森さんが挨拶で語っていた自作の川柳がある。
「あいつより うまいはずだが なぜ売れぬ」

大滝秀治さん48歳までは喰えなかった、87歳まで現役
声が汚いと裏方

<何のために生きているのか>89歳の誕生日
今年になんないとわからなかったですね。
自分のためですね!


「飽きないでください。それだけでいいです」

【独り言】
飽きないでください。・・・
この言葉ですね!
朝晩の体操はもう2年、スクワットも取り組み始めた。

欲張らずに男の健康寿命70歳をめざして!

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by asanogawa-garou | 2012-12-06 14:11 | 人間模様 | Comments(0)