〔小泉今日子〕「一人の人間として、普通になんでもできる人じゃなければ、生きている意味がなくなる・・」 |
2014年 06月 10日 |
〔「やり残したのは出産」「死に憧れていた」小泉今日子の赤裸々トークが達観しすぎ!?〕
【インタビューで激白 小泉今日子が“痛烈”業界批判の波紋】
〔■「もっと大人がちゃんとしろ」〕
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「一人の人間として、普通になんでもできる人じゃなければ、生きている意味がなくなるじゃないですか」〔小泉今日子〕
〔「やり残したのは出産」「死に憧れていた」小泉今日子の赤裸々トークが達観しすぎ!?〕
メンズサイゾー 2014年6月9日 18時00分 (2014年6月10日 15時40分 更新)
※イメージ画像:小泉今日子『Nice Middle』ビクターエンタテインメント
毎回、3人のゲストがトークを繰り広げる『ボクらの時代』(フジテレビ系)。
8日の放送では、前週に引き続き小泉今日子、中井貴一、ドラマディレクターの宮本理江子の3人が登場した。
小泉と中井は、宮本が演出を担当した2012年のドラマ『最後から二番目の恋』でダブル主演を務めており、現在、第2シリーズの『続・最後から二番目の恋』が放送されている。
前週、恋愛観やドラマの表現方法、アイドル論などについて語った3人は、
今週も自由なトークを炸裂させた。中井がドラマの収録現場について話し出すと、
小泉は「私がすぐスケバンみたいになる」「私が一番いい加減で…みんな真面目だから」と謙遜、
共演者の飯島直子を「あの人は素敵ね」と絶賛した。
後輩が小泉のことを「キョンキョン」などと呼ぶと、
飯島は「ちょっと早いんじゃない?
キョンキョンって呼ぶの」と注意してくれるようで、
中井は「そこの体育会系的なところは、レディースを見るようだもん」と2人の関係性を語っていた。
また、宮本は芸歴が長い小泉のことを「すごく普通のところを、同時に持ち合わせてる」と評し、
「そうしてるのって、実は大変じゃないですか」とねぎらいを見せた。
それを受けて、中井は小泉のことを「すごく稀有な人だと思う」と表現。
まわりからは“業界チック”なポジションにいるように見えるが、
実際に付き合ってみると「なんだ、普通の人じゃない」と、
芸能界からは一番遠いところにいると感じるようだ。
今では、普通に電車に乗ることもあるという小泉。
アイドル時代も試みたが、まわりの迷惑なども考えてさすがにやめたといい、
「そろそろ、電車いけんじゃないかな」と挑戦したようだ。
アイドル時代にはできなかったことを「後から取り戻した感じ」があるという小泉は、
「一人の人間として、普通になんでもできる人じゃなければ、生きている意味がなくなるじゃないですか」
と有名人ならではの苦悩も垣間見せた。
歌手、女優として長く活躍している小泉だが、
2人からはプロデューサーやディレクターとしての才能があると言われ、
中井から「唯我独尊に見える後ろ姿を残しながら、実は協調性をすごく重んじる」
「人を操るタイプだと思う」と絶賛されていた。
また、死ぬことに対する不安を聞かれた際には
「死ぬことが怖いってあんまり思ったことがなくて…」
「子どもの頃、むしろ憧れていたところがありました」と明かした小泉。…
しかし、48歳となった今は「どうせ死ぬしな、と思って」
「(死が)見えてきたしね」と、考え方が変わっているようだ。
3人の中で唯一子持ちの宮本は「子どもが生まれたときに死を考えた」と話し、
中井は「基本的に大人って子どもを持たないとダメ」「大人になれない」と持論を展開。
姉がシングルマザーだという小泉は、「(シングルマザーに)自分がなろうとは思わないけど」「自分が子どもを持つってことが、ずっと怖いって思ってた気がします」と心境を吐露した。
しかし、やり残したことを考えたとき、「子ども産まなかったな、子ども育てるっていう経験しなかったな」という思いが出てくることもあるようだ。
「小泉は前週も『初のレズビアン女優を目指す』などの発言で笑いを誘っていましたが、死についても達観している様子がうかがえます。
以前、マツコ・デラックスからも『男たちを後ろで操るタイプ』『将来は裏でフィクサーとして活躍する』といった分析をされていましたが、業界人ほど小泉のプロデューサー気質を高く評価しているのかもしれませんね。
『あまちゃん』の出演で再ブレイクともいえる活躍を見せている小泉ですが、
『楽しく飲めるお酒さえあればいい』と基本的にはマイペースで仕事をするのがモットーのようです。
行きつけのバーでは、初対面のお客さんと意気投合することもあるなど、
中井たちの言うように意外すぎるほど“普通”な素顔が小泉の魅力ということでしょう」(芸能ライター)
中井がもともと裏方志望だったことを受けて、「そのくらいの気持ちの方が、(芸能界で)長生きしてますね」と、自身も最初は「やめたくてやめたくてしょうがなかった」と明かした小泉。
気負いすぎない姿勢とあくまで“普通”の感覚を保つことが、
長く芸能界の第一線で活躍し続けられる秘訣なのかもしれない。
将来的には、本当にプロデューサーとして辣腕をふるう小泉の姿を見てみたい気もするが…。
(文=津本ひろとし)
【平蔵の独り言】
「一人の人間として、普通になんでもできる人じゃなければ、生きている意味がなくなるじゃないですか」
【独り言】
『ボクらの時代』は数少ない毎週欠かさず見ている番組であるが
何て、肩に力の入っていない と 小泉今日子 を見た。
「市井の人として生きる」
普通って・・・・
みんな、普通だと思うのだが
百人いたら百人の個性があるのが普通だと思うから
キョンキョンの言うことで “普通” ってそうですよね・・・・・・・・・
【インタビューで激白 小泉今日子が“痛烈”業界批判の波紋】
日刊ゲンダイ2014年4月15日
小泉今日子(48)が意気軒高だ。
昨年大ヒットしたNHK朝ドラ「あまちゃん」の余勢を駆って、
17日からは中井貴一とダブル主演のドラマ「続・最後から二番目の恋」(フジテレビ系)がスタート。
「小泉今日子、48歳。」というセリフでスタートする化粧品CMも好評。
生き生きとしたオトナの女の魅力を振りまいている。
新ドラマのスタートを前にさまざまな雑誌のインタビューに出演しているが、
中でも発売中の「AERA」での発言が業界内で注目を集めている。
ドラマの撮影中のエピソードや生い立ちなどを振り返りながら、
突然、舌鋒が鋭くなったのは今のテレビ界に話題が及んだ時だった。
「私、ドラマが、テレビが、大好きなんです。
テレビがつまんないと<どういうこと!?>って思う。
面白い番組がないとチャンネルを必死で回しちゃう。
テレビにはもっと頑張ってほしいな」と切り出すと、
「私みたいに事務所に入っている人間が言うのもなんだけど、
日本の芸能界ってキャスティングとかが“政治的”だから広がらないものがありますよね。
でも、この芸能界の悪しき因習もそろそろ崩壊するだろうという予感がします」
と痛烈な業界批判。
〔■「もっと大人がちゃんとしろ」〕
小泉の苦言はこれで終わらない。
若い女性アイドルたちへ、芸能界の先輩としてどんな声を掛けるかと問われると、
返す刀で「若い人たちに向かってよりも、若い人たちを動かしている大人たちに向かって説教したい」
「若い子たちは頑張るしかないんだよ、頑張っているんだよ、人の人生を何だと思っているのよ」
「もっと大人がちゃんとしろと言いたいな」とバッサリなのだ。
今どき、ドラマの出演者が芸能プロの政治力や力関係で決まることは“子役”でも知っているが、業界の内側にいる人間からこうした声が上がるのはまれ。しかも、発言者が30年以上も最前線を生きてきたキョンキョンなのである。
「小泉自身は芸能界の最大手プロダクションに長年、所属していますが、
若い頃は事務所の言うことを聞かずに勝手に髪を切ったりと型破りなアイドルだったのは間違いない。
それでも、芸能界で仕事をする以上、守るべきルールを守りながら、
確たる“自分”を貫いてきたという自負がある。
だからこそ、キャスティングが政治力優先で決まる現状が腹立たしいのでしょう。
実力と人気の裏づけがある小泉だからこそ言える至極まっとうな正論です」
(芸能リポーター)
小泉流の痛烈なメッセージは業界の“常識”を変える一刺しとなるのか。
【平蔵の独り言】
「若い子たちは頑張るしかないんだよ、頑張っているんだよ、人の人生を何だと思っているのよ」
「もっと大人がちゃんとしろと言いたいな」
【独り言】
みんな横並び、幼少の頃からマニュアル通り、冒険もさせてもらえなかった世代は
「もっと大人がちゃんとしろと言いたいな」
と言われても何をしていいかわからないですよね・・・・・・
結局、政治力と力関係からはじき出されたら、生きにくい社会なんですね。
by asanogawa-garou | 2014-06-10 18:02 | 『普通』でいい! | Comments(0)