〔下山の時代〕「ジャパン・アズ・No.1の道」高齢化先進国 「超高齢社会のトップランナーである日本は…」(全く世界が経験してない未知の人生を創りだす必要がある) |
2017年 07月 01日 |
〔ジャパン・アズ・No.1の道〕「超高齢社会のトップランナーである日本は…」そして世界各国が、その後に続く。
これは日本の歴史の中で未曾有の出来事だと思っていたのだが、
その実、世界のトップを走る超高齢社会に直面していたのである。
〔下山の時代〕
常に先行走者の背中を見て、後を追いかける生き方はつまらない。
そう思いつつ、あれこれ妄想にふけっていると、
ふと外国に先駆けてこの国だけが先行できる分野のことが頭に浮かんだ。
「超高齢社会のトップランナーである日本は…」
そして世界各国が、その後に続く。
これは日本の歴史の中で未曾有の出来事だと思っていたのだが、
その実、世界のトップを走る超高齢社会に直面していたのである。
五十歳までの人生と、五十から百歳までの人生では、すべてがまったくちがう。
いうなれば下山の時代なのだ。
その後半の時代を生きる思想や哲学、政治や経済などをなんとか創りだす必要があるのである。
そこに活路を切り開くことが、高齢化先進国のこの国に期待させているらしい。
世界がそれを注視している、いうのは冗談ではない。
(生き抜くヒント!)(五木寛之) 週刊新潮平成29年6月29日
【平蔵の独り言】
「超高齢社会のトップランナーである日本は…」
そこに活路を切り開くことが、高齢化先進国のこの国に期待させているらしい。世界がそれを注視している、いうのは冗談ではない。
【独り言】
〔四十にして惑わず〕
孔子が晩年に振り返って言ったことば。
『論語・為政』に「子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず(私は十五才で学問を志し、三十才で学問の基礎ができて自立でき、四十才になり迷うことがなくなった。五十才には天から与えられた使命を知り、六十才で人のことばに素直に耳を傾けることができるようになり、七十才で思うままに生きても人の道から外れるようなことはなくなった)」とあるのに基づく。
七十歳 「従心」
「七十にして心の欲する所に従えども、矩(のり)を踰(こ)えず」
(「論語・為政第二」より )
「心のおもうままに行動しても、人としての道理を外れることは無くなった」ということ。
このように、自分の思い通りに振る舞っても倫理規範を外れることがない、というのは、言わば「人間理想の姿」ということが出来ます。
「自分の欲望をコントロールすること」。また「欲望に左右されない心の安定を持つ」ということです。
「超高齢社会のトップランナーである日本は…」
〔四十にして惑わず〕→四十を七十(古希)か
〔七十にして惑わず〕2500万人
→惑って、「下山の時代」を今日も歩く・・・・・・・・・・
by asanogawa-garou | 2017-07-01 16:20 | 人生 まだ旅の途中 | Comments(0)