〔カーリング本橋麻里〕カーリングの魅力を聞くと、にわかに表情が輝いた。「難しさです」「最近は、本当にカーリングが好きなのか、分からないと感じることもありました。だから、カーリングの楽しさだけを」   

2018年 03月 09日
〔カーリング本橋麻里〕カーリングの魅力を聞くと、にわかに表情が輝いた。「難しさです」
「最近は、本当にカーリングが好きなのか、分からないと感じることもありました。だから、カーリングの楽しさだけを教えてくれた故郷へ帰ります」
〔主将マリリン、裏方も全力 チーム創設、カーリングで銅〕

〔本橋さんのカーリング愛〕
「最近は、本当にカーリングが好きなのか、分からないと感じることもありました。
だから、カーリングの楽しさだけを教えてくれた故郷へ帰ります。
ゲームに勝つためだけでなく、その素晴らしさを体感し、伝えられるそんなチームを自分の手で作ります」

〔日本カーリング女子〕涙の銅メダル 3位決定戦で英国を下す 吉田知「新しい歴史」
(本橋麻里は06年のトリノ、10年のバンクーバーでは「チーム青森」として出場していたが「“北見から世界へ”というチームを作りたい」といった思いから「チーム青森」を離れ、LS北見を創設したという。)
カーリング女子、「おやつタイム」「北海道弁」に癒され男子続出「#そだね~」も登場
カーリング女子「そだねージャパン」が本当に仲良しだとわかる証拠写真

〔主将マリリン、裏方も全力 チーム創設、カーリングで銅〕


渡辺芳枝2018年2月25日05時00分
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①英国との3位決定戦を前に、談笑する本橋麻里(右から3人目)ら日本の選手たち=24日、江陵カーリングセンター、北村玲奈撮影
(24日 平昌五輪カーリング女子3位決定戦)

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②銅メダルを獲得し、喜ぶ(左から)吉田知、藤沢、本橋、鈴木、吉田夕=24日、江陵カーリングセンター、白井伸洋撮影

 銅メダルを獲得したカーリング女子のLS北見の正式名称は、ロコ・ソラーレ北見。北海道常呂(ところ)町(現北見市)の「常呂っ子」の「ロコ」と、イタリア語で太陽を意味する「ソラーレ」を組み合わた言葉だ。考えたのは、本橋麻里(31)。チーム創始者で主将でありながら、今回は裏方に回り、「太陽の常呂っ子」たちを見守った。
 「私の仕事を全力でやるだけ。じゃなきゃ、ここにいない方がいい」と本橋。五輪期間中、午後11時半ごろからの公式練習で、1人で黙々と石を投げた。翌日試合で使う石の滑り具合をチェックし、誰にどの石を使わせるかを考えるためだ。勝った日は自身の取材を短めに切り上げ、敗れた日は一手に引き受ける。出発前には、間食用のリンゴの皮をむくこともあった。
 常呂町出身。「マリリン」の愛称で人気を集め、長くカーリング界を引っ張ってきた。
2010年バンクーバー五輪にチーム青森で一緒に出場した目黒萌絵さん(33)は「昔は自分の作戦が通らないと態度に出す“困ったちゃん”なところもあった」と笑う。
本橋自身も「いらいらして、すごくめんどくさい選手だった。とげとげしている人、と思われていたはず」。
 本橋は2度の五輪出場で感じたことがあった。
「カーリングしかしないというのが日本のスタイル。それには限界がある」。家族を作り、楽しんで競技に打ち込む海外トップチームの姿を見て、「とてもかなわない」と打ちのめされた。
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③銅メダルを手にしたLS北見。スタンドからの祝福に応える本橋麻里(中央) 日本は現在、カーリングフィーバーだ。その中心にいる本橋は喜び、まずは感謝の言葉を口にしながらも、これからのことを強調した。

〔カーリング本橋麻里〕カーリングの魅力を聞くと、にわかに表情が輝いた。「難しさです」
〔本橋さんのカーリング愛〕
「最近は、本当にカーリングが好きなのか、分からないと感じることもありました。
だから、カーリングの楽しさだけを教えてくれた故郷へ帰ります。
ゲームに勝つためだけでなく、その素晴らしさを体感し、伝えられるそんなチームを自分の手で作ります」

本橋さんが2010年の夏に作った新チーム
『ロコ・ソラーレ(太陽の常呂(ところ)っ子を意味する造語)北見』
は彼女の出身地・常呂町を拠点とし、同郷のメンバーが集まった。

「欧州や北欧の選手は、家族を持ち、年を経て、よりカーリング選手へと成長しています。
私も生涯カーリングを愛し、楽しむ選手になりたいです」
その通り、本橋さんは結婚し、男の子の母親になった。

何より、彼女が作り五輪代表になったLS北見はカーリングの楽しさを伝えるアイコンになっている。
夢を叶えた本橋さんの、力強い言葉が忘れられない。
「40代になっても50代になっても鮮やかにストーンを投げる第一線の選手でいたいです」

〔平昌五輪〕カーリング女子日本代表(LS北見)
連日伝えられた勇敢かつ愛らしい姿に、心を射貫かれた人は数知れない。
銅メダル奪取の喜び以上に、藤澤五月さん、吉田夕梨花さん、鈴木夕湖さん、吉田知那美さんの類い希な集中力、そして献身的なプレーと可憐な明るさがカーリングという北国の競技を「やってみたいスポーツ」へと一気に押し上げた。

〔氷上のチェス〕氷上のチェスと呼ばれるカーリングが五輪の正式競技になったのは、1998年の長野五輪。
そこから6大会連続で挑んだ女子代表が叶えた悲願。
表彰台で弾ける笑顔を見せたメンバーは「4年に1度のカーリング」を、返上する存在となった。
このチームを支えメダルを導いたのは、サブメンバーの本橋麻里さん(31)である。
私が、本橋さんに初めて会ったのは、「マリリン」というニックネームで人気になった2006年トリノ五輪の直後だった。
「7位入賞がやっとの自分が人気者になるなんて思ってもいなかった」と開口一番語る本橋さんは、カメラを向けられることに慣れず、自然に笑顔を見せられない、と戸惑う19歳の短大生だった。

シャイな彼女に、カーリングの魅力を聞くと、にわかに表情が輝いた。
「難しさです」
そうきっぱりと言った本橋さんは、私にこう説明してくれた。

「カーリングは、点数を争うゲームですが、対戦チームとの駆け引きが不可欠です。
相手のストーンに当て、進路をふさぐ場所に投げ、激しい攻防を繰り返します。数センチ、時には数ミリが勝負を分けます」

もちろん、激しい頭脳戦はストーンの速度や方向をコントロールする高度な技術を前提としている。

「氷は時間とともにどんどん溶けていきますから、一瞬一瞬、状況判断をしなければなりません。一秒でも気を抜いたほうが負けるんです」
ストイックに競技に臨む本橋さんは、「勝利こそすべて」と自分を追い込み、バンクーバー五輪でも代表として戦った。
けれど結果は8位。

その後に会った彼女から思いもよらぬ胸の内を聞いた。
「最近は、本当にカーリングが好きなのか、分からないと感じることもありました。だから、カーリングの楽しさだけを教えてくれた故郷へ帰ります」

【五輪メダル悲願叶え】
小松成美の情熱取材ノート(こまつ・なるみ=作家)
2018年(平成30年)3月2日北國新聞(夕刊)


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〔日本カーリング女子〕涙の銅メダル 3位決定戦で英国を下す 吉田知「新しい歴史」
(本橋麻里は06年のトリノ、10年のバンクーバーでは「チーム青森」として出場していたが「“北見から世界へ”というチームを作りたい」といった思いから「チーム青森」を離れ、LS北見を創設したという。)

【平昌五輪】カーリング女子、銅メダル 3位決定戦で英国破る 2018.2.24 22:43更新
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⑤ カーリング女子3位決定戦日本対イギリス 銅メダルを獲得、笑顔で日の丸を掲げる藤沢五月ら=24日、江陵カーリングセンター(撮影・松永渉平)

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⑥平昌冬季五輪のカーリング女子で銅メダルを獲得し、スタンドの歓声に笑顔で応える(左から)吉田夕、吉田知、藤沢、鈴木、本橋(共同)
そだねージャパン「まだまだ強くなれる」喜び・今後語る
2018年2月26日21時29分

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⑦記者会見後、記念撮影に応じるカーリング女子の選手たち=26日午後、東京都港区、小玉重隆撮影
 平昌五輪で日本のカーリング界初のメダルとなる銅を獲得したLS北見の藤沢五月、吉田夕梨花、鈴木夕湖、吉田知那美、本橋麻里の5選手は26日、帰国後に東京都内で選手団の記者会見に出席し、メダル獲得の喜びとこれからのカーリング界について語った。
 サードの吉田知那美は「私たち一人一人だと口にも出せず秘めていたオリンピックメダリストという夢は、5人集まると目標になり一つの現実になったんだなあ」と振り返った。
また、スキップの藤沢五月は「メディアの方々がメダル獲得予想をしているなかで、カーリングって競技が出ていなかったことに若干悔しさもあり、若干気持ち的にも楽にできるなと色んな気持ちがあった。今となっては楽しい期間でした」と笑顔を見せた。

 裏方に徹した本橋麻里は初めて出場した2006年のトリノ五輪からの12年間を思い起こしていた。
「この場にメダリストとしていられることに感謝したい。スポンサーや家族にも感謝。銅メダルの意味として歴史的快挙もあるが、がんばったね、まだまだがんばれるね、という色なのかなと思う」と話した。

 カーリングは1998年の長野五輪で正式種目となってから日本としてはメダル獲得まで20年かかった。
セカンドの鈴木夕湖は「まだまだ強くなれると思った大会だった」という。リードの吉田夕梨花はカーリング界について、「まだまだマイナースポーツで、4年に一度のスポーツと言われていますが、常に注目されるスポーツにしたい。
また、子どもたちにも是非、始めてもらいたいなあという思いがある」と語った。

カーリング女子、「おやつタイム」「北海道弁」に癒され男子続出「#そだね~」も登場2018年2月21日7時0分 スポーツ報知
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⑧20日の英国戦で本橋の切ったリンゴを食べながら作戦を練る日本のLS北見の選手ら=樫山晃生撮影

 準決勝進出が期待されるカーリング女子日本代表が、休憩時の「おやつタイム」や作戦会議中に話す北海道弁がインターネット上などで「カワイイ」と注目を集めている。
 メンバー5人はいずれも北見市出身。
この日の試合中にも、語尾を上げる独特の口調で、
「こっちいってみよっか? どうだ~い?」
「うん、そだね~(そうだね)。やってみよ~」
とストーンの方向についてディスカッションしていた。

 もちろん、本人たちはいたって真剣だが、
「これだと押ささる(押されてしまう)よね~」
「したっけ(そうしたら)さ~」
と試行錯誤する姿がお茶の間で「癒やされる」と話題に。
SNS上では「#そだねー」という専門のハッシュタグ(検索をスムーズにするタグ機能)まで登場した。
 「そだねー」ブームはジワジワ浸透中。
北海道・小樽市出身の極楽とんぼ・加藤浩次(48)も、この日放送の日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜・前8時)で
「北海道弁、いいよね。『そだねー、したっけねー、バイバーイ』って言いたくなる」と共感していた。


「藤沢、『そだねー』反響に「なまっていることに気が付かなかった」/カーリング
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⑨3位決定戦から一夜明け、会見に臨むカーリング女子の藤沢五月=韓国・平昌(撮影・早坂洋祐)【拡大】
 平昌五輪最終日(25日、江陵カーリングセンター)カーリング女子の3位決定戦で英国に逆転勝ちし、男女通じて日本初の表彰台に上ったLS北見の日本は、一夜明けた25日、メダル授与式に出席し、選手たちは銅メダルを胸に笑顔を見せた。
 試合中に交わされる「そだねー(そうだね)」の相づちや第5エンド終了後、7分間の休憩時間でおやつを食べる通称“もぐもぐタイム”は大きな話題を呼んだ。
 藤沢は「大会の後半になって、そういう呼ばれ方をしているのを知った」。
 北海道なまりでの掛け合いについては「みんなが北海道出身なので、自然にしゃべっているのが目立ってしまった。
なまっていることに気が付かなかった」と、藤沢は苦笑いを浮かべていた。

カーリング女子「そだねージャパン」が本当に仲良しだとわかる証拠写真

カーリング女子日本代表「LS北見」。
2月24日夜に銅メダルをかけてイギリスと戦います。

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⑩左から本橋麻里、吉田夕梨花、鈴木夕湖、吉田知那美、藤沢五月
メンバー全員が北海道北見市出身の「LS北見」は結成8年目。
五輪に2度出場した本橋麻里主将(31)が、世界を目指してゼロから立ち上げたチームです。

【平蔵の独り言】
「最近は、本当にカーリングが好きなのか、分からないと感じることもありました。だから、カーリングの楽しさだけを教えてくれた故郷へ帰ります」
【独り言】
カーリング? どんな競技、ベスト4で準決勝の対戦相手(予選1位通過の韓国と4位の日本)マスコミの注目度が上がって、「LS北見」
“うーん”と思いながら見ていた(カーリングのゲームの理解が???)
3位決定戦に勝って、「そだね」「もぐもぐタイム」

帰国して、女満別空港、北見市常呂町カーリングホールの中継
古稀を迎えネガティブに過ごしていたが、新しい出来事に遭遇した!
『そだねー』の笑顔がいい!



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by asanogawa-garou | 2018-03-09 16:27 | 今 今日この頃 | Comments(0)